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『ウルトラマンブレーザー』梶原颯×内藤好美×伊藤祐輝インタビュー

『ウルトラマンブレーザー』バンドウ ヤスノブ役・梶原颯さん×ミナミ アンリ役・内藤好美さん×ナグラ テルアキ役・伊藤祐輝さんインタビュー|バトンのように繋いだ隊員同士の想いと絆――SKaRD(スカード)に待ち受ける最大の試練とは?

毎週土曜 あさ9時からテレビ東京系列にて放送中のシリーズ最新作『ウルトラマンブレーザー』。

防衛チームの隊長がウルトラマンに変身するという斬新な設定や、作り込まれた世界観など、大人も楽しめるストーリーが話題を呼んでいます。

今回は、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」に所属するバンドウ ヤスノブ役・梶原颯さん、ミナミ アンリ役・内藤好美さん、ナグラ テルアキ役・伊藤祐輝さんにインタビューを実施! 演じるキャラクターへの想いやお気に入りの怪獣、撮影中の思い出など、様々な角度からお話を伺いました。

※この記事は「登場人物」としてではなく、演じる「俳優」としてのインタビュー記事です。

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ウルトラマンブレーザー
世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国は、地球の内外から攻めてくる怪獣や地球外生命体に対処するべく、1966年に地球防衛隊「GGF(GlobalGuardianForce)」を設立していた。自然破壊や温暖化が急激に進む現在。ある夜、宇宙甲殻怪獣バザンガが出現。地球防衛隊の掃討作戦は難航し、ヒルマゲントが率いる特殊部隊が絶体絶命の危機に陥る。その時、眩い光とともに謎の巨人が降臨。何十年も前から宇宙飛行士たちの間で噂されていた未確認大型宇宙人、コードネーム「ウルトラマン」だ。その後、司令部に呼び出されたゲントは突如、ある任務を言い渡される。それは、密かに組織されていた、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(SpecialKaijuReactionDetachment)」の隊長就任。怪獣型の主力巨大メカ「アースガロン」を駆り怪獣災害に立ち向かう特殊部隊の指揮。それと同時に、バザンガの戦いで出現した「ウルトラマン」が排除すべき敵なのかを調べる任も命ぜられたゲントの脳裏に、遥か遠くの銀河…ブレーザーの眩い光の記憶が煌めく。「俺が行く。」ウルトラマンブレーザーの光に包まれたゲント隊長は今、組織されたばかりの「SKaRD」に配属された個性豊かな隊員たちとともに、確かな勇気と揺るがぬ正義を胸と...

内藤さん直伝のバーピージャンプとは? 梶原さんの強烈な筋トレエピソードも!

ーー放送開始から4ヶ月。SNSには毎回大きな反響が寄せられていますね。

梶原颯さん(以下、梶原):ありがたいことに毎週トレンド入りしていますし、日本だけでなく、世界中の人々がこの作品を観ているんだなと日々実感しています。

内藤好美さん(以下、内藤):SNSでは放送中にも視聴者の生の声が見られますよね。リアルタイムで感想を追えるのは面白いですし、多くの方に観ていただけて嬉しいです。

伊藤祐輝さん(以下、伊藤):僕の地元の知り合いからも「ブレーザー人気だね」、「うちの子が見てるよ!」という間違いない反響を沢山いただいています。まだまだ慣れませんね(笑)。

内藤:慣れないよね。

伊藤:撮影中は視聴者の反応が分からないので、みんな少しずつ不安を抱えていたと思うんです。今の状況は本当にありがたいですね。

ーーSNSでは、みなさんがプライベートで鍛えている様子もお見かけします。普段はどのようなトレーニングをされているのでしょうか。

内藤:私はパーソナルトレーナーもやっているので、暇さえあればジムで鍛えています。逆に家ではほとんどやらないですね。

ーー梶原さんは、第6話「侵略のオーロラ」で素晴らしい肉体美を披露されていましたが。

梶原:毎日1時間半くらいは筋トレしていますね。TBSテレビの「SASUKE」という番組に出場しているので、その練習をしたりとか。朝はトレーニングで出来た手の平のタコをヤスリで削りながら、散歩しています。今日も手を磨きながら歩いてきました!

ーーすごいエピソードが出ました……。

梶原:ボコボコな皮膚が平らになって、どんどん皮膚が硬くなるんですよ。

伊藤:普通の人は中々経験しないよね(笑)。

ーー伊藤さんはいかがですか。

伊藤:僕はお2人に比べると……。ですが、実はアンリ(内藤さん)に教わった筋トレを今でも続けています。

梶原:バーピージャンプ(※)!

※腕立て伏せの姿勢になり、立ち上がる流れでジャンプする運動

内藤:テルさん(伊藤さん)のバーピージャンプはすごいですよ。毎日50回くらいしっかりやっていて(笑)。

伊藤:芝居の前に体を起こす必要があって。バーピージャンプは、連続でやるとすぐ体が温まるので今も続けています。

内藤:撮影期間中、私が1ヶ月半で5000回飛ぶというバーピージャンプチャレンジをやっていたんです。休憩中もずっとやり続けていたら、テルさんが参加してくれて。50回連続でやってもついて来てくれたので「テルさん体力あるな!」と思いました。

伊藤さんが語るシーボーズの衝撃

ーーそれぞれのキャラクターについても伺います。田口監督へのインタビューで、バンドウ ヤスノブは途中から関西弁キャラになったと伺いました。役とご自身の間で、ギャップを感じる点があったのでしょうか。

梶原:企画書をもらったときは、メカニックなので頭脳派の人物かと思ったんです。射撃も得意で、自分とは全然違うなと。でも読み合わせが進んでいくうちに、ヤスノブの機械に対する愛が、僕にとっての筋肉への愛……みたいな(笑)。少しずつ共通点を感じられるようになりました。

ーー気に入った機械に名前をつける趣味も面白いですよね。一方で、ミナミ アンリのメイン回はシリアスなエピソードが多いと思います。内藤さんの中で演じる際に意識した点を教えてください。

内藤:ただただ必死にやっていて、あまり記憶が……。初めての連続ドラマ出演だったので、第5話「山が吠える」はとにかく一生懸命でした。草花の声が聞こえるというミズホを私(アンリ)も信じているという設定だったので、最初は「信じる」という言葉が嘘っぽくならないか心配だったんです。普段の私はお化けも信じるタイプですが、不思議な話だからこそ、できるだけナチュラルに演じられたら良いなと。放送を観たら、そこまで違和感はなかったので安心しました。

第9話「オトノホシ」は、アンリの感情が強く出る回でした。東儀秀樹さん演じるツクシさん(ツクシ ホウイチ)との関係性は、台本で描かれている部分が少なかったので、アンリの過去を自分の中でどう作っていくかが難しかったですね。

ーー第5話のラストでは秋田弁を話していましたね。

内藤:撮影では方言指導の方にも助けていただきました。X(旧:Twitter)でも良い感想をいただけて嬉しかったです。秋田の方にガッカリされたら嫌だなと思っていたので……。

ーー心が温かくなる素敵なシーンでした! 伊藤さんは田口監督との面談で、テルアキ副隊長のように怪獣への熱い思いを語られたとか。やはり伊藤さんご自身も怪獣へのこだわりがあるのでしょうか。

伊藤:小さい頃から、ウルトラマンよりなぜか怪獣に目がいく自分がいました。『ウルトラマン』第35話「怪獣墓場」のシーボーズという怪獣に衝撃を受けたんです。地球に来てしまったけど、実は帰りたいと思っていて、倒すべき存在としての怪獣じゃないんだなと。テルアキは「人間と怪獣の共生」という目標を掲げています。面談では「彼の気持ちがすごくわかります!」という話で盛り上がりました。

ーー第8話「虹が出た 後編」で横峯教授を説得するシーンは、テルアキ副隊長の熱い想いが垣間見えました。

伊藤:第7話でまずゲント隊長が説得に行って、説き伏せられず……。第8話では、横峯教授を止めないと日本が終わるかもしれないという状況なので、自分自身も本音で話さないと絶対に伝わらないだろうと思いました。色々な感情が入り交じる中、監督とも事前にディスカッションして、スタッフさんも集中できるように配慮してくださって。あのシーンを作れたことがとても感慨深いですし、贅沢な経験だったと思っています。

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