
温泉むすめ「FUSION☆FUSION!!」ライブレポート|「SPRiNGS」選抜&新ユニット「VUCCA(ヴッカ)」の音楽で湯治する2時間半から感じた「新しくて楽しい」温泉むすめの“いま”と“これから”
SPRiNGSが会場を追い焚き!
SPRiNGS『湯夢色バトン』
『ロマンスの林檎』を歌い終えたあとは、「SPRiNGS」選抜の4人によるMCへ。
舞台裏でパフォーマンスを見ていた本宮さんは、篠田さんの可愛らしい歌唱や、日岡さんのセクシーな歌い方を絶賛。少し低めのイケメンボイスで「良かったよ」「可愛かったです」と言葉をかける姿は、まるで評論家のようです。それにつられ、照れながらもお互いを褒め合う姿から、メンバー間の絆が窺えました。
そして、いよいよ「SPRiNGS」によるステージがスタート!
水色のギンガムチェック衣装で揃った本宮さん、篠田さん、日岡さん、和多田さん。篠田さんの「SPRiNGSメンバーといっしょにお送りします」という言葉に続いて披露されたのは『湯夢色バトン』。
この楽曲でも、本公演のために再構成された振り付けが披露されました。曲中には、4人で大きなハートを作るシーンや、ペンライトをバトンに見立てて繋ぐ演出も。“ぽか”さんたちも思い出深い楽曲とともに、特別な演出を楽しみました。
有馬輪花(CV:本宮佳奈)『進化系ミライ』
ここからは「SPRiNGS」選抜メンバーによるソロ楽曲パートへ。最初に披露されたのは、有馬輪花の『進化系ミライ』。
キャラクター衣装に着替えた本宮さんが姿を見せると、客席のペンライトが一斉に赤へと変化。“ぽか”さんたちの団結力と対応力が感じられる瞬間でした。
しかし、それでも本宮さんはさらに盛り上げます。「みんな、もっと声出せるんじゃない!?」という呼びかけに、会場の熱量はさらに高まります!
本宮さんの全力のパフォーマンスに応えるように進化していく“ぽか”さんたち。そんな一体感あふれるステージに、胸が熱くなりました。
道後泉海(CV:篠田みなみ)『うぇるかむ to ONSEN!!』
次に披露されたのは、道後泉海の『うぇるかむ to ONSEN!!』。
温泉むすめプロジェクト初のソロ楽曲ということもあり、会場からは歴史を感じるような一際大きな歓声が響き渡ります。
Bメロの〈浮世のお疲れに 日頃のご褒美に〉〈悩みごとは置いといて 肩書きもしまっといて〉の部分では、掛け軸がダンサーにより提示され観客による合唱が巻き起こりました。
バックダンサーとの息の合ったダンスを見せた篠田さんには、大きな拍手が送られました。
奏・バーデン・由布院(CV:和多田美咲)『ユメを抱いて生きてく私たち』
奏・バーデン・由布院の『ユメを抱いて生きてく私たち』は、しっとりとしたメロディに、力強さを併せ持つバラードナンバーが会場を包みます。
和多田さんの真っ直ぐで芯のある歌声は、まるで希望を訴えかけるよう。観客の胸を打ち、思わず涙ぐむ“ぽか”も見受けられました。
登別綾瀬(CV:日岡なつみ)『湯けむりトキメキゲーム』
「SPRiNGS」最後のソロは、登別綾瀬の『湯けむりトキメキゲーム』。彼女のオトナでセクシーな雰囲気を全面に押し出した、ジャジーな一曲です。
バックダンサーとともに妖艶な空気感をまとった日岡さん。間奏部ではステッキを用いたダンスも披露され、ひと味違った魅力で観客を魅了しました。

























































