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『キングダム』シーズン6第8話振り返り|楊端和さまがお美しい!

【今週のアニメ『キングダム』の話題は?】第8話「火蓋を切る」楊端和さまがお美しい! 蒙恬「狩り場へようこそ」

『キングダム』は、紀元前中国の戦国時代を舞台にした、原泰久先生の人気漫画作品。こちらのアニメ第6期が、この秋からスタートしています。

今期は、主人公 信(しん)が「王騎(おうき)の矛(ほこ)」をどこまで使いこなせるようになるのか? また、秦(しん)が本格的に中華統一に向けて動き出す、その一手はどうなる? と作品全体の中でもターニングポイントになるシーズンです。

ここでは、11月23日(最速)に放送開始となった第8話「火蓋(ひぶた)を切る」のあらすじを、振り返っていきたいと思います。

※以下、第8話のあらすじを含みます。

先週の第7話で、趙(ちょう)の王都圏内まで進軍してきた信たち秦軍。趙の李牧(りぼく)に作戦を見破られたため、総大将 王翦(おうせん)の現場判断にて、軍を3つに分ける作戦に変更することになりました。その作戦とは、王翦・楊端和(ようたんわ)・桓騎(かんき)の3将がそれぞれの兵を率いて、閼与(あつよ)・橑陽(りょうよう)・鄴(ぎょう)に分かれて趙軍に対峙するというもの。

これに続く今週の第8話は、秦軍と趙軍が実際にぶつかるところからです。

 

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紀元前、中国西方の秦国(しんこく)。「天下の大将軍」を目指す元・下僕の信(しん)は、誰も成し遂げたことのない「中華統一」による乱世の終結を願う秦王・嬴政(しんおう・えいせい)と志を同じくし、秦軍所属の「飛信隊(ひしんたい)」隊長として戦場に身を置いていた。一方、政敵であった相国・呂不韋(りょふい)から国の実権を取り戻した嬴政は、軍総司令・昌平君(しょうへいくん)や法家・李斯(りし)らの協力のもと、中華統一による新たな「法治国家」建国の実現に向け動き始める。進攻を目論む秦軍は、新拠点「黒羊丘(こくようきゅう)」から趙国(ちょうこく)西部の攻略を狙う。しかし、秦国による中華統一の動きを危険視し、いち早く対策を講じた趙国の天才軍師・李牧(りぼく)の戦略により計画を阻まれることになる。これに対し昌平君は、趙国王都・邯鄲(かんたん)近くの都市・鄴(ぎょう)を攻める奇策を提案。李牧に対抗するため、優れた軍略家である王翦(おうせん)、そして、桓騎(かんき)、楊端和(ようたんわ)率いる三軍による連合軍が結成される。さらに、大きな期待を寄せられた新世代・信「飛信隊」、蒙恬(もうてん)「楽華隊(がくかたい)」、王賁(おうほん...

 

第8話「火蓋を切る」あらすじ

秦も趙も総大将からの指令が飛び、兵たちがそれぞれの持ち場に着きます。趙は、李牧自身が閼与に向かい、橑陽には側近の舜水樹(しゅんすいじゅ)を大将として向かわせているところです。ですので、閼与で王翦vs.李牧、橑陽で楊端和vs.舜水樹ということになりますね。

 

美しい微笑みからの号令

橑陽を見渡す位置に布陣中の楊端和軍6万。そこに伝令兵がやってきて、“壁(へき)将軍率いる1万の兵が合流すべく向かっていること”と“鄴が落ちるまで橑陽の趙軍を足止めして欲しいこと”を伝えます。

鄴は多くの難民を抱えているにもかかわらず、桓騎軍に城壁を取り囲まれ輸送が止まっている状態。このままでは鄴は糧食が尽き、白旗を掲げるのでは? 王翦の狙いはこれだったのですね。

楊端和は伝令兵の報告を聞くと、彼に微笑を向けてねぎらいます。その微笑みに、伝令兵は顔を赤らめ言葉も出ません。視聴者(わたくし筆者)も美しい!と見惚れていると、突然「始めるぞオ!!」と山の民全員を動かす大号令に、ビクッ。おお、格好いい! 魅力的なキャップでした。

号令で突進していった山の民たちは、すさまじい破壊力です。このまま行けば、すんなり勝ちを取れるのではと思ってしまいます。彼らの身軽さとパワーはさすがです。
彼らも、楊端和の美しさに惹かれていることは確かなようです。ですが、多くの部族に分かれた山の民を一気に率いることができるほどのカリスマは、女性としての魅力よりも、その強さによるところが大きいのではないでしょうか。フィゴ族の長ダントは、「あれは化け物だ、力まかせに抱き伏せようにも必ず返り討ちに遭い斬り刻まれる」と言っています。

 

「狩り場へようこそ」

一方の、閼与に向かう王翦軍ですが、趙 李牧軍も閼与に向かっています。両軍は閼与に至る前に接触、朱海平原(しゅかいへいげん)で戦端が開かれることになりました。見晴らしの良い平地に、秦軍・趙軍とも布陣を中央・右翼・左翼の3ブロックずつとし、正面から睨み合います。

飛信隊は中央の一番奥、王翦側近 麻鉱(まこう)の後ろ。玉鳳隊は右翼の、王翦側近 亜光(あこう)の後ろ。楽華隊は左翼に、単独で置かれました。
兵数の振り分けは、中央が5万8千、右翼が2万5千、左翼が5千。左翼が明らかに少ないです。この振り分けは、右翼と左翼に3万ずつ振ってきた趙軍に対して、明らかに釣り合っていません。王翦はどのような算段なのでしょうか?

口火が切られたのは左翼から。趙が人数の少ない楽華を獲りにきます。蒙恬は「んじゃ、始めよっか」と冷静。王翦の意図を理解しているように見えます。心配するじい(胡漸、こぜん、楽華隊副長)に対しても、「いつも通りだよ、また後で会おう、じィ」と余裕のある姿を見せています。配下の兵が「あの人はもう大将軍達と同じ目線で戦が見えていますよ」と言うとおり、確かに若手の中では飛び抜けて戦場が見えているのではないでしょうか。

蒙恬は楽華兵半分を率いて、猛スピードで敵に突っ込みます。そして突然、敵が陣形を立て直したと見るや逃げ出したのです。そこに楽華の残り半分が、敵右翼を取り囲むように回り込みます。趙軍右翼が、秦軍左翼に包囲されました!

「狩り場へようこそ」、蒙恬がほくそ笑みます。これがただのイケメンではない、できる男 蒙恬です! 6倍もの兵力差にもかかわらず、恐怖の色ひとつなく、王翦からの無茶振りに応えた蒙恬の姿にあっぱれです。

 

次回は、第9話「覚悟の比重」

次回は第9話「覚悟の比重」です。左翼の蒙恬率いる楽華が、このまま無事に敵右翼を潰せるのでしょうか?

また、中央の王翦や信、右翼の王賁も気になります。

それから、朱海平原以外の戦場、楊端和の軍と桓騎の軍はどうなっているのでしょうか? 秦の領域から離れた場所で、3軍同時にそれぞれで戦っているので、「援軍や食糧支援なし」というのが怖いところ。守る趙も必死ですが、攻める秦にも逃げ場がないのです。

この戦い、見るところがたくさんあって目が足りないです!

 

SNSの反応

視聴後のSNSには、「楊端和さま、お美しい…」「蒙恬のあの台詞が見られた!」などの声がたくさん上がっていました。

以下、作品にかかわって下さっている声優さんやスタッフの方々の声を、Xより一部ですがどうぞ!

 

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