『僕のヒーローアカデミア』歴代OP・ED・劇場版主題歌全32曲まとめ！　担当アーティスト情報もあわせてお届けします！

『僕のヒーローアカデミア』第7期1クールOP「誰我為」

2024年放送の第7期1クールOP主題歌はTK from 凛として時雨の「誰我為（たがため）」。主題歌オファーが来てから原作を手に取ったというTKさんは、「読んでいて音楽が自然と吸い寄せられる」感覚を覚え、クリエイターとして刺激を受けたそう。

OPに使用されている1番の歌詞ではヒーロー側の視点が歌われている一方、2番の歌詞では敵＜ヴィラン＞側の視点が歌われている本楽曲。ぜひ歌詞を読みながらフルバージョンで聞いてみてください。

ソロアーティスト・TK from 凛として時雨

TK from 凛として時雨は、東京都出身のソロアーティスト。ロックバンド・凛として時雨のボーカル＆ギターを務めるTKさんのソロプロジェクトの名義です。スリーピースバンドの枠を外れ、ヴァイオリンやピアノを取り入れたスタイルや単身でのアコースティックなど自由な表現形態を取っており、他アーティストへの楽曲提供なども行っています。

アニメ作品とのタイアップも非常に多く、『東京喰種トーキョーグール』OP「unravel」や『チェンソーマン』第8話ED「first death」、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』日本語吹替版主題歌「P.S. RED I」などで主題歌を務めています。

『僕のヒーローアカデミア』第7期1クールED「蕾」

第7期1クールED主題歌はOmoinotakeの「蕾」。メンバーは連載当初から本作を愛読していたそうで、公式サイトには作品に携われる喜びとともに「曲を作るにあたり、改めて「ヒロアカ」に触れた時間の中で、デクをはじめとする、ヒーロー達の「人を想う姿」に、何度も心を揺さぶられました。」とコメントを寄せています。

「擦れ違ってもがいて　わかりあえず痛くて」という歌詞をはじめ、フレーズひとつひとつがキャラクターの姿や関係性を想起させるものになっており、まさに原作ファンだったからこそ誕生した楽曲と言えるでしょう。

スリーピースバンド・Omoinotake

Omoinotakeは島根出身のスリーピースバンドです。2012年に東京で結成し活動を開始。2020年に「モラトリアム」が劇場アニメ『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』の主題歌として起用され話題に。さらに同年、「産声」がテレビドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の主題歌に抜擢され、より注目を集めます。

2021年にアニメ『ブルーピリオド』OP主題歌「EVERBLUE」でメジャーデビュー。2023年には「心音」で映画『チェリまほ THE MOVIE〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』の主題歌を務め、その後も『薬屋のひとりごと』Season2・第2クールEDの「ひとりごと」をはじめ多くの楽曲がCM、ドラマ、アニメなどとのタイアップを果たしています。

『僕のヒーローアカデミア』第7期2クールOP「カーテンコール」

第7期2クールOP主題歌は優里さんの「カーテンコール」。楽曲を書き下ろすにあたり優里さんは「ヒーローと敵＜ヴィラン＞、それぞれ抱える問題があって自分なりの答えを出した結果、それぞれの正しさがぶつかり合う。きっと始まりは同じ感情で、ただ選んだ道が違っただけなのかもしれなくて、いつか違う世界では分かり合えたかもしれない。」そんな希望をこの楽曲に込めたと言います。

ヒーローと敵＜ヴィラン＞の最終決戦が描かれる本編ですが、楽曲で歌われているのは「倒す」ではなく「救う」というフレーズ。ヒーローにとっては敵でさえも救うべき対象であることを再認識させてくれる楽曲です。また、作品とコラボしたスペシャルMVも制作されていますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

シンガーソングライター・優里（ゆうり）

優里さんは千葉県出身のシンガーソングライターです。2019年にインターネット上で歌唱動画を公開し始め、注目を集め、2020年にメジャーデビュー。同年にリリースした「ドライフラワー」がソロアーティスト初のストリーミング累計9億回再生を突破し大ヒットを記録。自身の楽曲だけでなく、他アーティストへの楽曲提供も行っています。

「SK∞ エスケーエイト」ED「インフィニティ」や映画『かがみの孤城』主題歌「メリーゴーランド」でもアニメ作品とタイアップしています。

『僕のヒーローアカデミア』第7期2クールED「六等星」

第7期2クールED主題歌はざらめさんの「六等星」。六等星とは肉眼で確認できる星の中で最も暗い明るさの星のこと。

ざらめさんは本楽曲について「それぞれの人にとっての自分を照らす太陽のような存在、そんな存在と比べてちっぽけだと感じてしまう自分のことを歌った曲です。」とコメントを寄せています。

シンガーソングライター・ざらめ

ざらめさんは福島県出身のシンガーソングライターです。2019年に上京し、路上ライブから活動をスタート。陰と陽を併せ持つ歌声で着実にファンを増やし、2023年に1stシングル「スイミー」をリリースしデビュー。

2024年にリリースした「六等星」はざらめさんのメジャーデビュー曲でもあります。さらに、2025年に発表した「ただひとつ」は『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－ 第二期『京都動乱』』第2クールのED主題歌を務めました。

『僕のヒーローアカデミア』第8期OP「THE REVO」

2025年10月より放送中の第8期OP主題歌はポルノグラフィティの「THE REVO」。第1期でOP主題歌を担当したポルノグラフィティが彩る最終章、まさに原点回帰とも言うべき再タッグです。

歌詞の中には1期OP「THE DAY」と同じフレーズ「THE DAY HAS COME」が入っており、ついにクライマックスの“その日が来た”ことを強く感じさせます。疾走感のあった「THE DAY」に比べて落ち着いた歩みを思わせるメロディも出久たちの成長を物語っているよう。ぜひ2曲を聞き比べてみてくださいね。

『僕のヒーローアカデミア』第8期ED「I」

第8期ED主題歌はBUMP OF CHICHKENの「I（アイ）」。メンバー全員が作品の大ファンであるというBUMP OF CHICHKEN。作詞作曲を担当する藤原さん曰く、イントロ部分は主題歌を担当する以前に「ヒロアカを読みながら頭の中で聴こえてきた」なのだとか。

エンディングアニメーションでは、これまでの出久の歩みが「将来のためのヒーロー分析ノート」に綴られているという演出に。本編とは違った温かいタッチで出久の成長が描かれており、これまでを見守ってきたファンの胸に刺さること間違いなしです。

また、アニメとコラボしたリリックビデオも公開されています。楽曲はフルバージョンとなっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

ロックバンド・BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENは、千葉県出身の4人組ロックバンドです。1996年に幼馴染4人で結成され、2000年に1stシングル「ダイヤモンド」でメジャーデビュー。2001年にリリースされた2ndシングル「天体観測」が大ヒットして一気に知名度を上げ、その後様々なドラマ、映画、CMなどとのタイアップやNHK紅白歌合戦への出演なども果たしています。

アニメ作品とのタイアップも多く、2003年公開の映画『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』主題歌「sailing day」を皮切りに『SPY×FAMILY』SEASON1 第2クールOPの「SOUVENIR」、『ダンジョン飯』OPの「Sleep Walking Orchestra」など数々の楽曲が作品を彩っています。