映画
土屋神葉、石川由依ら登壇『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』舞台挨拶レポ

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』大ヒット御礼舞台挨拶レポート! 土屋神葉さん(シュウジ・イトウ役)、石川由依さん(ニャアン役)、鶴巻和哉監督らが登壇

スタジオカラー×サンライズの初タッグによる、現在大ヒット上映中のガンダムシリーズ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』。

この度、大ヒット御礼舞台挨拶が2月2日(日)に10:00の回と16:00の回の2回、TOHOシネマズ新宿にて実施されました!

石川由依さん(ニャアン役)、土屋神葉さん(シュウジ・イトウ役)をはじめ、鶴巻和哉監督や、シリーズ構成・脚本を担当した榎戸洋司氏の豪華キャストスタッフ陣が登壇した舞台挨拶の模様をお届けします。(※石川由依さんは16:00上映後舞台挨拶のみ登壇)

関連記事
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らしていた女子高生アマテ・ユズリハは、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれる。エントリーネーム《マチュ》を名乗るアマテは、GQuuuuuuXを駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。同じ頃、宇宙軍と警察の双方から追われていた正体不明のモビルスーツ《ガンダム》と、そのパイロットの少年シュウジが彼女の前に姿を現す。そして、世界は新たな時代を迎えようとしていた。作品名機動戦士GundamGQuuuuuuX放送形態TVアニメシリーズガンダムシリーズスケジュール2025年4月8日(火)~日本テレビ系列にてキャストアマテ・ユズリハ(マチュ):黒沢ともよニャアン:石川由依シュウジ・イトウ:土屋神葉アンキー:伊瀬茉莉也ジェジー:徳本恭敏ポメラニアン:越後屋コースケナブ:千葉翔也ケーン:永野由祐ハロ:釘宮理恵シャリア・ブル:川田紳司エグザベ・オリベ:山下誠一郎コモリ・ハーコート:藤田茜スタッフ制作:スタジオカラー サンライズ原作:矢立肇 富野由悠季監督:鶴巻和哉シリーズ構成:榎戸洋司脚本:榎戸洋司 庵野秀明キャラクターデザイン:竹メカニカルデザイン:山下...

10:00の回 上映後舞台挨拶 オフィシャルレポート

劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』本編の上映が終了したのち、MCの松澤ネキさんが登場。続いて米津玄師さんによる主題歌「Plazma」をBGMに、シュウジ・イトウ役の土屋神葉さん、監督を務めた鶴巻和哉さん、脚本を担当した榎戸洋司さんが登壇した。

1月17日に公開された本作は、3週目突入を前に早くも動員100万人を突破するなど、大ヒットを記録中。まず、登壇した各ゲストによる挨拶が行われ、鶴巻監督から「今日は雨の中お集まりいただき、ありがとうございます」と、満員の観客に感謝を述べたあと、3名によるトークショーがスタートした。

MCの松澤さんから公開後の周囲の反応について問われた土屋さんは、「100万人も観に来てくださるのは想像が付かなかった」と率直な感想を述べ、榎戸さんは、「緑のおじさんが人気だと聞きました(笑)」と、SNSで話題のキャラクターについて言及。鶴巻監督も、「先行上映のつもりだったので、こんなにヒットするとは。ファンアートが盛り上がっているのが嬉しい」と、その盛り上がりを喜んでいた。

ここで松澤さんから電撃発表。シュウジ役を務める土屋さんが、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX –Beginning-アンバサダー」に就任することが決定。

鶴巻監督から、「司会進行だ、とガンダムが言っている。」と書かれたタスキを託され、「がんばるぞ、とガンダムが言っている」と、シュウジの印象的なセリフに合わせて、土屋さんも勢いよく応えた。

続いて、すでに本作を3回鑑賞している松澤さんから、作品の企画や内容の構築に関して鶴巻監督と榎戸さんに質問。『機動戦士ガンダム』リアルタイム世代である鶴巻監督、榎戸さんが「ifの世界」を描いた理由や、庵野秀明さんも脚本に参加した冒頭のパートがどのように描かれたかなど、物語の構成についても語られた。榎戸さんは「これが一番、最適解かも」と、今回の内容がある意味で必然だったのではないかと話していた。

また、以前から鶴巻監督、榎戸さんはガンダムについて熱く議論を交わしていたようで、榎戸さんは「リック・ドムとジム、どっちが強い?」といった話をしていたと回想。鶴巻監督も、「僕くらいの年齢のアニメ好きだと、ガンダムは骨身に沁みて一体化している。しかも、それぞれに自分の中のガンダムがある」と、改めてガンダム好きの強い愛を実感したようだ。

トークパート後半は、アンバサダーに就任した土屋さんに質問役をバトンタッチ。初仕事として、鶴巻監督、榎戸さんに話を聞くコーナーがスタートした。

まずはシャア・アズナブルとシャリア・ブルについて。「『FLCL(フリクリ)』の頃から、シャリアでリメイク作ったら面白いよねと話していた」と榎戸さんが過去を振り返れば、「シャリアを掘り下げてみたいという気持ちはあった」と鶴巻監督が重ねる。

さらにバトルシーンやモビルスーツについても話は展開され、鶴巻監督は、「モビルスーツがおもちゃになることが前提のアニメを作ってみたかった。(デザイナーの)山下いくとさんにも、“ガンプラ映え”するようなデザインがほしいとリクエストした」と秘話を明かしてくれた。

もうひとつ、土屋さんが気になっていたという“マヴ”についても質問。

「クランバトルのアイデアとして監督から、2対2で戦うモビルスーツ戦という設定を頂きました。富野由悠季監督が描くニュータイプの概念にも、ニュータイプというのは一人ではなく、アムロとララァのように対になる存在がいて、そこで精神が交換されて、よりニュータイプの能力が発現していくというのがあるから、二人組というのはガンダムの中では意味のある組み合わせだと思うので、そこを分かりやすく、今作ならではの様式になるネーミングないかなと思った時に『マヴ』という言葉がふと思い浮かび、監督に提案した。”二人組”を表すのに、戦術的にも、日常的にも、バディ以上の言葉として、本作ならではの『マヴ』という言葉を作りました」と、榎戸さんがその言葉を思いつくまでの流れなども丁寧に説明され、観客も興味深く聞き入っていた。

話はマチュやニャアン、シュウジが登場するパートについて移行。マチュとニャアンが出会う改札のシーンや、川辺でマチュとシュウジが対面するシーンなどについて具体的に解説が行われた。

橋の下や、日本ならではのシーンが登場する理由、またコロニー内の地名についても話が及んだ際、その背景に鶴巻監督、榎戸さんが制作に携わった『トップをねらえ2!』の影響があったことなど、興味深いエピソードが語られ、土屋さんも驚きをもって受け止めていた。

トークコーナー最後は、松澤さんから土屋さんへの質問コーナーがスタート。「ガンダムに乗るとわかったのはオーディションの段階。合格したときは興奮した」とシュウジ役に選ばれたときのことを回想。

さらに、好きなシーンについて、まだ選びきれないと話ながらも、「先行上映版冒頭の BGM が流れた瞬間に、その世界観にグワッと入っていった」と話していた。また、シュウジについては、「う~ん、これは悩ましい質問で。最後まで見て! それしか言えません!」とだけ話し、その謎めいた存在の正体が明かされるのはまだ先となりそうだ。

そして、ここでサプライズ。2月2日は鶴巻監督のお誕生日ということで、土屋さんから「お誕生日おめでとうございます、とガンダムが言っている」という言葉と共に、鶴巻監督に花束が贈呈された。会場からの拍手に加え、年齢を問われた鶴巻監督は、「17歳と言っておこうかな(笑)」と、少し恥ずかしそうに応えていた。

フォトセッションのあと、最後にゲストを代表して鶴巻監督が挨拶。「映画はまだまだ上映が続くわけですが、TVシリーズになるとこのままの形では放送されません。映画でしか見られないつなぎ方、シーンが多くあります。このあとも『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』をよろしくお願いいたします」と語り、舞台挨拶は大きな拍手の中、締めくくられた。

<次ページ:16:00の回 上映後舞台挨拶 オフィシャルレポート>
おすすめタグ
あわせて読みたい

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2025年夏アニメ一覧 7月放送開始
2025年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025春アニメ何観る
2025春アニメ最速放送日
2025冬アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング