
描く楽しさをとことん味わえる! 滑らかな描き心地+色の再現性+機能性の三拍子がそろった液晶タブレット「Kamvas 16(Gen 3)日台限定版」使用レビュー
趣味としてイラストを描いている方からプロのクリエイターまで、あらゆるレベルの方に対応した「Kamvas 16(Gen 3)日台限定版」。今まさに、どれを選べばいいのか悩んでいる方におすすめしたい、描く楽しさをとことん味わえる液晶タブレット(以下、液タブ)です。
作画における機能性はもちろんのこと、アニメ視聴やゲームなど、エンターテインメントも気軽に楽しめるようになっているので、さまざまなシーンで活用できる予感……! とはいえ、使ってみなければわからないところもあるはず。
そこで、本記事では、実際に使ってみての使用感をリアルにレビュー! ディスプレイやペン性能、操作性だけでなく、日台限定版ならではの特徴もたっぷりとお伝えします。
創作活動が刺激される“ミドルレンジ液タブ”
「Kamvas 16(Gen 3)日台限定版」は、紙のような描き心地+色の正確さ+機能性という三拍子がそろったミドルレンジ液タブです。
2.5K対応15.8インチの高精細液晶&最新ペン技術(PenTech 4.0)を搭載しているため、鮮やかな高品質ディスプレイによって複数の色域を正確にカバーし、紙のような筆触感で自然かつ精密なイラストを描くことができます。
また、色彩精度はΔE<1.5を達成。1台ごとに厳密なカラーキャリブレーション(※)を施しているので、色ムラのないクリアな描写が可能です。
なお、日台限定版は、付属されている特典(限定カラー、折りたたみ式ポータブルスタンドなど)や、人気イラストレーター・さかの まち氏による描き下ろしパッケージも魅力ポイントのひとつ。イラストや漫画制作など、創作活動を刺激される要素が盛りだくさんです。
※:デバイス間で色を正確かつ一貫して再現するために行われる調整プロセス。
実際に「Kamvas 16(Gen 3)日台限定版」を使ってみた!
コンパクト設計と滑らかな描き心地
液タブは画面が大きくなればなるほど重たくなる印象がありましたが、「Kamvas 16(Gen 3)日台限定版」は十分な画面の大きさでとにかく軽い……! 約1.2kgの軽量対応かつ厚さ12.6mmというコンパクト設計になっているので、持ち運びは楽だと思います。
また、USB Cケーブル(1m)と3in1ケーブル(1.8m)、ACアダプタが付属されており、別途ケーブルを用意せずにすぐパソコンとつなげることができました。Type Cのケーブルだと裏表を気にせずに接続できるので、個人的には嬉しいポイントです。
実際に、液晶タブレットモードで試してみると、滑らかな描き心地に感動。「おぉ〜!」と声が漏れてしまうほど、スルスルと描ける感触がとても気持ちよく、思っていた以上に、紙に描いているときと変わらない感触でびっくりしました。
遅延があるとどうしてもストレスを感じてモチベーションが下がりますが、ペン先がよく走るので楽しく描けること間違いなしです!
微妙な筆圧も実現できる
描き心地と併せて感動したのが、2本のデジタルペンです。PW600はほどよい太さで持ちやすく、細めのPW600Sはペン先まわりが見やすくなっているので、細かい線やハネ、トメもより正確に表現できます。
何より、筆圧反応の感度が非常に良好ですので、微妙な筆圧も確実に捉えられるのがポイント。ドライバーをインストールすれば筆圧設定が可能で、自分の描き方にぴったりな線が引けるのはもちろん、表現の幅が広がるような感覚で楽しめました。
▲(上)PW600 (下)PW600S
また、本体だけでなく、デジタルペンのボタンにショートカットキーを割り当てることも可能。筆圧を固定したり、ブラウザやアプリごとの操作を割り当てたりと、自分のスタイルに合わせた設定を行えば作業スピードが格段にアップします!
まさに、クオリティの高い作品をできるだけ短期間で制作したい方におすすめの一台です。
▲ドライバーをインストールすると設定可能に!
カラー精度と発色の良さ
カラー精度と発色の良さも魅力ポイントのひとつ。実際に描いた色がそのまま再現できるので、何度も調整をする必要はありません。
影の深みやグラデーションなど、色のつながりも自然に表現可能。立体感や微妙なニュアンスも色の変化で演出できるため、作品のクオリティが上がるだけでなく、新たな分野にも挑戦できそうです。
さらに、画面表面は、光の反射や映り込みを抑えるマット加工(アンチグレア処理)、粒流感を最大限減少するフリッカーフリー、色彩精度を向上させるフルラミネート処理が施されています。だからこそ、カラー精度・発色の良さが際立ち、より優れた画像体験が楽しめるんですね!
▲かわいいパッケージでテンション上がります!
次のレベルへ進みたい方におすすめ!
「進化を遂げよう、プロになろう」というキャッチコピーのとおり、実際に使用してみて、創作のクオリティを高めたい方に最適な液タブだと感じました。さらに上を目指したい方、描き心地や発色にこだわりたい方、より快適な環境で作業したい方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。


















































