
サバイバーとハンターが一緒になってファンサ! 2020年以来の“大感謝祭”に20名以上のキャストが集結丨「Identity V STAGE 大感謝祭2025~サバイバー&ハンター大集合!!~」昼公演レポート
人気ゲーム『Identity V 第五人格』の2.5次元舞台のキャスト陣が勢ぞろいするイベント「Identity V STAGE 大感謝祭2025~サバイバー&ハンター大集合!!~」が2025年4月11日から13日まで東京・サンシャイン劇場にて開催されました。
イベントには『第五舞台』にサバイバー役、ハンター役で出演するキャスト陣が大集合。いつもは逃げるサバイバー、追うハンターとして敵対するキャラクターが一緒に『Identity V』のゲームを楽しんだり、大縄跳びしたり(!?)、ダンスメドレー、更に撮影タイムありのお見送り会など、まさに至れり尽くせりのサービスでファンの皆さんを喜ばせました。
そんな『大感謝祭2025』の4月11日(金)の昼公演の模様をレポートします。
サバイバーとハンターが客席を巻き込んで大乱戦!
2018年から多くのユーザーに楽しまれている『Identity V』。それぞれのキャラクターが固有の能力を所持し、サバイバー側は4人で点在する5つの暗号機を解読しながらゲートからの脱出を目指します。一方、ハンター側は1人でサバイバーを捕らえて脱出を阻止。両陣営がそれぞれの目標を達成するために戦う非対称対戦型マルチプレイのサバイバルホラーゲームです。
その2.5次元舞台『Identity V STAGE』、通称『第五舞台』は2019年から上演が始まり、現在、Episode 5までを上演。また『Identity V STAGE 大感謝祭』イベントは2020年以来、2度目の開催になります。
開演時間になると正面のスクリーンに映像が映し出されます。見覚えがあるエスカレーターをサバイバーの2人が昇り上がってくると、後ろから追ってくるハンター。その先は劇場があるサンシャインシティで、逃走しているサバイバーは劇場の入り口へ。「えっ!?」と驚く観客の声がすぐに「キャ~!」や「エ~!」に変わると劇場の右手の入口から客席を通ってそのまま舞台に現れ、お客さんたちはあっけにとられていました。
そこからステージ上に次々とサバイバーやハンターが登場。隙を見て暗号機の解読に挑むサバイバーと襲いかかるハンターという『第五舞台』の手に汗握るシーンが展開。しかし道化師がお客さんに「今日、何食べてきた?」と問いかけて笑いが起きたり、機械技師役の坪井未来さんがメタリックな着ぐるみ(!?)の機械人形と現れるとついクスっとしてしまったりと不思議な感覚。
そこからスクリーンに「協力狩り」の文字が映し出されます。「協力狩り」は8人のサバイバーと2人のハンターで対戦できるシステムで、アイテム購入ができる電話ボックスなど新要素が追加実装されました。
「活躍すればするほどポイントが上がり、アイテムが購入できるんだ」とアイテム購入システムを説明するセリフを発したり、味方を助けにきたと思われたサバイバーがラグビーボールを使って逃げてしまったりなど、どんどんハチャメチャに。そしてEp1ハンター編のテーマ曲『DESTINY』をパフォーマンス。開演から目まぐるしい展開でしたが、お客さんはペンライトを振ってノリノリでした。
キャスト陣がリアルに「Identity V」のゲームで激突! 客席からも応援の声がたくさん! キャスト陣の意外な一面も!?
『DESTINY』のパフォーマンスが終わるとステージ上にサバイバーとハンターが勢ぞろい。20人を超えるキャラクターが揃うと舞台が狭く感じます。すると進行役の庭師役の内田彩澄さんと、「ボーイ」こと幸運児役の丸山和志さんがごあいさつ。その間もサバイバーとハンターが握手する場面も。これはなかなか見られない光景です!
最初のコーナー「第五人格ゲーム対決」は、キャスト陣が『Identity V』を実際にプレイし、更に普段はハンターを務めるキャストはサバイバー側に、サバイバーのキャストはハンター側にまわる試合もありました。「大感謝祭っぽくていいですね」と占い師役の千葉瑞己さん。ステージ正面のスクリーンにゲームの画面が映し出され、使用するキャラクターは指定されているものの、装備は自由ということで悩む人、バッチリ使う装備を考えている人など様々。
スクリーンで繰り広げられる追いつ追われつの熱戦に、ステージ上からは声援だけでなく、「違う!」などのツッコミ、指摘の声が飛び、客席からは「頑張れ~!」の声や「納棺して~!」などのうちわが振られたりと、この『第五舞台』のゲーム実況だけでもイベントになりそうな大盛り上がり。
第1試合では占い師役の千葉さんは目が布で隠されているため、「もっと明るくして!」と叫んだり、第2試合では自分の出番が終わった開放感からツッコミを入れまくったりと、そのフリーダムな姿に笑いが起こる場面も。第2試合ではハンター側の勝利に傭兵役の松藤拓也さんとリッパー役の成松慶彦さんがハイタッチ。
第3試合は、画家役の宮城紘大さんが八面六臂の活躍で勝利し、喝采を浴びます。同じゲームに参加していた墓守役の正木航平さんが「人格(装備)」なしでゲームに挑んだことに、キャストも観客も不思議に思っていましたが、宮城さんからのアドバイスだったことが発覚し、観念した宮城さんは「ごめんなさい……」。
ゲーム中に昆虫学者役の真辺彩加さんと芸者役の中野あいみさんが談笑していたり、わちゃわちゃした雰囲気を優しく見守る隠者役の菅野勇城さんは気品と落ち着きを感じさせます。車いすに乗った彫刻師役の八木ましろさんはチームに指示を出していたりと、意外な面がたくさん見られました。