音楽
Ave Mujica・佐々木李子&高尾奏音が怒涛の’25年上半期を振り返る/インタビュー

TVアニメの放送やMyGO!!!!!との合同ライブ、フェス参加……Ave Mujicaが駆け抜けた半年間を佐々木李子さん&高尾奏音さんが振り返る|5th LIVE「Nova Historia」から始まる新たな歴史の幕開けと、その先にある理想のバンド像とは【インタビュー】

アニメのラストは、暗闇の中にいたからこそ、かすかな光が眩しく見えた

――今年1月からのTVアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』を皮切りに、アニメ・リアルバンドと共に濃密な上半期だったかと思います。

高尾:そうですね。目まぐるしいというよりは、ひとつひとつが濃すぎてむしろ長く感じました。

佐々木:そうだね。私も夢の中にいる感覚というか。1月からアニメが始まって、電車に乗ってふと車内を見たら、自分たちが演じているキャラクターのポスターがあって、世界中をAve Mujicaがジャックしているのが本当にすごくて。

アニメをやっとみなさんにお届けできた嬉しさもありつつ、でも一筋縄ではいかない物語なので、みんなの感想もいろいろあって。それを見たり、自分で考察していると現実世界を忘れるというか。この“アニメムジカ”の世界観の中で生きているような感覚がありました。

高尾:確かに、「作品の中で生きている感覚がした」ってすごく分かるかも。収録自体はけっこう前に終わっていたんですが、アニメの放送中も、ちょっと自分のキャラクターの置かれている状況と自分の心情がリンクしちゃう瞬間があって。放送中はけっこうナイーブでした(笑)。

――祥子にリンクしてしまったら、かなり精神的に参ってしまいそうです。ご飯もまともに食べられなくなりそうな……?

高尾:はい、まさにご飯がおかゆのときもありました。「おかゆ食べながら卒論書いてます」みたいな写真をLINEグループに貼ったり(笑)。

佐々木:バンド練のときも、曲の雰囲気に引っ張られていたというか。そんなのんたんを見て心配しつつも、その姿がカッコよくて、アーティストだなって思いました。憑依してるみたいで。

高尾:自分でも制御できていなくて、「あ、これはとんでもない状況だぞ」って思いました。いつも練習のとき、泣いていたもんね。でもみんな慰めてくれる。

佐々木:本当にみんなで支え合いながらの半年間でした。

――それこそ作中の初華と祥子、ひいてはバンドとしてのAve Mujicaのラストも人によって色々な感想や受け止め方があるんだろうなと思いました。

高尾:当時の気持ちを忘れないようにしようと思って、スマホにメモしていたんです。(その場で確認すると)「生きた心地がしない」とありました。走馬灯を見ているような、まだ夢の中のような感じで。プラスにもマイナスにも捉えられない、不思議な感情でした。

佐々木:「人生って難しいな」という気持ちになりました。でも私個人としては……救いがあったかなと。すごく辛い暗闇の中にいたからこそ、かすかな光がより眩しく感じるラストになっていたなと思います。

高尾:私のスマホのメモにも「幸せな憂鬱」って書いてある。「こんな言葉がぴったりとあてはまる世界だった」「闇を抱えているのに光を見ているような」と。

佐々木:表裏一体だと思います。闇があるからこそ、かすかな幸せを感じられたりもするから、全ての苦しみも悲しみも無駄じゃないし、そういう黒い感情も抱きしめて進めるバンドって強いじゃないですか。それこそがAve Mujicaだなと思いました。

――アニメの展開に引っ張られるとなると、「KiLLKiSS」のフリーライブ(2月2日開催)はタイミング的により大変だった気も……。

高尾:あのライブだけは、(アニメの展開とは)切り離してできたかもしれません。

佐々木:あのライブは、初めて仮面を付けずに演奏しましたが、アニメも始まって、キャラクターの内面もそれぞれ見え始めていたので、全てを解放するような、「見てください! 仮面を取った私たちのありのままの姿を!」みたいな気持ちでした。

高尾:無料配信もされて、世界中の人が見られる状況だったので、アニメはもちろん、「Ave Mujica」というバンドとしても知ってもらえるきっかけになったらいいなという気持ちもあり、いつものライブとパフォーマンスを少し変えていた気がします。

佐々木:確かに、「バンドとして見てほしい」という気持ちでもやりました。実際、そこで知ってくださった方もきっと多かったと思います。

高尾:先日もリリースイベントのお渡し会のときに「いつから応援してくれていますか?」と訊いたら、フリーライブと答えてくださった方がけっこういました。

佐々木:嬉しいよね。私たちの世界観ってダークで、メタルで、ちょっと怖いと思う方もいるかもしれないけど、フリーライブは来やすかったのかも。

高尾:まだ足を踏み入れていない方はぜひ来てください! 一度入ったら抜け出せないはずなので。

佐々木:いつでもようこそ、お待ちしております(笑)。

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