音楽
angela×蒼井翔太、劇場版『はめふら』主題歌インタビュー

angela×蒼井翔太さんの初コラボシングル「晴れのちハレルヤ!」発売記念インタビュー! お互いに熱望していた念願のコラボが劇場版『はめふら』主題歌で実現!!

絶賛公開中の劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の主題歌になっているコラボシングル「晴れのちハレルヤ!」を、12月6日(水)にリリースしたangelaと蒼井翔太さん。
 
これまで同アニメシリーズでOPとEDを担当してきたangelaと蒼井翔太さんの最強タッグだからこその作品愛がたっぷり詰まった楽曲に。
 
「ずっとangelaさんとコラボできたらいいなと思っていた」「コラボになるかも?と聞いた時に絶対実現させて!と願っていた」というお互いのラブコールが実現した、今回のコラボシングルについて、制作秘話や聴きどころなどたっぷり語っていただきました!
 

 


 
 

お互いに「やったー!!」と舞い上がった初コラボ

――劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(以降、『はめふら』)の主題歌となっている「晴れのちハレルヤ!」。まずは、最初にコラボのお話を聞いた時の率直な感想からお願いします。

蒼井翔太さん(以下、蒼井):「やったー!!」でしたね。TVシリーズの第1期、第2期のOPをangelaさん、EDを蒼井翔太で担当させていただいていましたが、この作品で叶わなくても、いつかangelaさんとコラボできたらいいなとスタッフさんにお話していたんです。
 
だから、今回『はめふら』の劇場版でタッグを組めると聞いて、すごく嬉しかったです。

atsukoさん(以下、atsuko):もしかしたら劇場版は翔太くんとangelaのコラボになるかも……?と聞いたので、どうかそれを実現させていただけないでしょうか!と願っていたんですけど、正式に決まったあとはもう「やったー!!」ですよね!

KATSUさん(以下、KATSU):僕も風の噂で翔ちゃんがangelaと一緒にやりたいと言ってくれていると聞いたので、それはもう強力すぎるタッグじゃないかと。だって、翔ちゃんは『はめふら』のジオルドですよ!? ジオルドと一緒に曲が作れるなんて、と舞い上がっていました(笑)。

――「晴れのちハレルヤ!」は、作曲をangelaのお2人、作詞をatsukoさんと蒼井さんが担当。制作はどのように進められたのでしょうか。

atsuko:まずは、お互いにどういうものを作りたいか。楽曲のテイストや作詞をどうするかといったところから、翔太くんの得意なものとか、いろいろざっくばらんにお話をする中で、方向性を決めていった感じですね。

蒼井:僕はやっぱりこれまでangelaさんが生み出してきた『はめふら』の第1期、第2期の楽曲の世界観がすごく好きだったので、そのangelaさんの世界に自分が入ったらどれだけ楽しいんだろうと。angelaさんが作る世界に飛び込ませてください!というお願いをしたことを覚えています。

――第1期、第2期のOPを踏襲するようなハッピーな世界観のかわいい楽曲ですよね。キャッチーなメロディーも特徴的です。

KATSU:実は、第1期のOPを作る時、最初に思い付いたのがビッグバンドで、ちょっとアメリカンな雰囲気のレビューショー。そういったミュージカル調の曲ってどうですか?と提案したことがあったんです。
 
でも、作っていくうちにangelaだけが先走って大団円を第1期からやってしまうのはちょっと違うな、ということになって、その結果、できあがったのが「乙女のルートはひとつじゃない!」だったんです。

第2期では、監督から「踊れるハッピーな曲」というリクエストがあったので、またビッグバンドじゃないなと思って。なので、今回満を持してじゃないですけど、自分の中で『はめふら』でずっとやりたかったサウンドを「晴れのちハレルヤ!」で実現できました。
 
劇場版では、アラビアンな雰囲気も世界観的に少しフィーチャーされると聞いたので、それも取り入れたんですけど、最初に『はめふら』でイメージしたものをここでやっと昇華できて、個人的にはすごく満足しています!

――作詞は共作というスタイルですが、特にこだわったフレーズなどはありますか。

atsuko:私は、第2期のOP「アンダンテに恋をして!」の時に“ハレルヤ”という言葉を入れたかったんですけど、どうしても入れられなくて。今後、また『はめふら』の世界観で楽曲を作る機会があったらこの言葉を入れようと思っていたので、それがうまくハマったのは嬉しかったですね。
 
作詞は、それぞれバラバラに作っていくと世界観が統一されないのでは?という懸念もあったので、最初に私がざっくりと全体の歌詞を書いて、翔太くんが歌うパートなど書いてほしいところを空白にして渡したんですよ。

 

 

――何かのテストみたいですね。

atsuko:そうなんですよ。ここに何が入るでしょうか?みたいな感じで空白部分を作って、翔太くんに投げるという今までにない作詞の手法だったんですけど、送った次の日に速攻で返ってきて。めちゃくちゃ早いなと。しかも、それがすごく的を射ている歌詞だったので、完璧じゃん!って。

でも、余白に翔太くんが補足みたいな感じで「本当は『BAD END』とか『give me ♡ me』とか自分が歌ったEDのタイトルを入れ込みたかったんですけど、入れられませんでした」と書いていて。
 
それを見て「コラボなんだから、入れようよ!」と、2番の歌詞に「君とBAD END(破滅)の向こう側へ」というフレーズを入れ込みました。“BAD END”で“破滅”と歌っているので、歌詞を見ないと気付かない部分ではあるんですけど、歌詞をチェックした方はきっと喜んでくださると思うんですよね。
 
私ひとりで作っていたら、絶対思い浮かばないアイデアだったので、そういう意味では翔太くんが新しい引き出しを開いてくれたなと思っています。

蒼井:いやいや! 新しい一面を引き出してもらえたのは僕の方です。やっぱり、最初にatsukoさんが楽曲のストーリーを書いてくださったことが僕の中で大きなヒントになりました。
 
何よりもこの劇場版の主題歌を楽しみにしているひとりの視聴者として、この楽曲を聴いた時にすごくワクワクしたんですね。その気持ちに正直に身を委ねていたら、指が勝手に踊るように歌詞を書いていました。
 
自分の曲のタイトルも入れてもらって、angelaさんとコラボしたぞ!という僕のエッセンスも邪魔することなく楽曲に残せたのかなと思っています。

atsuko:すごくいいスパイスになったと思いますね。でも、やっぱり翔太くんはプロのジオルドだから!というところもあるよね。『はめふら』の世界観を崩さずに、より階段を上がっていくような歌詞をプラスできるのは、ジオルドを演じているだからこそだなと思います。

 

 

(C)山口悟・一迅社/劇場版はめふら製作委員会
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