岩田光央さん・蒼井翔太さん・中田祐矢さんら出演の『アニ☆館』第100回記念公開収録レポート＆インタビュー｜いつまでも『アニ☆館』が皆さんの心の中にあり続けますように

公開録音終了後インタビュー

――「アニ☆館」第100回記念!! 公開収録～定期配信を卒業しても忘れないでねスペシャル～を終えた感想をお聞かせください。

中田祐矢さん（以下、中田）：僕は第50回から参加させていただいていますが、加入時がコロナ禍ということもあって、イベントなどで視聴者さんと直接お会いする機会がなかなかなくて、「この番組をどんな方が視聴してくださっているんだろう？」と気になっていました。

そして今回の公録でやっと皆さんと直接お会いできて、お一人お一人のお顔を見させていただけたことで、「この方たちに『アニ☆館』は支えてもらっているんだな」と実感することができましたし、メイトくんのグッズを持参してくださったり、中には自作されている方もいらっしゃって。『アニ☆館』を愛してくださる皆さんとお会いできてとても嬉しかったですし、生配信で視聴してくださった方も見守っていただいているように感じられましたし、コーナーにも参加していただけてありがたかったです。

定期配信は終わってしまいましたが、せっかく皆さんと繋がっている縁や絆ですので、またこの3人とスタッフさんで、『アニ☆館』がやれたらいいなと思っています。僕は明日からでもやりたいくらいです（笑）。言い続けていれば、いつか叶うはずと願っています。

――スベったかなと思った時でも、公開録音だと今日のお客さんのように笑い声や拍手してくれるのがいいですよね。

中田：それでも、今日はなかなかのスベり具合だったと思います。空気がスンとしてましたから（笑）。普段の『アニ☆館』の収録でもスベって、スンとなる瞬間がありますが、スベっても大丈夫と思えるようになったのは、お二人のおかげです。

岩田光央さん（以下、岩田）：スベったのはキミだけじゃないから。

蒼井翔太さん（以下、蒼井）：そうそう。

岩田：今日はみんな、スベり芸だったから（笑）。

第100回記念の公開録音ということで感慨深いものがありました。達成感もあるし、定期配信が終わってしまったことが残念だなとも思えて、複雑な心境でした。この番組の座組が好きで、翔太やだんだん（中田さん）と番組を支えてくれたスタッフさんたちはファミリーみたいなもので、和気あいあいとした中でも真剣にクリエイティブに取り組む姿勢や雰囲気がすごく心地よくて。

『アニメイト音楽館』時代から約9年もやらせていただけたことにとても感謝していますが、今日の公開録音で喜んでくれる皆さんの笑顔が見られたことで、手応えを感じてしまうと「やっぱり、もっとやらせてよ！」と言いたい気持ちにもなったりして。僕ら3人は「いつでも準備できていますよ」と手ぐすね引いて待っていますが（笑）、まずはご覧になってくださった皆さんとスタッフさんたちに今はただ感謝しかありません。

――定期配信は今回のイベントをもって締めくくられましたが、今日は明るく楽しい雰囲気で、お客さんも終始あたたかい感じでした。

岩田：頑張りました（笑）。たぶん、それは座長の翔太をはじめ、みんなが湿っぽくならないようにという意識があったんじゃないかなと思います。9年という積み重ねや想い入れはあるから、ウェットにしたり、感動的にしようと思えばできたけど、あくまで定期配信が終わっただけで、これで『アニ☆館』が終わってしまうわけではないので。

蒼井：僕も頑張りました（笑）。夜公演の皆さんへのメッセージを聞いていると、100回までの間のいろいろな思い出がよみがえってきて、目頭が熱くなり始めてきました。でも、いつもの『アニ☆館』らしく、明るく楽しく終わることができたのはまさに3人のチームワークの賜物かなと思います。

コロナ禍に入った何年かがあって、僕らやスタッフさん、皆さんにとってつらい時期だったと思いますが、『アニ☆館』の収録に行くと、誰ひとり暗い顔をせずに笑顔で迎えてくださって。この番組を通して、スタッフの皆さんの愛をひしひしと感じることができました。

だからこそいい番組が作れたし、見てくださった皆さんも応援してくれたのかなと思っています。この番組に関わる皆さんの熱意と愛と努力を感じながら100回、101回とやってきましたし、僕自身も成長し続けていきたいなといつも思いながら収録に臨んでいました。

そして、まただんだんと岩田さんと一緒にやることができるのならば、その時はまた成長した自分でありたいと思わせてくれた公開録音でしたし、100回、そして101回といい区切りになったと思います。