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『日常組の日常展』開催記念インタビュー

『日常組』が初のリアルイベント&展示会『日常組の日常展』を開催! 日常組のメンバーによる開催記念座談会──「僕らがやってきたこと、これからやりたいことを感じ取っていただければ嬉しいです」

 

『日常組の日常展』のコンセプト

──今回、『日常組の日常展』(以下、『日常展』)を開催することになった経緯、そして東京と大阪で開催されることになった感想などお聞かせください。

クロノア:これまでオフラインイベントをやってこなかったんですけど、グッズやムックの制作などでお世話になっているムービックさんといろいろな企画をやる予定がある中の1つに展示会のお話もあったんです。

メンバーそれぞれ、やりたいことやアイデアはたくさんあったけど、実現には至っていなくて。でも今回、機会と場所をいただいたので、ここぞとばかりにいろいろ提案させてもらったら、快く取り入れてくださって、感謝しかありません。

更に東京と大阪で開催すると聞いた時も驚きましたが、日頃、日常組を応援してくださる方だけでなく、たくさんの方に楽しんでいただけることになって本当に嬉しいです。

しにがみ:100点満点のコメントじゃん!

──展示会という形態も日常組らしいですね。

クロノア:展示会はいろいろなものをお見せできる、いい形なのかなと。展示内容はみんなで相談しながら企画を立てていきました。企画を考えていく中で正直、これは使えるのかなというものも結構あって。

我々は『マインクラフト』という舞台で活動していますが、『マインクラフト』を前面に出して大丈夫かな? と心配でしたが、まさかここまで使わせてもらえるとは。

トラゾー:また僕たちは無理かなと思っていたものも逆に「やってみませんか?」と熱くご提案いただいたので、僕らも「じゃあ!」と思い切った企画を出せたのかと思います。

 

 

──『日常展』のコンセプトやテーマは?

ぺいんと:僕たちを知らない人でも楽しめるのはもちろんですが、それ以上に日常組を知っているからこそ楽しめる展示会にしようと。

しにがみ:動画の中と同様に内輪ノリが許されるような。

ぺいんと:まさに「僕たちだけの世界」ですね。知らない人が来たら迷って、出られなくなってしまうかもしれない。

トラゾー:日常組の動画を全部見るまで出られなくなるとか。

しにがみ:そんなことないですよ! 皆さん、気軽に来ても大丈夫ですからね!

──『日常展』の公式サイトを見たら「日常組の歴史を振り返りながら、来場者の皆様をおもてなし!本人たち考案・提供の展示企画や、来場者参加型の企画など、見どころ満載でどっぷり日常組ワールドに浸れること間違いなし」と紹介されていました。

ぺいんと:そんなこと書いてあるのか!? きっと日常組の世界に浸れることは間違いないんでしょうね?(笑)

しにがみ:展示会といっても見るだけではなく、遊べたり、体験できるコーナーがあるところが魅力かなと思います。

──会場入口では、この『日常展』のために作られた新作動画が見られるんですよね。しかも4種類もあるとか?

ぺいんと:皆さんをお出迎えする場所で流れる映像なので、みんなに語りかけたり、窓をイメージして僕らの部屋を外からのぞいている感じの映像を、血反吐をはく思いで作らせていただきました(笑)。

メンバーにも協力してもらって、台本通りに演じてもらって、とても素晴らしい映像になったと思います。

しにがみ:僕はこの録音でのどが枯れました(笑)。

クロノア:おおむね意味がわからない内容です。

トラゾー:これが流れた時、どんな空気になるのか不安です。

 

 

──ぺいんとさん以外はその出来を不安視されているようですが、ぺいんとさんとしては、この映像を見るだけでも来場する価値があるということですよね。

ぺいんと:まあ……はい~!(声がうわずった感じで)

トラゾー:この微妙な感じ、文字で伝わるかな?(笑)

ぺいんと:メンバーが皆さんのほうを見て、手を振っているような感じで、後方には今までの動画のサムネイルを飾ったり、右側にはアニメイトさんで作ってもらったグッズを、モデリングして改めて3Dにコンバートして並べてみたり。

あとYouTubeの登録者数10万人記念の銀のタテと100万人記念の金のタテもそのまま使ったらマズいかなと思って、一からモデリングして作りました。

しにがみ:そうなんだ!?

ぺいんと:イスや机もいちから作ってますんで。

トラゾー:へー。

ぺいんと:メンバーから「へー」って言われるのはちょっと(笑)。

──ぺいんとさんはこんなに細かい作業を方々に気を遣いながらやられていたんですね(笑)。

ぺいんと:だからメンバーに読ませるセリフには一切気を遣わず。

しにがみ:僕らにはまったく気を遣われてない。

ぺいんと:こんな素敵な映像に出られるんだから、お前らにはこれくらいのことはやってもらうからという気持ちで。

トラゾー:僕らにも素敵なセリフを話させてくれ。

しにがみ:でも割と楽しかったですけどね。

クロノア:その場でセリフを考えたしね。

ぺいんと:みんなで会話している時、「これから台本考えるわ」と。

しにがみ:1時間かからないくらいで、全部の台本書き終えてたもんね。

──でも皆さんの動画を170インチの大画面で見られるのは貴重な機会だと思います。大画面でも堪えうるハイクオリティな動画ということですね。

ぺいんと:僕的には堪えてくれという感じです。

しにがみ:スマホがギリだと思うけど、大丈夫かな?(笑)

ぺいんと:もし見るに堪えなかったら、目を細めて見てもらうとか。

クロノア:「スクリーン前数メートル離れて見てください」と注意書きを貼っておこうか?

ぺいんと:170インチってどれくらいの大きさなんだろう?

トラゾー:ぺいんとの家にあるモニターの1/4くらいじゃない?

ぺいんと:うちのはそんなにデカくないよ! 

 

「マイクラ盗賊」のゾーンでは宝物の数々やメンバーの音声解説も!

 

──会場のレイアウト写真を見ると入口の先には日常組の世界が広がっています。

クロノア:触れるものが多すぎて、どこから語ればいいんだろう?

しにがみ:ヒストリー写真があるね。

ぺいんと:入るとすぐ「マイクラ盗賊」のゾーンもあって。「マイクラ盗賊」に登場した宝物の数々が置いてあったり、スイッチを押すと僕らの説明も聴けます。

しにがみ:宝物が精巧すぎて、ルパンが盗みに来ちゃうかも? 盗んでいいのは怪盗の僕らだけなので(笑)。

──では警備員の配備が必要ですね(笑)。

ぺいんと:トラゾーさんが警備員の制服で監視します。

トラゾー:なぜか自宅にコスプレー用の警備員の衣装があります(笑)。でも僕が警備員をするということは、動画の中で僕が担当している道化師という盗む側の人間という可能性もあるわけで。展示会が終わった後になくなっているかもしれません(笑)。

──そんなストーリーまで考えているなんて、本当にすごいですよね!

ぺいんと:口から出まかせを。

トラゾー:当時、展示会をすることになるなんて思ってもみなかったから宝物も結構適当で。なんだよ、「トラソの絵画」って(笑)。

ぺいんと:あとお宝つながりでいうと、メンバーの私物コーナーもあります。この取材の時点では何を飾るのか決まっていませんが、危険なものがある可能性も。

しにがみ:ないよ! 僕らが普段使ってものを見ていただくということは、僕らと会っているのと同じですから。

トラゾー:ぺいんとには指毛を剃っていただいて。

ぺいんと:それはもちろん、しにがみさんはUNOで下ろしたパンツも。

しにがみ:それはダメだろ!

──皆さんの残り香を感じられるコーナーもあるといいですね。

ぺいんと:それはやっぱりパンツですね。

しにがみ:野郎のパンツの残り香はイヤだ!

トラゾー:皆さんがワクワクするようなものを展示したいと思います。

──鉄格子っぽいものが見られるのは「マイクラ脱獄」のコーナーですね。

トラゾー:まさか「マイクラ脱獄」があそこまで再現されるなんて。「大丈夫かな?」と心配なところもありますが、収監されたい方もいらっしゃると思うので、ぜひ捕まって収監されて、存分に反省してください(笑)。

先ほどもお話ししましたが会場内には至る所にボタンがあって、僕らの解説が聴けますが、この「マイクラ脱獄」の牢獄の中でも限定ボイズが聴けます。怒られたり、ほめられたりできるとか。

──おおまかに分類すると動画内の企画を再現するゾーンと、10周年を記念して公開されたMV「くだらない日常」をイメージしたゾーンがあるんですよね。

ぺいんと:日常組の世界に入り込んだような感覚を再現できるようにすべてのブースを作っています。

しにがみ:ファンの方に喜んでいただけるような小ネタも満載です。実際に見ていただいて、心の中でツッコミまくっていただけたら。そして見るだけではなく、遊びながら楽しんでいただける体験型展示会でもあるので。

トラゾー:座ったら死んじゃうかもしれないイス、キラーチェアもありますから(笑)。

──公式サイトには「最後の大画面には何が映し出されるのか…? ぜひスマートフォンやタブレットをお持ちになって会場へお越しください。」という一文も。

 

 
しにがみ:実は皆さんも僕らと一緒にこの展示会を作り上げるメンバーになれるという企画です。内容は来場されてのお楽しみということで。

ぺいんと:皆さんの期待に応えられる、いやそれを大きく超えられる展示会になっていると思います。

──ちなみに入場チケットには限定グッズ付きのものもあるということですが。

ぺいんと:僕らが実際に直筆で書いているものを複製した招待状になっています。1人ずつ書いたので4種類のはずなんですけど、なぜか5種類あって。あれ? クロノアさん、2枚ないですか? もしかして偽物が混ざっているとか?

しにがみ:クロノアさんファンには悪いけど、低確率で怪しいほうが渡ってしまうかも。

トラゾー:ただ、本物のクロノアさんの方も「クロノアさんはきっとマジメに書いているんだろうな?」と思って見てみたら、これだったのでビックリしました。

クロノア:気持ちをたっぷり込めました。

 

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