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サンフェスにて『勇者特急マイトガイン』上映会&トークショー開催、レポートが到着

「サンライズフェスティバル2023」にて『勇者特急マイトガイン』上映会&トークショーが開催! 檜山修之さん、置鮎龍太郎さんらが登壇のイベントレポートが到着!

アニメファンのための夢の祭典「サンライズフェスティバル2023」にて、2023年1月21日(土)に東京・グランドシネマサンシャイン 池袋で『勇者特急マイトガイン』の上映会が実施されました。

上映会では『勇者特急マイトガイン』の3エピソードが上映され、トークショーも実施。監督の高松信司さん、旋風寺舞人役の檜山修之さん、ファイアダイバー/ガードダイバー役の置鮎龍太郎さんが登壇し、放送当時の話題などで盛り上がりを見せました。

本イベントの公式レポートをここで公開します。

 

『勇者特急マイトガイン』上映会&トークショーのレポートが公開

1月9日(月・祝)から始まった、バンダイナムコフィルムワークスの上映イベント「サンライズフェスティバル 2023」(サンフェス 2023)。1月21日(土)にはグランドシネマサンシャイン 池袋で、『勇者特急マイトガイン』が定刻通りに上映された。

今回は、ファン投票で選ばれた2~4位の、第8話「納豆に手を出すな!」、第22話「美しき悪の華」、第47話「嵐を呼ぶ最終回」の全3話を上映。

なお、1位だった第16話「ブラックガイン」は、YouTube サンライズチャンネルで期間限定配信された。

上映前にはゲストとして、監督の高松信司さん、旋風寺舞人役の檜山修之さん、ガードダイバー/ファイアダイバー役の置鮎龍太郎さんをお迎えして、トークイベントが開催された。
 

▲BGM に露湖藻雷蔵の挿入歌「レッツ・マイトガイン!!」が流れ、気分が自然と盛り上がる

▲BGM に露湖藻雷蔵の挿入歌「レッツ・マイトガイン!!」が流れ、気分が自然と盛り上がる

 

MC も担当した置鮎さんの「合体、ガードダイバー!」の第一声とともに、拍手の中トークショーがスタート。会場には30年前の放送当時に見ていた人も多く、根強い人気の高さを感じる。まず、当時のアフレコの話に。

 

▲『マイトガイン』で勉強させてもらったことが血肉になっているという高松信司 監督

▲『マイトガイン』で勉強させてもらったことが血肉になっているという高松信司 監督

 

高松:「当時は新人の監督だったので、なかなか声優さんともお話もできなくて、アフレコ現場では音響監督の千葉耕市さんにみんなやっていいただきました。最近、音響監督もやらせてもらっているのですが、キャストの方への接し方や、音楽の使い方など、千葉さんから学んだことがすごく多いです」
 

▲勇者シリーズ 2 作品で主役を務めた檜山修之さんは「勇者」の称号を持つ声優

▲勇者シリーズ 2 作品で主役を務めた檜山修之さんは「勇者」の称号を持つ声優

 
檜山:「勇者シリーズの第1作目の『勇者エクスカイザー』から最後の『勇者王ガオガイガー』までずっと千葉さんだったので、この勇者シリーズを全部やられたスタッフというのは千葉さんだけでしたね~」

当時のアフレコ現場では“兼ね役”(一人の声優が複数の役を演じること)が多く、置鮎さんの役を千葉さんが間違えたこともあったという。主人公を演じる檜山さんには兼ね役はなかったが、置鮎さんはメインのファイアダイバー、ガードダイバー以外にもアジアマフィア組織のナンバー2 チンジャ・ルースや、その他の悪党だ3人組のジュンなど兼ね役が多かった。

置鮎さんは当時を振り返り「今思えば、新人声優にいろいろな役をやらせてもらえて自然と鍛えられたので、役の幅を広げることができた」と感謝していた。

発売されたばかりの『マイトガイン』Blu-ray Boxを見返して、どの役を誰か兼任しているか、確認してみるのも面白そうだ。

そして、話題は企画当初の頃の思い出へ。

高松:「サンライズの方から今までの勇者ではなくて、新しい切り口でなにかできないかということで、企画書を書きました。書いた時には勇者シリーズのつもりじゃなかったので、舞人が乗って操縦するスタイルなんですね。それまでの勇者シリーズは宇宙人が乗り物に憑依して変形する形だったのですが、超 AI が意志を持ちながらも操縦は舞人がするという設定になりました」
 

▲この作品で檜山さんを意識したという置鮎さん

▲この作品で檜山さんを意識したという置鮎さん

 

高松:「マイトガインは、小林 旭の『銀座旋風児(マイトガイ)』からきているんですが、自分は世代では無いので当時は知らなくて、たまたまテレビで見て、これだ!と思い企画書にしました。登場キャラクターも日活のスターたちのオマージュになっているんですよ。」

当初、舞人の設定は 18 歳くらいのつもりで、カッコイイ感じだったという高松監督。だが、スポンサーサイドから、「勇者シリーズのターゲットは幼稚園から小学校低学年くらいなのでそぐわない」と言われて、年齢設定を下げて、か
わいい感じに変えていったという。新人監督としては、当初やろうとしていたものとスポンサーとの調整が少し大変だったと明かしていた。

檜山:「僕にとって舞人は、テレビのレギュラー参加作としては 3 本目で、主役は初めてだったんですけど、第一印象は“ずいぶんかわいいな”と。“これは俺の役じゃないな”と思っていたんです。でも、せっかくやらせてもらうわけだか
ら、新しくキャラの広がりができたらいいなと思ってました」

置鮎:「私も舞人のオーディション受けたんだけど、かわいい顔を見て、かわいく演じちゃったんです。現場行ったら、こんなかっこいい声の人がやるんだと。なるほど、このギャップがいいのかなと思ったんです」

檜山:「違うんだよ。あれが、あの時、俺にできる最高にかわいい少年の声だったんだよ」

大爆笑の置鮎さん。『ガオガイガー』のオーディションでも同じような経験をし、主役を2度も逃した記憶に残るエピソードを披露してくれた。そのほか、ゲーム用の収録での雷張ジョー(らいばるジョー)役の緑川 光さんのエピソードなどに花を咲かせ、檜山さんと置鮎さんの絶妙な掛け合いに笑い声が絶えない楽しい会場であった。最後にゲストからメッセージも

置鮎:「30年ぶりの『マイトガイン』ということで、いろんな話がありすぎて、すぐ出てこない感じです。メンバーもいっぱいいますので、日を改めまして話せるうちに話しておこうマイトガイン!みたいな。Blu-ray BOXのライナー・ノーツには、いろんなエピソードも載っていますので、ぜひぜひ読んでください」

檜山:「こういう形で Blu-ray になり、またこうして会場に足を運んでいただける。そういう作品に主役として関われたこと、声優として本当に嬉しく、誇りに感じております。あと、アクションフィギュアの THE 合体シリーズで「THE 合体 マイトガイン」の予約が受付中です。昨年末に販促用PVで舞人でナレーションをやらせていただきました。これからもマイトガインを愛してやってください」

高松:「30年経って、こういう形で見ていただけるのは監督として本当にありがといことだと思っています。テレビシリーズ初監督だったので、自分のいろんなところをさらけ出しているフィルムなので、その辺も含みおいて楽しんでいただけたらと思います」
 

▲締めは檜山さんの「レ~~ッツ、マ~イトガ~イン」の決めセリフ!

▲締めは檜山さんの「レ~~ッツ、マ~イトガ~イン」の決めセリフ!

 
なお、『勇者特急マイトガイン』Blu-ray BOX1は、第1話が放送された 1993年1月30日と同じ 2023年の1月30日にフライングドッグより発売。オーディオコメンタリーや全124ページの「CHARACTER FILE」など特典満載となっているので、ぜひチェックしてみよう。

詳細は、『勇者特急マイトガイン』公式サイトをご覧ください。

 

『勇者特急マイトガイン Blu-ray BOX』

(C) サンライズ
(C)創通・サンライズ
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