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『ギヴン』村田雨月(むらたうげつ)解説&情報まとめ

『ギヴン』村田雨月(むらたうげつ)の情報を一挙にご紹介! プロフィールや性格、音楽や恋への向き合い方から、注目シーンまでまとめて解説します!

キヅナツキ先生が描くロックバンドのメンバーたちを中心とする青春群像劇『ギヴン』。新書館『シェリプラス』にて2013年~2023年5月号まで連載、現在は高校時代から10年後を描いたストーリー『ギヴン 10th mix』が連載中です。
 
『ギヴン』は、至高のBL作品としてファンも多く、2024年は本編最後のストーリーが2部作で映画公開となり、話題の尽きない年になっています。9月20日から公開される最終章『映画 ギヴン 海へ』の公開を記念して、主要な登場人物のプロフィールや性格、注目シーンなどをまとめてご紹介します。
 
※本稿にはネタバレが含まれます。
 
 

目次

基本プロフィール

村田雨月(むらたうげつ)


 
国際的に活躍するヴァイオリニスト
誕生日:6月6日(21歳)
星座:双子座
血液型:O型
身長:175cm
 
 

友達がいない雨月

高1の夏に秋彦のいる高校に編入し、秋彦が初めての友達になります。日の当たらない半地下の家で一人暮らしをしていた雨月のもとに、恋人になった秋彦が転がり込んできたのが高3の春。卒業する頃お互いのためと別れを選択しますが、未練を残したまま同居生活を続けていました。
 
真冬が初めて出たライブを見て以来、真冬のことを気に入った雨月は、秋彦を訪ねてきた真冬に秋彦との関係について話します。「新曲の参考にでもして」と言う雨月。2人の天才は次第に仲良くなっていきます。


 
自分には友達がいないと言う雨月。感情が顔に出ないため、今の自分の苦しさを誰にも知られずひとりで抱え込んでいました。秋彦にも気づかれずに……。でも本当は、すこしだけでいいから、誰かにわかってほしいと思っていたのです。
 
真冬の歌を聴いた時、きっと真冬なら自分の心の叫びを理解し、音楽に変え、代わりに叫んでくれると思ったのかもしれません。
 
 

雨月と音楽

ジュニア時代から海外にいて1位を獲り続けていた雨月。技巧、音の美しさ・清冽さ、そして喜び、悲しみ、苦しみ…あらゆる感情を音で鳴らす情感。それらすべてが官能的なのです。さらに雨月の演奏には人を共鳴させる力があり、まさに天才と呼べるヴァイオリニストでした。


 
高校卒業と同時に演奏家として活動を始め、日本と海外を行き来する生活を送っていた雨月。国際的なコンクールで優勝し活躍の場を広げ、この先二年の予定がすでに埋まっているほど多忙に。拠点をNYに移します。
 
 

雨月の恋


 
雨月にとって秋彦が初めての恋。心に触れられ、甘やかされ、楽しい恋をしていた雨月は、音楽に対して腑抜けていってしまいます。それは演奏家としてやっていくにはマイナス……。さらに自分の存在が秋彦を追い詰めヴァイオリンを棄てさせたことに気づき、秋彦に別れを告げます。
 
死ぬほど秋彦のことが好きで傍にいたいのに、それ以上に「音楽を愛している」雨月は、音楽と生きていくことを選ぶのです。
 


自分で振っておきながら、気持ちは消えず秋彦から離れられない雨月。何度も離れようと他に男を作ったりしますが結局上手くいかず、秋彦から離れてくれるのを待っているのでした。
 
 

注目シーン

二度目の別れ話

最近音楽が楽しいと感じ始めた秋彦がついに「違う音楽をやってみたい」と雨月に言い、離れることを決断。あんなに秋彦から離れるのを待っていたはずなのに、いざ秋彦から言われると「嫌だ」と感情を露にします。
 
その後ギヴンが出場するカウントダウンフェスのライブ審査を見に行った雨月は、秋彦が鳴らす音を聞き、秋彦がまた「音楽が好きだ」と思えていることを感じとるのです。自分のせいで苦しめていた音楽を、今は楽しんでいると――。


 
前に秋彦たちのライブを見た時に「何か引き金があれば、こいつも化けるのに」と思っていた雨月は、その引き金が何だったのか、今秋彦が想いを寄せているのが誰なのか気づいてしまうのです。そしてライブ後にとうとう秋彦から別れ話を切り出されてしまいます。
 
お互いにとって“これ以上はない”という関係だった2人。秋彦が自分を呼び止めるために握った手。離すべきなのになかなか離そうとしない、離したかったのに離されたくない大好きな人の手――。何度となく手のアップが映しだされ、2人の想いの強さを感じました。
 
手を離し行ってしまった秋彦。行かないで……と引き止めたい気持ちで振り返った雨月。感情が顔に出ないと言っていた雨月が見せる涙は、切なくて、苦しくて、でも美しいとも感じるシーンです。
 
 

真冬と再会し、背中を押す


真冬の幼馴染のバンド syhのライブ当日、雨月と真冬は偶然再会します。ギヴンにメジャーデビューの話があり、自分の進む道に悩んでいた真冬。まだ自分の中で音楽と生きていく決心がついていないのに、ライブに行ったら引き返せなくなってしまう。音楽と恋、どちらかとの別れを考えてしまい、それが怖いと言います。
 
真冬は雨月が音楽と秋彦を秤にかけ、音楽を選び苦しい思いをしていたことを知っていたため、なおさら怖かったのだと思います。そんな真冬の気持ちが痛いほどわかる雨月だからこそ、真冬にライブに行くよう背中を押します。雨月が真冬の歌に背中を押されたように、“大丈夫”だよと。
 

 
以前、真冬に秋彦との関係を話した時、「苦しみが終わってほしい、でもなにかひとつ残らないかな」と言っていた雨月。あの日ライブに行き、歌の中に会いたかった人の記憶が残っていたことをみつけた真冬から、雨月の大切なものも「音楽の中に残っている」と教えられるのです。
 
あの時音楽を選んだ雨月の心が救われる“魔法の言葉”になったのではないでしょうか。
 
 

声優は浅沼晋太郎さん


 
雨月を演じるのは声優の浅沼晋太郎(あさぬましんたろう)さん。1976年1月5日生まれ、岩手県盛岡市出身。出演作品には、『ヒプノシスマイク』の碧棺左馬刻役をはじめ、『あんさんぶるスターズ!!』の月永レオ役、『ダイヤのA』の倉持洋一役などがあります。
 

 

 
 

終わりに

「恋は盲目」とよく言いますが、初恋が楽しくて音楽に対して腑抜けてしまうのも自然なことですよね。ただ雨月にはそれが許されなかった。もしかしたら雨月が鳴らす音は、孤独や寂しさという感情が深みを増す強いエッセンスだったのかもしれません。それが大切な人ができたことで音楽に自由でいられなくなってしまうなんて、誰が思うでしょうか。
 
大好きなものより捨てられないものがあるというのは、素敵なことでもあるようで、やっぱり残酷だなと雨月の恋を見て思ってしまいました。
 
雨月が演奏するヴァイオリン協奏曲、一度でいいから聴いてみたいですね!
 
 

この記事をかいた人

万木サエ
アニメイトタイムズとテーマパーク系雑誌の仕事の二刀流! “好き”を仕事にできる喜びが、今の自分の原動力!
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