音楽
麻倉ももが「シュワワ!」に閉じ込めたフレッシュな思い

「青空の下でみんなで踊っているイメージがバッと広がって。ライブでみんなで踊れる曲にしたいなと思いました」“特別な季節さそう”扉が爽やかに開く 麻倉ももさんニューシングル「シュワワ!」インタビュー

声優、アーティスト、そしてTrySailメンバーとして、豊かで柔らかな表現力を発揮している麻倉ももさん。2022年のアルバム『Apiacere』、そして初のライブツアー “Piacere!”を経て11枚目のシングルをリリースする。

本作は発売時期に合わせて、夏がテーマ。タイトル曲「シュワワ!」は前向きさや明るさが光るサマーソングで「ライブで披露したときに、みんなで踊れたらいいなって」と声を弾ませる。キラキラとしたフレッシュな歌声やサウンドからは海辺での爽やかな景色が思い浮かぶ。一方、カップリング「嫌いになれない。」では夏の夜空の景色、「シュワワ!」とは違った主人公像をみずみずしい感性で描き出した。

アーティスト・麻倉ももが本作に込めた思いを探っていく。

夏を感じさせる「シュワワ!」完成!

――シングルが気づいたら約1年半振りとなって。なんだかあっという間な気がします。

麻倉:確かに! ライブをやっていたら、もうそんなに経っているんですね。あまり空いたという感覚がなくて。今言われて「1年半振りなんだ」と思いました。

――この1年半は声優業だけでなく、TrySailとしての活動も活発でした。この1年半はアーティスト・麻倉ももにとってどのような期間になったと感じていますか。

麻倉:この期間に、初のライブツアー(2022年開催「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」)もあって。自分の中でまたひとつ成長できたなと実感できるものでした。みんなで何かを作る、ということに関して「私もやればできるんだ!」って自信にもなりました。その地続きとして今回のシングルがあったので、「よしやるぞ!」と気持ちを改めるような感覚はなかったんです。でも次のライブやアルバムを見越した上で「私はいま、どういう曲が欲しいのかな」と考える期間にもなったような気がします。

――そして、まさにライブで盛り上がる予感のする「シュワワ!」が誕生しました。

麻倉:はい! 今回の「シュワワ!」は夏に発売するということもあって、夏を感じさせる音や歌詞を意識して作っていて。「満開スケジュール」という曲も夏の曲なので、そことはまた別のベクトルで、夏を感じていただける曲を作ろうということからはじまっていきました。

――同じ夏ではあるのに「満開スケジュール」とはまた一味違う。そこも面白いなと思っていました。

麻倉:確かに、元気で盛り上がる曲ではあるんですけど、「満開スケジュール」は掛け合いや声出しなど、ライブを意識して作っていった一方で、「シュワワ!」は掛け合いはあまりなくて。どちらかというと、みんなで踊れたら良いなと思っていました。

私のライブでも、振りを真似してくれる方が本当に多くって。また、コロナ禍で声を出せない時期に、振りをしてくれる方が本当に増えたんですね。だからこれをライブで披露したときに、みんなで踊れたらいいなって。

それで振り付けの難易度もHIROMI先生と相談して「みんなで踊れるくらいの、真似したくなる振りをつけて欲しいです」とお願いしていました。

――ハートマークのところもすっごくかわいいなって思っていました。

麻倉:ありがとうございます! そこも含めて、ぜひみんなで出来たらいいなって。

――MVにもダンスがしっかり組み込まれていて。そういう思いがあったんだなと納得するところがありました。確かに真似したくなります。

麻倉:身体全体で作るものというより、手振りでできるようなものにしたいなと思っていて。あと、みんなで踊る前提で作ってほしいです、とお会いしたタイミングでお願いしました。

――曲に関してさきほどもお話がありましたが、「踊れる曲で」ということもオファーされていたんですか?

麻倉:いえ、踊れる曲で集めたわけではなく、最初は夏をテーマとした「明るくて、前向きな曲」を集めていただいたんです。その中のひとつに「シュワワ!」があって。「シュワワ!」を聴いたときに、青空の下でみんなで踊っているイメージがバッと広がって。この曲だったらライブでみんなで踊れるなと思って、踊れる曲にしたいなって思ったんです。

――「シュワワ!」には夏を感じる単語がたくさん散りばめられていて。例えば<ドルフィン>とか。

麻倉:そうですね。<サンダル><ピーチスカッシュ>とか。

――ただの炭酸ではなく、「ピーチ」というところに、作詞家の宮嶋淳子さんの愛情を感じました。

麻倉:そうですよね(笑)。私もきっと「もも」だからピーチにしてくださったんだろうな、と思ってふふってなりました。でも私はピーチスカッシュを飲んだことはないっていう。

――そうなんですね! あ、でも言われてみれば私もないかも……。

麻倉:レモンスカッシュはよく見かけるんですけども。どんなものなのか……どこで飲めるんだろう?

――ライブのオリジナルドリンクにしてほしいです。

麻倉:確かにいいですね! やってみたい~!

キラキラして、毎日が幸せ。理想の女の子像

――海辺での景色・映像も思い浮かぶような曲だなと思っていました。

麻倉:私も聴いた瞬間に海での光景がパッと見えました。あと、みんなで踊っている感じとか。情景が思い浮かぶ曲なのかなと思いました。

――レコーディングはいかがでしたか。

麻倉:「シュワワ!」に関しては楽しく歌うのが正解だよね、と思っていて。だから楽しく気持ちよく歌っていました。苦戦をしたという記憶もあまりないです。考えすぎてしまうと、そのワクワク感が出せないのかなと思って、あえてまっさらな状態で歌いました。

――ところで、麻倉さんは夏はあまり得意じゃないって話をラジオなどでもお話されていますよね。

麻倉:(笑)。はい。嫌いなものってそんなにないんですけど、胸を張って言えるものが唯一夏ってくらい苦手で。でも私の歌って、(曲の主人公は)私じゃないというか。私のことを歌っているわけではなくて、私がかわいいなって思う女の子像だったり、理想だったり……私の好きな世界観みたいなものをお届けするというコンセプトで活動しているので、その中に夏が似合うような女の子……キラキラして、毎日が幸せで、海も遊びに行っちゃうよ、みたいな子に憧れがあるのかなと。だからジャケットやMVでも、しょっちゅう海の近くには行っていて。

――確かに。

麻倉:そういうところが反映されているのかなって思いますね。プライベートの麻倉ももは夏は嫌いなんですけど、理想の女の子像にはマッチする雰囲気というか。

――「シュワワ!」の主人公も無邪気で可愛いなと感じたんですが、麻倉さんから見てどのようなイメージがありましたか?

麻倉:みんなから愛されていて、友だちもすごく多くて。基本的にネガティブなことを考えないような、前向きな女の子なんだろうなっていうのを節々で感じるというか(笑)。曲のはじめの<急ぐねごめん 先に遊んでていいから!>と、寝坊したのか、遅刻をしてもあまり悪びれていなくて、周りから憎まれず「また~」って感じで許される人間性なのかなって。

最後の<きっともう開いてるの 今よりも特別なわたしになる扉>ってところも、「きっと」と言っているので確定ではないんですけど、開く確信があるような言い方で。基本的にずっとポジティブなんですよね。ひとつもネガティブなことを言わない、好奇心旺盛な歌詞というところで「いいな、素敵だな」って思いました。

――さきほど理想というお話もありましたが、麻倉さんはこういうタイプではない?

麻倉:<みんな、いくよ!!>という言葉があるじゃないですか。そうやって周りを巻き込んで夏を楽しむとかは皆無です(笑)。

――あはは、きっぱりと。

麻倉:私は「誘われたら行くか」くらいで、自分から人を誘うこともあまりないので。そういう意味では、ちょっと似ていないのかなと思います。

――だからこそ、想像も楽しかったり、歌うのも楽しいのかなって。歌やお芝居の醍醐味なような気がします。

麻倉:そうですね。歌だけではなく、声のお芝居にも言えることですが、自分じゃない誰かになれるって楽しいんですよね。いつも歌の主人公になった気持ちで歌っているんですけど、それが「別の自分になれる」という感じがして、すごく楽しいです。

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