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『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」瀬戸麻沙美×津田健次郎×羽多野渉インタビュー

重面は満場一致でクソ野郎!? ついにやってきた、覚悟の時ーー『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」第2期12話(第36話)放送後インタビュー 釘崎野薔薇役・瀬戸麻沙美さん×七海建人役・津田健次郎さん×重面春太役・羽多野渉さん

MBS・TBSほかにて放送中のTVアニメ第2期『呪術廻戦』「渋谷事変」。呪詛師の夏油 傑と夏油が呪霊達によって、大規模戦闘がハロウィンの渋谷で勃発! さらに、呪術界最強の五条 悟が封印され、呪術師たちは総力を上げて戦います。

今回は、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さん、七海建人役の津田健次郎さん、重面春太役の羽多野 渉さんによる鼎談インタビューが実現!「渋谷事変」の感想や放送されたばかりの第2期12話(第36話「鈍刀」)についてお話を伺っています。

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最後に笑うのは、人か―呪いか―「五条悟は然るべき時然るべき場所こちらのアドバンテージを確立した上で封印に臨む決行は10月31日渋谷」2018年10月、特級呪霊による交流会の襲撃以降呪術高専内の緊張が高まる中、ついに内通者の正体が判明する。果たして内通者は誰なのか、その目的とは―!?そして、2018年10月31日。ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が降ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。“一般人のみが閉じ込められる帳”という高度な結界術に加え、一般人を介して告げられた「五条悟を連れてこい」という指名から、上層部は被害を最小限に抑えるために五条単独での渋谷平定を決定する。罠を仕掛け待ち構える夏油や真人ら呪詛師・呪霊達、そこに単独で乗り込む五条、さらには“帳”の外側に集結した虎杖、伏黒、釘崎、七海、そして数多くの呪術師たち。渋谷に集結した呪術師VS.呪詛師・呪霊のかつてない大規模な呪い合いがついに始まる―!!作品名呪術廻戦渋谷事変放送形態TVアニメシリーズ呪術廻戦スケジュール2023年8月31日(木)〜2023年12月28日(木)MBS・TBSほか※8/10・17(木)は閑話(前後編)を放送予定話数全18話キャスト虎杖悠仁:榎木淳弥伏黒恵:内田雄馬釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美五条悟...

渋谷事変は重い気持ちになるけれど、何度繰り返し読んでも面白い

ーー「渋谷事変」の原作やシナリオを読んだ時の物語の印象の感想を教えてください。

瀬戸:私は第2期が始まってから読み進めました。「渋谷事変」の原作連載当時は事前にスタッフさんが色々気を遣ってくれていたこともあって、軽くしか読んでいなくて。けれど、第2期が始まる時に本格的に読み始めたら、正直重い気持ちになってしまいました。今は、野薔薇の大事なシーンに向けてどうしていこうかと、原作を読みながら考えています。

「渋谷事変」全体を通しては、あまりにも大きすぎる強さの戦いだなと。これまでの物語でみんなすごく強い戦いをしてきたし、ひとりひとりがすごいパワーを持っているのに、「この人たちが集まってもこんなに敵わないことってあるの?」という絶望感があって。を感じています。

ーー瀬戸さんと同じようにショックを受けた人は多いでしょうね。津田さんはいかがですか?

津田:「『渋谷事変』がついに来るのか」という気持ちで、僕もどうしても重い気持ちになりました。ただ、『呪術廻戦』の持つおどろおどろしさや残酷さに加えて、スピード感があって面白いなとも思っています。

今でもよく覚えているんですけど、原作で「渋谷事変」が描かれていた時期に、アニメの七海のキャストが発表されたんです。しかし、ちょうどそのタイミングで描かれた展開にファンの皆さんの情緒が複雑になっていました。今でも印象深いです。

あと、「渋谷事変」は本当に良く知っている場所が舞台なので、なかなか生々しいと言いますか。もし巻き込まれたとして「僕だったらどこにいるんだろう?」と考えてしまいます。

ーーしかもハロウィンの渋谷というすごいタイミングでした。

津田:いやー、僕は戦えない(笑)。ハロウィンの渋谷はなるべく避けたいですが、仕事で居合わせてしまったら……。「渋谷のこの辺ならギリ大丈夫かな?」とか考えちゃいます。

ーー(笑)。羽多野さん、作品の印象を教えてください。

羽多野:そもそも、取材に呼ばれるとは思っていなかったので、「え!? 重面春太で!?」とびっくりはしていますが、非常に光栄な機会をいただけたなと思っております。

ーーありがとうございます。

羽多野:第1期の時に二言、三言で出させていただいた時は、実はまだ「渋谷事変」を読んでいなかったのですが、周りから「すごいんだよ」という声は聞いていて。、読者の皆さんも「渋谷事変」に並々ならぬ思いを抱えているんだなと思っていました。

それから、第1期の出番が終わった後、原作を読ませていただいて、非常に情報量の多い複雑な展開だなと感じました。登場人物それぞれに、戦うための目的や戦わなきゃいけない因果があって。何度も何度も繰り返し読んで「この動きが後々こういうことだったのか」、「非常に深いシナリオになっているんだな」と、絶賛するファンのみなさんの思いを知ることができました。

しかし、重面の視点になった途端、どうしても語ることができず、僕はずっと「ごめんなさい。調子に乗ってすみません」としか言えなくなってしまいますが……。一読者としては何度も何度も読んでいます。

今日も原作を用意していただいたので、取材の前に「渋谷事変」のおさらいとして重面が出ていないところから読んでいましたが、何度読んでも非常に面白いシナリオだなと思っています。

ーーシリーズ全体を通して、好きなキャラクターや気になるキャラクターはいますか?

瀬戸:私は、脹相(CV.浪川大輔)と壊相(CV.檜山修之)の弟の血塗(CV:山口勝平)です。見た目がかわいいのでずっと好きでした。ただ、アニメで色が着いたら想像していた色と違って少し気持ち悪いなと思っちゃって(笑)。

羽多野:結構言いますね(笑)。

瀬戸:(血塗に)ちょっと悍ましさを感じちゃいました。でも、好きなキャラクターです。「渋谷事変」で自分以外のキャラクターとなると、気になるキャラクターはいっぱいいるんですけど……ナナミンと虎杖です。ナナミンはエピソードを通して好きで、津田さんを前にして話すのは恐縮ですが、どういうお芝居になるのかがすごい楽しみです。

津田:プレッシャー(笑)。

瀬戸:勝手に楽しみにしています(笑)。虎杖は「渋谷事変」に入ってからツラいことが降りかかってくるので心配です。「虎杖をひとりにしたくないな」と本当に思います。なので、「渋谷事変」に突入した今、虎杖がすごく心配で気になるキャラクターになりました。

羽多野:読んでいて思わず涙が流れそうになったのは究極メカ丸(CV:松岡禎丞)ですね。すごく切なくて。

「渋谷事変」は、彼の存在と生きた証がなければどうにもならなかったんではなかろうかと思います。彼が大切なものを守りたいと思う、生きた証がシナリオで大切に描かれています。

津田:僕は野薔薇と虎杖です。自分も読んでいて「七海ー!」となりましたが、「野薔薇ー!」などと色々衝撃を受けました。

ーー瀬戸さんは「渋谷事変」になってから虎杖が気になるようになったそうですが、津田さんはいつから虎杖を気にかけていますか?

津田:虎杖は第1期の時からずっと、好きなキャラクターNo.1ですね。七海との関係性が深いからだとは思いますけど、彼の成長物語と言いますか、「虎杖には頑張ってほしいな」とずっと応援しています。

 

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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