
TVアニメ&実写映画『キングダム』歴代主題歌まとめ|アニメと映画のOP・ED曲情報、アーティスト紹介や楽曲への思いを、一気に振り返る
劇場版『キングダム』第1弾「Wasted Nights」
プロデューサーの松橋真三さんが、脚本を作り始めた2015年の段階でONE OK ROCKに主題歌を依頼したいと思われたことで実現。壮大な楽曲とメロディが、作品の世界観と共鳴して、大ヒット曲となりました。
ONE OK ROCK
世界を股にかけ活躍する、誰もが知るロックバンド。「完全感覚Dreamer」、映画『るろうに剣心』とのタイアップした「The Beginning」、「Mighty Long Fall/Decision」など、数々の名曲を生み出しています。
「Wasted Nights」のミュージックビデオは1110万回以上の再生回数を記録。また、「EYE OF THE STORM JAPAN TOUR」でのライブ映像も公開され、こちらは3590万回以上再生されています。
劇場版『キングダム』第2弾「生きろ」
力強いメロディと共に、友の大切さや命の尊さをうたった楽曲。
ミュージックビデオは800万回以上の再生回数を記録しています。また、映画の公開を記念して、東宝MOVIEチャンネルに映画の映像を使用したスペシャルPVも公開されています。
Mr.Children
2005年から活動する、日本を代表する4人組ロックバンド。「生きろ」は映画のための書き下ろし曲で、デビュー30周年目の新曲として注目を集めました。
ボーカル・ギターの桜井和寿さんは、“映画を観て、台本を読み、漫画を読み”という日々の中、ふと夢の中でメロディが浮かび、飛び起きるやいなやピアノに向かい、一気に曲を作り上げたそうです。「生きろ」というタイトルも桜井さんの命名で、「シナリオに突き動かされて出てきた言葉です。自分でもびっくりするフレーズでした」とおっしゃっています。
劇場版『キングダム』第3弾「Gold 〜また逢う日まで〜」
過去と未来、大切な人との絆といったテーマを優しく、かつ力強くうたっている楽曲。ミュージックビデオは600万回以上の再生回数を記録しています。美しい映像美と表現力豊かなパフォーマンスはまさにアートです。
宇多田ヒカル
1998年に15歳でデビューした宇多田ヒカルさん。1stシングル「Automatic/time will tell」がダブルミリオンの大ヒットとなり、日本の音楽シーンを新領域に引き上げました。その後、世界に活動範囲を広げ、2001年にはアメリカの『TIME』の表紙を飾っています。
「Gold 〜また逢う日まで〜」に対しては、「今の私が思う幸福とはなにかの歌ができました。ぜひ大音量で」とコメントされています。
劇場版『キングダム』第4弾「Delusion:All」
第1弾と同じくONE OK ROCKの楽曲。バンドのルーツでもあるロック要素を前面に出し、“戦う者の心の内”をうたいます。歌詞の「分裂すれば敗北する」「一緒に立ち上がり、一線を引かなきゃいけない、戻るのか突撃するのか」といった内容は、信たちだけではなく現実の社会で戦う私たちの心にも響いてきます。
ONE OK ROCK
ミュージックビデオは1410万回以上の再生回数。映像は、映画のショートフィルムのような質感で、激しい演奏シーンの中にストーリー性があります。
ボーカルのTakaさんは、「王騎将軍から『お前は何のために(戦う)』と問われたことが我々にとっての質問であり、その答えとして今回の曲を作った」とコメント。信と、彼らの活動姿勢とが、シンクロした楽曲と言えるのではないでしょうか。
どの楽曲も作品への愛と理解が濃い!
ここまで、全シリーズの楽曲を振り返ってきましたが、改めて言えることは、『キングダム』への愛と理解がハンパないものばかりだった、ということです。特に主人公である信を軸にした曲では、彼の成長の過程が浮き彫りになっているのを感じました。
アニメ・実写映画とも、製作者の方々の力とアーティストさんたちの熱い思いによって作られていることを改めて意識。すごいなあという尊敬と、すてきな作品に感謝、という思いに浸る時間となりました。
関連記事
関連商品

































