
『花緑青が明ける日に』追加キャストに入野自由さん、岡部たかしさんが決定!お二人よりコメントが到着
四宮義俊監督が、自身のオリジナル脚本で描く、初の長編アニメーション監督作である、2025年に全国公開される映画『花緑青(はなろくしょう)が明ける日に』(英題『A NEW DAWN』)。物語の舞台は、土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店。そこで育った若者たちと、幻の花火<シュハリ>をめぐる2日間の物語が描かれます。
このたび、追加キャストに入野自由さんと岡部たかしさんが決定! 萩原演じる帯刀敬太郎の兄であり、古川演じるカオルの幼馴染で愛称「チッチ」こと帯刀千太郎を演じるのは、入野自由さん。千太郎は、幻の花火を追い求めて奮闘する敬太郎や地元を離れて東京で将来への道を模索しているカオルと異なり、地元の市役所に勤めるお堅い役どころとのこと。
さらに、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(24)や大河ドラマ『真田丸』(16)などでも知られる岡部たかしさんの出演も決定。アニメ声優は本作が初挑戦となる岡部さんが演じるのは、萩原演じる敬太郎の父親・帯刀榮太郎。榮太郎は本作の舞台となる帯刀煙火店を花火職人として率いたが、今は消息不明になっているという役です。
今回の発表にあわせて、入野さんと岡部さんよりコメントが到着しています。
追加キャスト陣よりコメント到着
入野自由 コメント
四宮監督初の長編アニメーションに参加できる事を大変光栄に思っています。
この作品のオーディションの資料を拝見した時に感じた、作品から漂う空気感に一瞬で心惹かれました。
収録はとても大変でしたが、特別な時間でした。
監督の求めるモノを掴み取り、自分から湧き出る表現や感覚、そして、主演であるお二人のお芝居とひたすらに向き合っていた気がします。
どんな作品に仕上がっていくのか、僕自身とても楽しみです。
他にはない、この作品でしか観られないモノが!感じられないモノが!
確かにあります。
<入野自由 プロフィール>
1998年2月19日生まれ。東京都出身。
2001年『千と千尋の神隠し』において「ハク」役に抜擢され、以後声優として多くの主演作を務める。また、アーティスト活動や舞台にも出演するなど活動の幅を広げている。主な出演作に、「おそ松さん」シリーズ、「ハイキュー!!」シリーズ、『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(13)、『言の葉の庭』(13)、『聲の形』(16)、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(24)など。
岡部たかし コメント
お前は顔はあれやけど、声はけっこうあれやから、そういう仕事あるんちゃうか。と、家族や友人たちに言われ続けて早ウン十年。ついに、初めての声優のお仕事が!!
したところ、感情を出そうとすると動きに合わず、動きに合わせようとすると感情が追っつかず難儀することに。それやこれらも新鮮で、良い経験をさせていただきました。
日本画家でもある四宮監督の美しい色彩。スクリーンで観たらきっと圧倒圧巻だろうな。是非劇場で!
<岡部たかし プロフィール>
1972年6月22日生まれ。和歌山県出身。
上京後、東京乾電池に所属。退団後は映画やドラマへと活動の幅を広げ、数多くの作品に出演する。NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24)では主人公の父親役を演じ、深い印象を残した。主な出演作に、映画『花束みたいな恋をした』(21)、『マンガ家、堀マモル』(24)、ドラマ「エルピス」(22/KTV,CX)、日曜劇場「キャスター」(25/TBS)、「ハヤブサ消防団」(23/EX)、大河ドラマ「青天を衝け」(21/NHK)、連続テレビ小説「ばけばけ」(25/NHK)など。
作品情報

あらすじ
緑豊かな森の中にある花火工場・帯刀煙火店は、町の再開発により立ち退きを迫られている。
帯刀敬太郎は、4年間そこに立てこもり、蒸発した父に代わって幻の花火と呼ばれる<シュハリ>を完成させるため花火作りに没頭していた。
一方、東京で暮らす幼馴染のカオル。過去に起きたある事件をきっかけに地元を離れていたが、立ち退きがいよいよ明日に迫る中、帯刀家を訪れる。
2人は再び出会い、失われた花火の秘密に迫るため驚きの計画を企てる。
その鍵を握るのは美しい青色の顔料「花緑青」だったー。
キャスト
(C)A NEW DAWN Film Partners