
「TVアニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2025」レポート|春瀬なつみさん、大塚剛央さんら7名の声優陣が第1期の名場面を生アフレコで再現! そして、気になる第2期の放送時期も……!?
2025年1月から放送されたTVアニメ『メダリスト』。その出演声優陣7名が登壇するイベント「TVアニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2025」が、先日7月27日(日)にパシフィコ横浜会議センターメインホールで実施されました。
その会場では結束いのりの衣装や明浦路司のジャージ、キャラクターたちの等身大パネルの展示コーナーがあり、イベント前に記念撮影を楽しむ作品ファンの姿も。
また、イベント中は原作・つるまいかだ先生考案・監修よるオリジナル朗読劇の披露や、客席参加型のコーナーで大いに盛り上がりました。
本稿ではこのイベント(昼・夜公演)の模様をピックアップしてお届け。なお、8月3日(日)23時59分までアーカイブ配信が実施中です。本稿では伝えきれていない部分もありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
登壇者
春瀬なつみ(結束いのり役)
大塚剛央(明浦路司役)
市ノ瀬加那(狼嵜光役)
小市眞琴(鴗鳥理凰役)
小岩井ことり(大和絵馬役)
伊藤彩沙(鹿本すず役)
加藤英美里(高峰瞳役)
昼の部ではイチゴたい焼きをかけて声優陣がバトル!
開演5分前になると、那智鞠緒から渡されたメモを読み上げるという体で、イベント中の注意事項を告知する三家田涼佳による場内アナウンスが流れました。
その後、開演時間を迎えるとスクリーンでオープニング映像が上映され、加藤さんから順番に声優陣が登場しつつご挨拶。オープニングトークでは久しぶりにアニメ「メダリスト」を語れるといった話をしつつ、早速コーナーへと移ることに。
今回のイベントMCは大塚さん&加藤さんの先生コンビが担当となり、まずは最初のコーナー「メダリストグランプリ」を実施しました。
このコーナーは、事前に本作のファンのみなさんの声を参考にしたランキングを作成しており、その結果を銅メダル、銀メダル、金メダルの順に発表。その後、金メダルに輝いたシーンはキャスト陣による生アフレコで再現されるという流れでした。
最初のテーマは「おもしろいで賞」となり、銅メダル「律儀すぎる鴗鳥慎一郎」、銀メダル「見なよ……俺の司を……」、金メダル「ブスエビフライ!」という結果に。各賞が発表されるごとに収録での裏話などが披露され、来場者のみなさんも興味深げにトークに聴き入っている様子でした。
銀メダル「見なよ……俺の司を……」が発表されると春瀬さんがすかさず台詞を再現する場面があり、会場から拍手が巻き起こりました。SNS上などでも大きな話題を呼んでいた台詞ですが、それを完全再現するべく本編のアフレコをする際は事前に練習を重ねていたという裏話も飛び出しました。
続いての「よく頑張ったで賞」は銅メダル「たった1人でアップをするいのり」、銀メダル「目標達成シートを書いてくれた理凰」、金メダル「スケートのためにご飯も食べない絵馬」となりました。
金メダル「スケートのためにご飯も食べない絵馬」は、第9話「西の強豪(後)」における絵馬と蛇崩遊大による一幕ですが、小岩井さんは自身の視点で見ると心が締め付けられるけれど、絵馬としては一生懸命かつひたむきな気持ちだからこそ、視野が狭くなってしまっている状態を演じられるように意識していたとコメント。
3つ目のテーマは「ナイス師弟愛で賞」となりましたが、銅メダルは先ほどからの流れで「絵馬と遊大」、銀メダルは「ミケとナッチン」、金メダルは「金メダルを獲らせると約束を交わすいのりと司」とそれぞれの講師と生徒の関係性に焦点が当たる結果に。
「金メダルを獲らせると約束を交わすいのりと司」は、第2話「初級バッジテスト」終盤のいのりが司へ決意を語り、そんないのりに力強く「わかった」と真っ直ぐ返す司が見られるシーン。ふたりの信頼関係が築かれたグッとくるシーンだけに、春瀬さんと大塚さんの生アフレコに聴き入る方が多数見られました。
このコーナー終わりで「生朗読コーナー」が実施。こちらは今回のイベントビジュアルに描かれたキャラクターたちの衣装から着想を得た物語となっており、いのりたちが自分たちでエキシビジョンを作り上げるといった内容。
何と考案・監修は原作のつるまいかだ先生。普段は絡みのないキャラクター同士の掛け合いや、客席とキャラクターが交流するような時間もあり、声優陣はこのイベントだけの特別な物語を届けてくれました。
後半戦に入ると、「メダリスト スペシャルエキシビジョンマッチ」を行うことに。このコーナーでは、作中で小学生のキャラクターを演じる春瀬さん、市ノ瀬さん、小市さん、小岩井さん、伊藤さんが“特製!イチゴたい焼き”をかけて戦いました。
「メダリスト統一小学生テスト!」では小学生にまつわる問題が出題され、「710年に藤原京から遷都された奈良時代の都といえば?」といった社会科の授業で習いそうなものから、「2024年度でもっとも人気だったランドセルの色は?」といった最近の小学生のトレンドについての問題が登場。
続いての「振付記憶力バトル」は合宿のバレエレッスンのシーンで用いられたBGMにあわせて順番に振付を考えて踊っていき、それまでの振付がわからなくなった人から脱落していくというもの。後になればなるほど難しくなっていくものの、春瀬さんと小市さんが健闘して最終的に小市さんが最後まで残りました。
「金メダルを目指せ!会場アンケート」は会場参加型となっており、声優陣が客席に質問をしていき、その質問に該当する方だけが残っていくというコーナーでした。
そこで最後のひとりを見つけ出した人には50ポイントが加算されたのですが、市ノ瀬さんの質問「親戚か自分の名前が光の人?」、小市さんの質問「自分か親戚にスポーツ選手がいる人?」でいきなり3人に絞られる波乱の展開に。
その後は苦戦したものの、最後に春瀬さんが「今日赤レンガ倉庫にいってきたorこれから行く人?」という質問を投げかけると1人に絞られ50ポイントを獲得。想定以上に早く結果が出たからか、そのままもう1問やることになりました。
しかし、春瀬さんの「スケートの試合を実際に見に行ったことがある人?」という質問からの、伊藤さんの「京都出身の人?」の質問で2回目もあっと言う間に終了。伊藤さんも50ポイントを獲得。
ですがあまりにも早く終わったため、勝負は3問目にもつれ込むことに。最終的に残り2人まで絞りこんだところで、最後に小岩井さんが「昨日の夜にメダリストをもう1回見た人?」と質問すると、遂に1人に絞られ50ポイントをゲット。最終的に合計110ポイントを獲得した春瀬さんが優勝し“特製!イチゴたい焼き”を手にしました。
その後は会場で販売されたイベントグッズを紹介。こちらはKADOKAWA公式通販【カドスト】でも販売されるそうなので、当日買い逃しがあった方や配信でご覧になっていた方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
作品関連の情報告知を行い、最後に声優陣から来場者へのメッセージがあって【昼の部】は終幕に。終演後には夜鷹純からのアナウンスがあり、会場から拍手が巻き起こりました。









































