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- わたなべみきこ
- 出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。

2018年公開の劇場版第1作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』の主題歌は菅田将暉さんの「ロングホープ・フィリア」。作詞・作曲は第2期2クールのOPを担当したamazarashiの秋田ひろむさんが手掛けています。
「フィリア」とはギリシャ語で“友愛”や“友情”、“愛情”という意味。秋田さん曰く、「オールマイトの視点に近い」という歌詞には、出久に力だけではなく想いも託したオールマイトの視線が描かれています。
2019年公開の劇場版第2作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』の主題歌はsumikaの「ハイヤーグラウンド」。“高みを目指して”という思いが込められ書き下ろされました。
楽曲制作を担当する片岡さんは「はじめて逆上がりが出来た日。「昨日と今日は違うんだ」と知って、明日が楽しみになったあの瞬間のことを、もう一度思い出させてくれる大切な作品に、音楽家として携わることが出来て幸せです。」とコメントを寄せています。
sumikaは2013年に結成した神奈川県出身のロックバンドです。「いろんな人の住処のような場所になってほしい」という意味が込められたバンド名らしく、ポップで親しみやすいメロディーと、日常に寄り添う歌詞が魅力です。
数多くのドラマやCM、バラエティ番組などとタイアップしており、アニメ作品では『ヲタクに恋は難しい』OP「フィクション」や『ダンジョン飯』第2シーズンOP「運命」などで主題歌を務めています。
2021年公開の劇場版第3作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』の主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「エンパシー」。疾走感あふれるロックナンバーで、カップリングの「フラワーズ」も挿入歌として起用されました。
楽曲を手掛ける後藤さんは「デクたちの成長を見ると、ヒーローたちにもそれぞれの悩みがあるんだなって思います。ヴィランとだけじゃなくて、それぞれ自分と戦っている。そんな彼らの姿に勇気をもらいながら、主題歌を書きました。」とコメントを寄せています。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは1996年に結成された男性4人組ロックバンドです。2003年にメジャーデビューし、2004年に『鋼の錬金術師』第4期OPも務めた2ndシングル「リライト」が大ヒット。以降、日本のロックシーンを代表するバンドとして国内外で活動しています。
アニメ作品とのタイアップも非常に多く、『NARUTO -ナルト-』第2期OP「遥か彼方」や『BLEACH』第7期OP「アフターダーク」、映画『夜は短し歩けよ乙女』主題歌「荒野を歩け」など数々の楽曲で作品を彩っています。
2024年公開の劇場版第4作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』のOP主題歌は「ホムンクルス」、ED主題歌は「Gift」です。共にVaundyさんが本作のために書き下ろした楽曲となっています。
アニメ第1期が放送されていた頃から原作を愛読していたというVaundyさんは、いつか本作に関わりたいと思っていたそう。「ホムンクルス」は映画本編やキャラクターたちに寄り添う、陰の応援団長のような気持ちで作られており、「Gift」は『ヒロアカ』という作品や堀越先生に捧げる曲として作ったと過去のインタビューでご本人が語っています。
Vaundyさんは、作詞・作曲、編曲に加え、アートワークの制作や映像プロデュースも手掛けるマルチアーティスト。2019年からYouTubeを中心に活動を開始し、「東京フラッシュ」や「不可幸力」など、公開される楽曲は次々とSNSで話題になり、注目を集めます。
様々なドラマ作品やCMに楽曲が起用されており、アニメ作品では『王様ランキング』第2クールOP主題歌「裸の勇者」や『チェンソーマン』第1話ED主題歌「CHAINSAW BLOOD」、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』主題歌「タイムパラドックス」などが知られています。

1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。
