
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第12話「だから僕は…」用語解説(エンディミオン・ユニット、オーパーツ、白い悪魔、本物のガンダム、シャア専用の赤いモビルスーツ)
シャロンの薔薇の記憶
「ララァ、奴との戯言はやめろ」から始まる、『ファーストガンダム』を想起させる場面。
しかし本作では、そこから物語は急展開し、視聴者の予想を裏切るように“別の世界線”が描かれる。この世界は、『ファーストガンダム』の再現ではなく、「すべての世界線の始まり」を意味する場所として提示される。
登場するシャアの声は池田秀一さん、ララァの声は潘恵子さんと、オリジナルキャストが担当。
ゲルググ
シャロンの薔薇の記憶の中でシャアの載るジオンのモンビルスーツ。
『ジークアクス』の4話に登場するゲルググの項目を参照。
「ゲルググ」関連ワード
絶望の波動
シャアを失ったララァの絶望が引き金となり、誕生した新たな宇宙。
本作では、ララァがシャアを喪ったことで生まれた強烈な感情が、「絶望の波動」として別の宇宙を生み出したとされる。それは、ララァ自身がシャアとの再会を求め、彷徨い続ける多次元宇宙の発端でもある。
劇中では、シュウジがこの世界の構造について説明する場面があり、その背後には数々の赤いモビルスーツが映し出される。それらは、いずれも“赤い彗星”としてのシャアを象徴する存在であり、彼を追い求めるララァの記憶と結びついているかのように演出されている。
シャア専用の赤いモビルスーツ
「絶望の波動」によって展開された多次元宇宙に現れた、シャアを想起させる赤いモビルスーツたち。 それぞれが“もしも”の歴史を想定させる機体として登場し、いずれもシャアの存在や選択が異なる形で表れた世界線を示唆している。
以下、劇中にビジュアルが登場する順に紹介。
シャア専用グフ
『ファーストガンダム』ではランバ・ラルの搭乗機として知られるが、シャア専用カラーのグフが登場。これは、ガルマ死なず、左遷されることのなかったシャアが、ラルの代わりにグフに乗り込みガンダムと対峙する世界線かもしれない。
シャア専用ヅダ
OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO』に登場したヅダをベースとした機体。『ファーストガンダム』の世界では、未登場。
ヅダは実験中の事故により正式採用を逃し、ザクが量産された経緯がある。このシャア専用ヅダは、ヅダの事故が起こらず、正式採用されていた世界線の可能性を示唆していると思われる。
シャア専用ビグロ
『ファーストガンダム』ではトクワンが搭乗し、戦闘で撃破されたモビルアーマー。
元々、シャアの所属部隊に配備された機体でもあり、トクワンの存在がなければ、シャアがこの機体を用いていた世界もあり得る。
シャア専用ビグザム
本来はドズル・ザビが搭乗した巨大モビルアーマー。シャアは元々、ドズル配下に属していた経緯もあり、ガルマへの謀略がなければドズルの下で活躍を続けていた可能性がある。
このビグザムは、ドズル悲願の「ビグザム量産の暁には」の世界で、シャア用に配備された姿とも捉えられる。
シャア専用ガルバルディα
ゲルググとギャンの特性を併せ持つとされる機体で、『ファーストガンダム』では未登場。
一年戦争が長期化し、ゲルググやギャンの開発計画に変化が生じた世界では、こうした機体が登場する可能性があったのかもしれない。
シャア専用機体6体目
細かいことはわからず。
昔描いた白いヤツに相対する赤い奴を引っ張り出したのは杉谷P。後年追加した赤いの全身は、かつて白いのを見えない部位を創作し立体化してくれた模型師でデザイナーの東海村原八さんに向けた絵だったが、闘病してた彼はジークァクスの発表前に亡くなってしまった。半ば事後承諾で複雑だったが供養かな pic.twitter.com/IRuQRs3BeG
— 山下いくと@エヴァンゲリオンANIMA全5巻 (@ikuto_yamashita) June 24, 2025











































