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映画『F1/エフワン』ブラッド・ピット、堀内賢雄、中尾明慶登壇の舞台挨拶公式レポ

映画『F1/エフワン』ブラッド・ピットさんが3年ぶりに来日! 堀内賢雄さん、中尾明慶さんとともに登壇した舞台挨拶の公式レポートが到着

6月27日(金)より日米同時公開がスタートした映画『F1®/エフワン』。

このたび、公開直前となる6月26日(木)に2回行われた舞台挨拶の公式レポートが到着しました!

本イベントには、3年ぶりの来日となる主演のブラッド・ピットさんに加え、堀内賢雄さん、中尾明慶さんがそれぞれの回に登壇。ファンたちの熱烈な歓迎を受け大盛況のイベントとなりました。

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F1/エフワン
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来日舞台挨拶①ブラッド・ピットさん、堀内賢雄さん 登壇回レポート

今回のブラッド・ピット来日は6月24日(火)に発表し、来日を果たしたのが6月25日(水)。ブラッドは自身史上最速来日という形で日本を訪れることとなった。なお、25日(水)、26日(木)と都内劇場で3回に渡り行われた舞台挨拶付き上映回は3分でチケットが完売し、日本のファンの熱狂さが明らかに!

来日2日目の26日(木)、ブラッドはグランドシネマサンシャイン 池袋の舞台挨拶に登壇。特別ゲストは、ブラッド演じる本作主人公ソニーの日本語吹替を担当した、レジェンド声優の堀内賢雄。“ブラピ公認声優”としても知られる堀内とブラッドは、映画『ブレット・トレイン』来日イベント以来3年ぶりの再会を果たす形となった。

堀内もまさかのブラッド《超高速来日》にあらためて驚きつつ、「先日のジャパンプレミアでブラッドさんにビデオメッセージをいただいて、『賢雄』と呼んでもらって感激していました。だからもう来日はないと思ってたんですよ。そしたら急遽来ると聞いて、登壇のチャンスをいただいて…関係各所の人たちが『ブラッド・ピットさんに会うのであれば』と、快く協力してくれました」と、ブラッドに会うために大急ぎでスケジュールを調整し登壇が実現したことを明かした。

ついにステージに現れたブラッドは、「日本に戻って来られて嬉しくてたまらないです。3年かかってこの映画を作り上げたんです。まず皆さんに聞きたい、私の日本語どうでした?」と、堀内が自身の声を吹き替えていることにかけて客席に語り掛け、会場からは大きな拍手が。これにはブラッドも「賢雄さんのお陰です。賢雄さん、ありがとう」と笑顔を浮かべていた。

映画『ブレット・トレイン』での来日以来の再会となる二人。堀内は「『ブレット・トレイン』以外にもたくさんブラッドさんの声を吹き替えているので、年中作品の中でお会いしてる感はあります(笑)。でもこうやって対面するのは今日で2回目ということで、夢のようです」と感慨深げにコメント。

そんな堀内が自身の声を担当した日本語吹替版について、ブラッドは「もちろん観ましたが、何を言っているか全くわかりませんでした」と語り会場は大爆笑。「でも気持ちや感情がすごく伝わってきました!」とブラッドが続けると、これには堀内も「ありがとうございます。吹き替え版の監督にも気持ちが伝わるようにと言われていて、そこを意識して演じたので、伝わって良かったです!」と感激の様子だった。

続いて堀内からブラッドへ、「弱小チームを1つにまとめ上げるソニーの魅力を表現するうえで意識したこと、役作りで注視したところは?」という質問が。

弱小チームを勝利に導くべく呼び寄せられた、型破りな伝説のF1®レーサーである主人公ソニーを演じたブラッドは、「演じる上で、実際の弱小チームも研究しました。上位チームに比べると、車もそこまで良くないし、いろんなものが欠けている。そこをルールギリギリ、合法かどうかのところをついて勝ちに行くという。そんなF1®スポーツの歴史を見ながら役作りをしていきました」と撮影を振り返った。

舞台挨拶の後半には、ブラッドから観客へのサプライズプレゼントが!観客の中から選ばれた幸運なファンが壇上に上がり、ブラッド本人からサイン入りポスターとTシャツが贈呈された。

舞台挨拶の前に映画を鑑賞したファンは、「ずっと手に汗握って、2時間半ずっとドキドキして、あっという間でした」と本作を大絶賛。ブラッドは「そういう言葉を聞くためにこの映画を作りました。本当に嬉しいです」と返答し、会場はあたたかい拍手に包まれていた。

最後に、堀内から「本当に素晴らしい作品です。驚くべきレースのシーンに加え、人間ドラマも含めてすごいストーリーになっていますので、字幕版も吹替版も何度も観て、何十回も劇場に足を運んで楽しんでください!」、ブラッドからは「日本に来られる口実があったらいつでも行きます!」とファンへメッセージが贈られ、大盛り上がりのうちに舞台挨拶は幕を閉じた。

 

来日舞台挨拶②ブラッド・ピットさん、中尾明慶さん 登壇回レポート

同日続いて行われたのは、丸の内ピカデリー Dolby Cinemaでのイベント。こちらでは、モータースポーツ番組のMCを長きに渡り担当し、自身もF1®ファンとして知られる俳優の中尾明慶が登壇し、ブラッドをステージに迎え入れる形で、共に舞台挨拶を行った。

まず一人ステージに呼びこまれた中尾は、「ここに来るまでドッキリだと思ってたの!だけどまさかこんな日がくるなんて思ってなかったですし、数多く作品を観てきた素晴らしい俳優さんにお会いできるなんて思ってなかったので…みなさん、楽しみましょう!」と興奮気味に観客たちに呼びかけると、会場からは拍手喝采!続いて熱狂的なファンたちの大歓迎を受け登壇したブラッドは、「どうもありがとう!」と日本語で挨拶。

「日本に来られて嬉しいです。日本に来るといつもあたたかい歓迎を受けています。やさしく愛を注いでくれて、みなさんに感謝を伝えたいです。そして、日本でこうやって映画を公開できることができるのもすごく嬉しいです。日本にはF1®の聖地のひとつ、鈴鹿サーキットがあります。F1®レーサーたちも、角田裕毅選手も、みんな鈴鹿サーキットがお気に入りだと言っています。愛している人達が多いんです」と、憧れの鈴鹿への熱い思いを口にした。

ハリウッドを代表する大スター・ブラッドと初対面を果たした中尾は、「本当にかっこよくて!舞台袖でも気軽にお話してくださって、本当に感動です!…ごめんなさいね、大した言葉が出てこなくて」と語り、会場からは共感の笑いが起きていた。

一足早く本作を鑑賞した中尾は、「本当に素晴らしいんですよ!まるでF1®マシンの車載映像を見ているような迫力のシーンもあるし、ドラマも直球どストレートの物語で、本当にぼくらの背中を強く押してくれる映画が出来上がったと思います」とその魅力を熱弁。

そのコメントに感動したブラッドが、突然ポケットから1万円札を出して中尾に手渡す一幕も!これには中尾も「ギャラいただきました!ありがとうございます!」と驚きながらも大興奮の様子だった。

続いては、映画公式SNSに寄せられた質問にブラッドが次々に回答。「今までいろんな監督とお仕事されてきたと思いますが、ジョセフ・コシンスキー監督はどんな監督でしたか?」という質問には、「とにかく彼は天才的な監督なんです!」と即答。

「コシンスキー監督は、ご存じのように『トップガン マーヴェリック』の監督であり、大ヒット作を作り終えた後何を撮ろうかと考えて、俳優たちを本物のF1®マシンに乗せて、本物のサーキットで走らせる映画を作るという、無謀なアイデアが浮かんだんです。そして『マーヴェリック』の時からさらに進化したカメラを開発し、より小型化して性能がアップした新しいカメラをF1®マシンに乗せて撮影しています。完成した映画を観れば、まるで自分がコックピットに座ってレースしているような感覚を覚えると思います」と、コシンスキー監督の手腕を絶賛していた。

これに対し中尾が「映画館でこの作品を観た時に、本当に手が(ハンドルを切るように)動いちゃって、左足でブレーキを踏みたくなるような瞬間が数多くあって…。このコメントだと、1万円もらえないですか?(笑)」と話すと、ブラッドはおもむろにポケットに手をやり、今度は5千円札を中尾に手渡し、会場は再び大爆笑!

「実際に本作で演じて観て、F1®チームを作ってみたいという衝動にかられたりしませんでしたか?」という質問には、ブラッドが「レースは子供のころからの夢だったんですよね。一緒にやりませんか?」と中尾をスカウト!対する中尾は、「ぜひともよろしくお願いします!」と頭を下げながら、ブラッドに渡されたお札を返却し、「やったー!1万5千円でチーム組めました!」と語り会場を沸かせていた。

そんな中尾からも、ブラッドに対して気になる質問が。「これまでたくさんの映画でいろんな職業を演じられてきましたが、本作でF1®ドライバーを演じる難しさとは?」と中尾が訪ねると、ブラッドは「F1®はスポーツとしてすごく愛好家がいるし、同時に全然観たことがない人もいる。この映画ではどちらの人たちも満足できるようなものにしたかったので、脚本もたくさん練って、やっと良いバランスの作品が出来たと思います」と、F1®というスポーツに最大限のリスペクトを払って挑んでいたことを明かす。

F1®ファンの中尾も、「本当にF1®を知らない方でも感情移入しやすい、素晴らしい作品になっていると思います」とあらためて本作を絶賛した。

また、中尾が「F1®などのモータースポーツは、ドライバーやマシン、タイヤ、天候などいろんな事柄がうまくいかないと勝てないスポーツだと映画を観ても改めて感じました。ご自身も、俳優業でそのようにうまくいかないと感じた挫折のようなものはありましたか?」と尋ねると、ブラッドは「人間ですからね、常に太陽が輝いている日々ではありません。いろんな大変なことが人生にはあるけど、やはり“強くあれ”ということで、そういうものを乗り越えた時に成功を収めたり、成長できることもあると思う。夜があれば朝が来る、良いことあれば悪いこともある、人生としてすべて受け止めています」と力強くコメント。

これには中尾も「かっこいいなあ!」と思わず声を挙げながら、「ぼくも子供のころからお芝居をやってきて、いろんなことをみてきたので、今回ブラッドさんに聞いてみたかったんです。みなさんも日々生きていていろいろ大変なこともあると思うけど、夜があれば朝は来ると思って、これを大事にして生きていきましょうね!」と語ると、ブラッドから再び1万円札が!会場は笑いとあたたかい拍手に包まれていた。

そしてF1®ファンとして、やはりレースシーンに強く惹かれたという中尾は、「たくさん訓練して実際に運転して300kmの世界を体感したとのことですが、その時に感じたのはどんなことでしたか?」と質問。

するとブラッドは「最高です!自分が感じたことのないような高揚感で、説明しにくいけど映画を観たら感じてもらえると思います。アクセルを踏み込んだり、ブレーキングやコーナリング、どれも最高の気分でした」と笑顔を見せた。

「中尾がちょっとヤバい!みたいな瞬間はありましたか?」と続けて質問すると、ブラッドは「トラックの上ではないですが、違うところでスピンしそうになったりしたことはありますね。でもマシンはボロボロにならなかったので、そこが(ルーキーのジョシュア役の)ダムソン・イドリスとは違います。彼に言ってもいいですよ!」と、劇中でのとあるシーンに言及しながら共演者の名前を出し、会場を沸かせていた。

中尾が「危険も伴う撮影だったと思うけど、やりきったのはすごいですよね。そういう環境があるのも、それに応えられる人とたちもすごいですし、素晴らしいですね。やっぱりものすごくこわいと思うので」と語ると、ブラッドは「怖くはないよ!でもスリルはあります」と茶目っ気たっぷりに返していた。

続いては、来場客の中から選ばれた幸運な1名が、ブラッドからプレゼントを受け取れるサプライズコーナーへ。

当選した観客1名が感激の面持ちでステージに上がると、ブラッドから直接サイン入りポロシャツとポスターの贈呈、そしてなんとハグまで!「ドキドキして手が震えちゃってる…」というファンに対し、ブラッドは「この映画を観たらF1®のファンになるよ!」と笑顔で語っていた。

そしてファンのスマートフォンで記念撮影が行われると、ブラッドが中尾を呼び寄せて3ショットでの撮影に。中尾は恐縮しながらも、「最悪後で切れるように、ちょっと離れておきますね!」とファン思いな配慮を見せていた。

最後に、ブラッドと中尾から、公開を待ち望む日本のファンへメッセージが贈られた。中尾は「本当に映画史に残る、モータースポーツ映画の傑作が出来たと思っています。モータースポーツファンにも観てほしいですし、日本のみなさんにも、日々生きていく中でエールを送ってくれる映画だと思うので、ぜひ劇場に足を運んでくれたら!」、ブラッドは「みなさんありがとうございます。この映画をみなさんにやっと共有できることが本当に嬉しいです。この映画は3年間かけた愛の結晶だと思います。楽しんでいただける作品になっていると思うし、もし楽しんでいただけなかったらそれはコシンスキー監督のせいです!ストーリーも感動的で、セカンドチャンスや贖罪について描かれています。ぜひ楽しんでください」とコメントした。

トークの終わりには、ブラッドと中尾が満員の客席をバックに記念撮影を行い、ブラッドは満面の笑みを浮かべながら客席に投げキッスまで!2日間に渡るブラッドの来日舞台挨拶は、いずれも大盛況のうちに終了した。

 

「映画『F1/エフワン』ブラッド・ピット来日舞台挨拶」概要

■日程:6月26日(木)

来日舞台挨拶①

■会場:グランドシネマサンシャイン 池袋
■登壇者(敬称略):ブラッド・ピット(ソニー役)、堀内賢雄

来日舞台挨拶②

■会場:丸の内ピカデリー Dolby Cinema
■登壇者(敬称略):ブラッド・ピット(ソニー役)、中尾明慶

『F1®/エフワン』作品情報

6月27日(金)全国公開

配給:ワーナー・ブラザース映画

F1/エフワン

あらすじ

伝説的元カリスマF1®ドライバーのソニーは、最弱のF1®チームを救う為、現役復帰を果たす。常識破りなソニーの振る舞いに、チームメイトである若きルーキーやチームメンバーは困惑し、度々衝突を繰り返すが、次第に圧倒的なソニーの才能と実力に導かれていくー。果たしてソニーは、バラバラのチームと共に過酷な試練を乗り越え、並み居る強敵たちを相手に逆転できるのか?!それぞれの情熱と誇りを胸に、命がけで夢<スピードの頂点>に挑む!

キャスト

ソニー:ブラッド・ピット(堀内賢雄
ジョシュア:ダムソン・イドリス(森本慎太郎)
ルーベン:ハビエル・バルデム(大塚明夫
ケイト:ケリー・コンドン(佐古真弓
バーナデット:サラ・ナイルズ(本田貴子
キャスパー:キム・ボドゥニア(江原正士
リコ:ジョゼフ・バルデラマ(三宅健太
ヒュー:ウィル・メリック(内田雄馬
ピーター:トビアス・メンジーズ(森川智之
キャッシュマン:サムソン・ケイオ(木村昴
ドッジ:アブダル・サリス(杉村憲司
ジョディ:キャリー・クック(内田真礼
チップ:ショー・ウィガム(加瀬康之

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