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『アポカリプスホテル』キャラクター原案・竹本泉インタビュー

オリジナルTVアニメ『アポカリプスホテル』キャラクター原案・竹本泉先生インタビュー|「あれは楽しかったね、と思い出してもらえるアニメになったらいいなと思います」

サイバーエージェント×CygamesPicturesによるオリジナル"ホテル"アニメーション企画『アポカリプスホテル』。2025年4月8日より日本テレビほかにて大好評放送中です。

舞台は人類がいなくなり、長い年月が流れた地球。銀座にあるホテル『銀河楼』では、ホテリエロボットのヤチヨと従業員ロボットたちが人類の帰りを待ちながら、ホテルに訪れる個性豊かな地球外生命体のお客様をもてなしていました。

ヤチヨをはじめとしたロボットたちのユニークな一面や、さまざまな背景を抱えた地球外生命体たちがハートフルなストーリーを紡ぐ本作。

アニメイトタイムズでは、竹本泉さんにキャラクター原案のお仕事や、スピンオフ・コミカライズ『アポカリプスホテルぷすぷす』のお話を伺いました。

 

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アポカリプスホテル
人類がいなくなり、長い年月が流れた地球。日本の首都・東京の銀座にあるホテル『銀河楼』は、今も運営を続けている。働いているのは、ホテリエロボットのヤチヨを中心に、各部署で働く従業員ロボットたち。オーナーの帰還と、再び人類を迎える時を待ちながら、宿泊客のいないホテルでひたすら業務を行う、永遠とも思われる日々。そんなヤチヨたちに、今、小さな奇跡が起ころうとしていた――作品名アポカリプスホテル放送形態TVアニメスケジュール2025年4月8日(火)〜2025年6月24日(火)日本テレビほか話数全12話キャストヤチヨ:白砂沙帆ポン子:諸星すみれドアマンロボ:東地宏樹環境チェックロボ:三木眞一郎オーナー:木下浩之ブンブク:チョーマミ:本田貴子フグリ:田村睦心ムジナ:榊原良子ポンスティン:花江夏樹強面宇宙人:津田健次郎タマ子:木野日菜トマリ=イオリ:小松未可子スタッフ原案:ホテル銀河楼管理部監督:春藤佳奈キャラクター原案:竹本泉シリーズ構成・脚本:村越繁キャラクターデザイン:横山なつき美術監督:本田こうへい色彩設計:砂子美幸3D監督:中野祥典撮影監督:岡﨑正春編集:神宮司由美音楽:藤澤慶昌音響監督:飯田里樹音響制作:dugout音楽制作協力:SCOOPM...

 

「あれは楽しかったね、と思い出してもらえるアニメになったらいいなと思います」

──「アポカリプスホテル」のキャラクター原案のオファーがあった際に、感じた印象は?

竹本泉さん(以下、竹本):アニメ絡みは久しぶりだな、と思いました。

 

 

──放送をご覧になった感想をお聞かせください。特に印象に残っているエピソードはありますか?

竹本:完成前のバージョンは仕事絡みで観ていましたが、TV放送は大きいテレビで観れて印象が大分違いました。大きい画面で観ると、最初気がつかなかったことも見えたりして新鮮でした。あと、イースターエッグプログラムの追加機能は変。

──キャラクター原案のお仕事について、どのようなところに楽しさや難しさを感じられましたか?

竹本:楽しいのは設定に合わせて、こんなだったらこう?とかこんなだったらこうだよね、みたいに、つぎつぎ連想が繋がって行くところ。

難しいのは、設定と違った方向にいろいろ考えていたと気がついたときに、あ、となるところ。まあ、それはそれで楽しいですけどね。

 

 

──ヤチヨのキャラクターを作り上げるうえで、意識したことをお伺いさせてください。ヤチヨは劇中で様々な機能・姿を見せますが、特に印象的なものがございましたら、合わせてお願いいたします。

竹本:最初の企画から、ホテルのロボットということは変わっていなくて、プログラムの更新がされないので常識が当初のままで、多少ポンコツ、という設定だったので、それにあわせてちょっと元気なロボット少女のイメージでキャラのラフを描きました。

その後、企画が進んで、高級になったホテルに合わせて制服がそれっぽくなったりはしましたが、基本は変わらず、元気でポンコツ。

さらに進んで、各話プロットを読んで、制作途中の動画を見て、ヤチヨさんの性格は頭の中で大分修正されましたが、まんが版ではかなりポンコツ寄りに・・・・。追加機能の頭花火とかプリティボイスがなんかポンコツに拍車をかけた気がします。

──ポン子のキャラクター原案で大切にしたことを教えてください。

竹本:ポン子ちゃん、キャラのラフをしたときは、ここまで重要なキャラになるとは思っていませんでした。

宇宙たぬきで地球マニア、基本的に人間に変身・・・・と、いうことで、やはり変身するたぬきは頭に葉っぱ。私服や下着も葉っぱ系のデザイン、そんなふうに考えてラフを描きました。

 

 

──webコミックサイト「ストーリアダッシュ」にて、スピンオフ・コミカライズ『アポカリプスホテルぷすぷす』が連載中。本作の世界観を漫画に落とし込むうえで、大切にしていることをお聞かせください。

竹本:ぷすぷすは一応ちゃんとアポカリプスホテルです。アニメとヤチヨさんの性格が違わない? とか思われるかもしれませんが、大丈夫です。ヤチヨさんの性格の一部がたまたまあんな形で表に出ているだけです。

なのでアニメとまんがは別物でしょ? とか思う人も、アニメを観て、まんがを読んで、しているうちに、両方とも混ざり合ってきて、ああ、うん、一緒だね、と、思うようになります。なるんですよ? 大丈夫。

──最後に、最終回の放送に向けて、見どころを含めたファンへのメッセージをお願いします。

竹本:1シーズン、おつきあいありがとうございました。個人的には基本アニメは楽しめればいいもの、と思っていますが、ただ楽しんで、そのままになるのではなく、あとでまた、あれは楽しかったね、と思い出してもらえるアニメになったらいいなと思います。

個人的にもそんな作品に関わることができて楽しかったのでした。・・・まあ、後になって、アニメは面白かったのにスピンオフのまんがはなー、とか、まんがなんかあったの? とか、言われちゃう可能性もあるので、そこらへんはまたいろいろあれなんですが。うじゃうじゃ

 
[記事構成/小川いなり]

 

作品概要

アポカリプスホテル

あらすじ

人類がいなくなり、長い年月が流れた地球。

日本の首都・東京の銀座にあるホテル『銀河楼』は、今も運営を続けている。

働いているのは、ホテリエロボットのヤチヨを中心に、各部署で働く従業員ロボットたち。オーナーの帰還と、再び人類を迎える時を待ちながら、宿泊客のいないホテルでひたすら業務を行う、永遠とも思われる日々。

そんなヤチヨたちに、今、小さな奇跡が起ころうとしていた――

キャスト

ヤチヨ:白砂沙帆
ポン子:諸星すみれ
ドアマンロボ:東地宏樹
環境チェックロボ:三木眞一郎
オーナー:木下浩之
ブンブク:チョー
マミ:本田貴子
フグリ:田村睦心
ムジナ:榊原良子
ポンスティン:花江夏樹
強面宇宙人:津田健次郎
タマ子:木野日菜
トマリ=イオリ:小松未可子

(C)アポカリプスホテル製作委員会

 

スピンオフ・コミカライズ『アポカリプスホテルぷすぷす』

webコミックサイト「ストーリアダッシュ」作品ページはこちら

 

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