
あなたはまだ『アポカリプスホテル』を知らない!? キャストも驚く物語とセリフ回しーー第5話までのエピソードをヤチヨ役・白砂沙帆さん、ポン子役・諸星すみれさんが振り返る【インタビュー】
銀河楼コールのお手本は本物のホスト!?
ーーここまでのエピソードで印象深いシーンはありますか?
白砂:第4話、ヌデルの回がすごく好きです。ヤチヨの充電がなくなって大変なことになりましたけど、ポン子ちゃんが引っ張ってくれて格好良かった……! 収録段階ではまだ映像を作っている途中だったので、「こんなに大変な釣りをしていたんだ」と、完成版を観て驚いた回でもあります。
あと実はこの回の収録は、先の回を録った後だったんですよ。環境チェックロボさんを含め、3人の関係性が固まった後に録れたという意味でも印象に残っています。
ーーハラハラする展開で、アニメーションの動きも迫力がありました。
白砂:第4話までは派手になにかが壊れたりすることはなかったので、私としても「『アポカリプスホテル』にはこういう面もあるんだ」とびっくりしました。
諸星:ポン子はたくましいんですよね。第3話で身体能力も高いんだと驚きました。あとこの回、冒頭は「食べるから名前はつけなくていっか」と言っていたけど、最後は「いただきます」「ごちそうさま」と食材に感謝していて、どこか考えさせられるものがあるなって。
この作品はこういうお話が多いんですよね。一見、やっていることはシュールだけど、後々になってじんわり心に響いたり、思いがけないところでセリフが刺さったり。そういう意味でも衝撃的な回でした。
諸星:そんな中、ここまでで印象に残っているのはウィスキーの回(第5話)です。ゲストの触手宇宙人と愛人が最高に良い味を出していて素晴らしいなと。
白砂:確かに…!たとえ表情がなくても、すべてが見えてくるようなお芝居でした。
諸星:井上(和彦)さんも素晴らしかったですけど、新谷(真弓)さんが演じる愛人のなんとも言えないトーンですよ。お声を聴いたときは「こんなお芝居初めて」と思うくらい衝撃的でした! あとは銀河楼のコールもすごかった。
ーーお酒の席をヤチヨが盛り上げるシーンですね。
白砂:実は5話は私だけ別日に録っています。みなさんのお声を聴いたらすごく楽しそうにしていて「私はここにどうやって被せれば良いんだ……」って(苦笑)。
諸星:あそこは本当に楽しかった。私は「あー、お客さま〜」っていう入り方が好きです。
白砂:あのシーンは、めちゃくちゃ録り直したんですよ。「もっと、もっといけないですか?」って。スタッフさんも相当こだわられていて、本物のホストのコールを流していただいたりもしたんですけど……なかなか殻を破れなくて、途中から正解がわからなくなって最後はヤケクソでした(笑)。
『アポカリプスホテル』は端々までこだわりのつまった作品なので、他のシーンでも、そういうことが何度かありました。
ーー第5話ではそのお酒のために、ポン子一家が団結していましたね。
諸星:やっぱりみんなお酒好きだから、前向きでしたね(笑)。
白砂:第5話の中だけで、ずいぶん時間が進みました。
諸星:そうそう。お酒作りはこの作品の世界観ならではのエピソードだなと。
白砂:オーナーを思い出すシーンでしっとりしましたし、全部の要素が詰まった回だと思います。
諸星:そうだね。最後、ヤチヨと触手愛人の会話もすごく好きです。「変わり続けること自体が素敵」とか、本当に良いセリフが多くて。そして話数を重ねる毎にヤチヨが色々なものを吸収していくのも素敵だなって。
白砂:わかります……!ヤチヨは分かりやすく変化を見せることはないんですけど、ちょっとずつ色々なことを覚えていると思います。












































