
黒だったらヒモにしてもいい!? 百合子との“ラブいシーン”はご褒美タイム! 『忍者と殺し屋のふたりぐらし』イヅツミマリン役・芹澤優さん インタビュー
「セクシーじゃないですか!」、芹澤さんの推しは喜多村英梨さん演じる黒
――たくさんのキャラクターが登場していますが、ご自身が一番気になるキャラクターは誰ですか?
芹澤:私は黒ちゃんがすごく好きですね。セクシーじゃないですか! 黒はやけに色っぽいというか、黒とゆりちゃん(百合子)は女性同士の恋愛なんですけど、「黒は私もいけるかも」って思うくらい、キタエリさん(黒役・喜多村英梨さん)の声が本当に素敵なんですよ。
原作を読んでいたときも普通に「魅力的だな」と思っていたんですが、初めて現場でキタエリさんのお声がついた状態を聞いたとき、「エロ!!!!」ってなりました(笑)。
なんとも言えないセクシーな魅力と、女性とか男性とか関係なく一緒にいたくなるイケメン感とヒモ属性。結構ダメかもしれないです。私も黒に会ったら、普通に人生初のヒモを手にしてしまうかもしれない……。
――たしかに、「メロい」という言葉が合いそうなキャラクターです。
芹澤:メロいですよね! 中性的な魅力をふんだんに発揮していて、かなりドキッとします。今後もゆりちゃんと黒ちゃんのラブいシーンは、ちょこちょこ出てくるので、アフレコ中も大久保さんとキタエリさんの絡みを後ろから見ながら、「ちょっとヤバいな」「これはよろしいな。あかん、これはご褒美タイム」って思っていました(笑)。
第4話・第5話あたりはみなさんと一緒にお芝居ができたので、本当に素敵な時間でした。アフレコ後には、みんなでおにぎりを食べに行ったんですけど、おにぎり食べているキタエリさんも良かった……。私、キタエリさんがもう好きなのかな?
――喜多村さんとは初めましてではなかったんですよね?
芹澤:すごく若手の頃に一度ご一緒した以来、5〜6年は共演してなかったんです。『にんころ』で共演する直前に海外のアニメーション映画の吹き替えでまたご一緒して、「お久しぶりです、芹澤です」って挨拶したら、「知ってるよ〜」って言われてキューン!ってなりました(笑)。「覚えていてくださったんだ……!」って。そこからまたすぐに、(『にんころ』で)再会できたので嬉しかったです。
ご本人も黒ちゃんに似ているのかもしれません。いつも黒いお洋服を着ていらっしゃいますし、一見ミステリアスなんですけど、お話しするとすごくフレンドリーで。何かを伺ったらとても優しく丁寧に話を返してくれるんです。
――喜多村さんをはじめとするキャストのみなさんとは、おにぎり屋でどんなお話をされたのでしょうか?
芹澤:「現場での失敗談」ですね(笑)。先輩のことをうっかり名前で呼んでしまったエピソードとか、現場でちょっとやらかした話をみんなで共有して盛り上がりました。
――三川さんとは初対面だったとおっしゃっていましたが、どんな会話をされましたか?
芹澤:私が昔演じたちょっとグロテスクでダークホラー系の『魔法少女サイト』というアニメのキャラクターがすごく好きだったという話を最初にしてくれました。
あと、「イベントで曲を歌うんですよ!」って言われて、「えー! 歌ったら見せてよ!」とお願いしたら本当に歌ってくれて。「AnimeJapan」で「...私だけ見てて♡」というキャラクターソングを振りも再現して踊ってくれて、「ありがとう」ってお礼をしたりもしました。
でも、最近はずっと「花澤さんとばかり遊ぶからな〜」ってイジってます(笑)。あの2人は第1話から一緒だったから、2人で忍者カフェに行ったり、遊びに行ったりしてるんですよ。
私は途中参戦だったこともあり、現場終わりのご飯はあるんですけど、遊んだことはなくて。「悲しいな〜」っていつも言うんですけど、そうすると「(三川さんの真似をしながら)芹澤さんも行きましょ!」って焦るのが面白いんです(笑)。
2、3回はみんなでご飯に行けたかな。この後に出てくるマリンのお姉ちゃんも同じ事務所の先輩なので、一緒にご飯を食べにいきました。本当に収録が終わるのがめっちゃ早い現場で、今まで行った現場の中でも一番早かったです。ほとんど修正のディレクションがなかったので、サクッと終わってみんなでご飯に行くみたいな。
――先ほどハンバーガー先生とお話したとおっしゃっていましたが、ほかにも先生となにかお話を?
芹澤:私が原作が好きすぎてラジオで「ファンのお前たちはとりあえず原作を読め! 原作を読め!」って言ってたんですよ。そうしたら、ハンバーガー先生が私のラジオを聴いてくださったのか、SNSで「芹澤さんもそう言ってるぞ」のようなポストをしてくださって。
「え!? もしかしてラジオを聴いてくれたのかな?」って。そういうところも見てくださっているみたいで嬉しいです。先生も毎回アフレコに来てくれてたので、それも珍しくて、結構お話しする機会がありました。
――アニメーションについても、シャフトならではの演出が盛り込まれていたりとこだわって制作されています。映像面において魅力的に感じた点を教えてください。
芹澤:「えっ」とか「はっ」とかがひらがなでポンっと出てくるカットが結構入っているところです。この作品はギャグ作品なのでボケとツッコミの部分で、ボケに対してどんな反応のツッコミが出せるのかが、演じる側もすごく意識した部分だったと思います。
たった「えっ」というたった一言だけれども、やっぱり視聴者的にも気持ちいい「えっ」とか共感できる「は?」を出したいと思っていて。演じていた部分が画面でひらがなで出てくると、やっぱり大切な一言だったんだなと感じます。
黒ちゃんの「は?」という一言も出てくるので、これはもう他にはない面白い演出だなと思いましたし、『にんころ』で描かれるギャグのスピード感の良さが現れているなと思いました。
――作品のテーマでもある“忍者”にちなみ、もし忍者になったならどのような忍務をしてみたいですか?
芹澤:さとこはできてなさそうですけど、忍者は変装ができるって言うじゃないですか。顔をペリペリって剥がすと全然違う人になるみたいな、あれやってみたいですね!
それこそ、同業の……うわぁ花澤さんになりきって生きたら楽しそうですけど、花澤さんが2人いることになっちゃいますもんね。違う誰かになりきって任務をこなしてみたいです。
――喜多村さんではないんですね。
芹澤:キタエリさんにはならなくていいです。キタエリさんは見ていたいと思う方なので(笑)。でも、なりきって生きてみたいのは……意外と三川ちゃんかも。ほんとに肝が座ってるというか、彼女、現場に剣が刺さったリュックを背負って来たことがあるんですよ。
その剣は忍者カフェで手に入れたらしいですが。現場では三川ちゃんのスペースに手裏剣やクナイとかが飾ってあるんです。「それ飾ってあるの?」って聞くと、嬉しそうに見せてくれるんです(笑)。
私はどちらかというと「みんなに可愛いって思われたい!」っていう感じで生きてるタイプなんですけど、三川ちゃんは完全に逆で、「面白さ」とか「みんなを笑顔にすること」をすごく大事にしてるエンターテイナーなんです。だから、そういう意味でも真逆な彼女として一日を生きてみたいなって思います。想像がつかないからこそ、面白そうです!
――今後の見どころや、注目してほしいポイントを最後にお聞かせください。
芹澤:今後、マリンのお姉ちゃんが登場するんですけど、そこからマリンが結構変わっちゃうんです。見た目的にも、サイズ的にも、いろいろと変化があって……。そういう意味でマリンは二度おいしいキャラクターなので、前半のマリンと、お姉ちゃんの登場によって変化する後半のマリン、その両方をぜひみなさんに楽しんでいただきたいです。
あと、第5話以降でようやくマリンが、忍者と殺し屋のこのはとさとこの間に入って行けるようになるし、ハンバーガー先生もnoteで「マリンもメインヒロインだと思ってます」と書いてくれているので、メインヒロインとしてのイヅツミマリンちゃん、そして3人の絡みを、ぜひぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです!
[取材・文/笹本千尋]
アニメ『忍者と殺し屋のふたりぐらし』作品情報

イントロダクション
忍びの里から抜け出したくノ一さとこは、街で行き倒れていたところを通りすがりの女子高生このはに救われる。
だがそれも束の間、さとこは里からの追手に見つかってしまう。
しかしそんな追手をあっさりと返り討ちにするこのは。
…なんと彼女の正体は殺し屋だったのだ!
世間知らずのくノ一と殺し屋女子高生の危ない共同生活がスタート!
スタッフ
原作:ハンバーガー(「コミック電撃だいおうじ」連載/KADOKAWA刊)
監督:宮本幸裕
シリーズ構成:東冨邪子
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:潮月一也
美術監督:飯島寿治
色彩設計:渡辺康子
撮影監督:藤田和意
編集:松原理恵
音響監督:亀山俊樹
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:葛西竜之介
音楽プロデューサー:斎藤滋、タノウエマモル
音楽制作:ハートカンパニー
アニメーション制作:シャフト
キャスト
草隠さとこ:三川華月
古賀このは:花澤香菜
イヅツミマリン:芹澤優
黒:喜多村英梨
百合子:大久保瑠美
ロボ子:三川華月




































