
秋アニメ『悪食令嬢と狂血公爵』漫画(コミカライズ)・水辺チカ先生 メールインタビュー【連載第6回】|星先生が何を伝えたいシーンなのかを崩さないように、漫画的な表現を交えて少しオーバー目に表現するようにしています
原作小説が「Kラノベブックスf」より刊行、コミカライズが「ARTEMIS by sirius」にて好評連載中の『悪食令嬢と狂血公爵〜その魔物、私が美味しくいただきます!〜』。同作のTVアニメ『悪食令嬢と狂血公爵』が、2025年10月2日(木) 深夜1:28~TBS・BS11ほかにて放送開始となります!
本作は、“魔物”を美味しく食べられる方法を研究し、変わり者扱いされている「悪食令嬢」ことメルフィエラと、「狂血公爵」として恐れられているガルブレイス公爵が織りなす、美味しくて胸キュンな異食(異色)グルメファンタジーです。
このたび、アニメ化を記念して、本作のキャスト&スタッフへのメールインタビューを連載形式でお届け。最後となる第6回目は、漫画を担当された水辺チカ先生です。コミカライズならではの工夫、原作・星彼方先生との裏話などをお話してくださいました。
原作を漫画に落とし込む際に意識していることとは?
——最初に、TVアニメ化の話を聞いたときの率直な気持ちをお聞かせください。また、完成したPVやアニメ映像をご覧になったときはいかがでしたか?
漫画(コミカライズ)・水辺チカ先生(以下、水辺):「アニメ?やるんですか?え、すごい…」と、いまだに若干他人事のような気持ちで実はまだ実感が湧いていないです(笑)。でも心から嬉しいです、ありがとうございます…!
完成したPV、1話を拝見した時は、後からじわじわ感動がやってきました。リアルタイムでテレビ画面で見られるようにテレビを買ったので、今からとても楽しみです!
——コミカライズを担当されている水辺先生からみて『悪食令嬢と狂血公爵~その魔物、私が美味しくいただきます!~』は、どのようなところが魅力の作品だと思いますか?
水辺:やはり表情豊かなキャラクターたち、作り込まれた世界観、食べたことがないはずなのに、食べてみたい!と思わせてくれる想像できそうな魔物食たち。それらすべてです。
——小説の文章からコミックの絵として表現する際、毎話どのように制作されているのでしょうか。また、星彼方先生の原作を漫画に落とし込むときに、大切にしていること、心がけていることはありますか?
水辺:原作を読み、脳内で音のない映像が流れるので、私はその映像を漫画に落とし込みます。
星先生が何を伝えたいシーンなのかを崩さないように、しかし漫画的な表現を交えて少しオーバー目に表現するようにしています。
——原作の星彼方先生から感想をもらうことはありますか? コミカライズを担当される際、もしくはアニメ化発表時など、星彼方先生とのやり取りで印象に残っているエピソードがありましたら教えてください。
水辺:たくっっさんあります!! 毎話のネームに、たくさんの熱量をこめてコメントを添えてくださいます!
アニメ化の時も、ほぼ原稿1枚分に手書きでメッセージが書かれていて、すごく感動いたしました。













































