『薬屋のひとりごと』歴代主題歌＆挿入歌まとめ！　担当するアーティスト情報もお届けします！

『薬屋のひとりごと』Season2・第1クールOP「百花繚乱」

Season2・第1クールのOP主題歌は幾田りらさんの「百花繚乱」。幾田さんは楽曲制作にあたって自身が本作を読んだときのわくわく感や、物語・キャラクターへの愛情を楽曲に落とし込んだとコメントしています。加えて、「作品世界に新しい風を吹き込めるような楽曲をお届けしたい」という思いもあったそうです。

高揚感のあるメロディが、子翠をはじめとした新しいキャラクターも増え、さらに賑やかさと盛り上がりを増していくSeason2にぴったりですね。「ハッとするほど」「あっと言わせるような」という歌詞の部分で、猫猫や壬氏が驚いたような表情を見せる演出がユニークで個人的にとても好きです。物語の中で見せないような表情が見られるところもOP・EDアニメーションの魅力ですよね。
　

シンガーソングライター 幾田りら

幾田りらさんは、東京都生まれのシンガーソングライター。“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのボーカル・ikuraとしても活動しています。これまでにスキマスイッチの「全力少年」やカーペンターズの「Close to you」などのカバーソングがテレビCMで使用されている他、オリジナル楽曲「スパークル」や「レンズ」などがドラマの主題歌に起用されています。

アニメ『リラックマ』主題歌「stay with me」や映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』主題歌「青春謳歌」（名義は「幾田りら feat. ano」）などでアニメ作品ともタイアップ。さらに映画『竜とそばかすの姫』では、主人公・すずの親友役で声優にも挑戦し、音楽活動以外でも幅広く活動しています。

『薬屋のひとりごと』Season2・第1クールED「幸せのレシピ」

Season2・第1クールのED主題歌は平井大さんの「幸せのレシピ」。本楽曲は壬氏の視点で猫猫への想いが歌われており、平井さんご自身も自分のパーソナルな想いと「物語の中で見え隠れする猫猫と壬氏のもどかしい関係性が上手くマッチした曲に仕上がったかと思います」とのコメントを寄せています。

宮中において複雑な立場である壬氏。公表している年齢よりも若い彼にとって、麗しの宦官の仮面も本来の立場も本当はとても重いものでしょう。そして、猫猫への気持ちも彼にとってきっと初めての感情です。苦しいと感じる今の状況も、いつか幸せのレシピだったと思えるようになればいいなと思わせてくれる優しく切ない楽曲です。

シンガーソングライター 平井大

平井大さんは東京都出身のシンガーソングライター。ウクレレ奏者としても知られており、その腕前を活かしたリゾート感のあるサーフミュージックと透き通ったハスキーボイスが多くのファンを魅了しています。

温かみのある楽曲は様々なCMやドラマに起用されており、アニメ作品では2018年に「THE GIFT」で映画「ドラえもん のび太の月面探査記」とタイアップを果たしています。ドラえもんとのび太の友情と作品世界に寄り添ったアニメMVにもぜひ注目してください。

『薬屋のひとりごと』Season2・第2クールOP「クスシキ」

Season2・第2クールOP主題歌はMrs. GREEN APPLEの「クスシキ」。曲名は薬の語源とされている古語「奇し（くすし）」から取ったもので、元々の意味である「不可思議な」「神秘的な」といった意味からイメージを広げて楽曲を制作したそうです。

楽曲のテーマは“今世を超え来世でも変わらない愛”。Season2では世代を超えた愛憎渦巻く物語が描かれます。また、今まで正体を隠していた壬氏が皇弟として活躍するのも見どころ。歌詞には壬氏を表す“月”が多く登場するのも作品ファンとしては嬉しいポイントではないでしょうか。本作の壮大なストーリーにも負けない世界観のMVもぜひご覧ください。

3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEは2013年に結成されたロックバンドです。2023年に発表した「ケセラセラ」で「第65回日本レコード大賞」を大賞を受賞し、その年の「NHK紅白歌合戦」に「ダンスホール」で出場を果たしました。

楽曲は数多くのCM、ドラマ、映画などとタイアップしており、アニメ作品では『忘却バッテリー』OP主題歌の「ライラック」や『炎炎ノ消防隊』OP主題歌の「インフェルノ」などが広く知られています。中でも「ライラック」は「第66回日本レコード大賞」で大賞を受賞し、史上初のバンドでの2年連続受賞を果たしました。

『薬屋のひとりごと』Season2・第2クールED「ひとりごと」

Season2・第2クールのED主題歌はOmoinotakeの「ひとりごと」。壬氏と猫猫の関係性にスポットを当てた楽曲が多かったこれまでのEDに対し、本楽曲は猫猫、小蘭、子翠の仲良しトリオの姿を描いた楽曲になっています。

原作やコミックスで今後の展開を知っているファンからは「泣かずにはいられない」と多くの反響が寄せられている本楽曲。EDアニメーションの三人が並び立つシーンでは、近くに立つ猫猫と小蘭に対し、子翠の少し距離を取っている姿に彼女の心中が表れているように感じられます。今後ストーリーが進んでいくにつれてより心に刺さるED主題歌になること間違いなしです。
　

スリーピースバンド・Omoinotake

Omoinotakeは島根出身のスリーピースバンドです。2012年に東京で結成し活動を開始。2020年に「モラトリアム」が劇場アニメ『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』の主題歌として起用され話題に。さらに同年、「産声」がテレビドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の主題歌に抜擢され、より注目を集めます。

2021年にアニメ『ブルーピリオド』OP主題歌「EVERBLUE」でメジャーデビュー。2023年には「心音」で映画『チェリまほ THE MOVIE〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』の主題歌を務め、その後も『僕のヒーローアカデミア』第7期EDの「蕾」をはじめ多くの楽曲がCM、ドラマ、アニメなどとのタイアップを果たしています。