
スーツアクター事務所公認エンターテイメントユニット高田JAPANとは?ユニットを始めたきっかけを語る【月刊 高田JAPAN 第1回 2025年12月号】
特撮ヒーローやキャラクターショーの世界で、芝居やアクションで魅了し続ける「スーツアクター」という職業。特撮作品やキャラクターショーでは欠かせない存在となっています。
近年では、作品情報と共にスーツアクターの発表は特撮ファンの間で話題となり注目されています。
アニメイトタイムズでは、業界内でもひときわ輝くスーツアクター事務所公認エンターテイメントユニット「高田JAPAN」の皆さんにインタビューを実施!
スーツアクターや役者として特撮作品を中心に活躍する高田JAPANの皆さんに、ユニット結成秘話やヒーローや巨大ロボのアクションについて「月刊 高田JAPAN」と題して3ヶ月連続で迫ります。
高田JAPANとは、監督の高田将司さん、蔦宗正人さん、伊藤茂騎さん、藤田洋平さん、草野伸介さんらスーツアクター事務所公認エンターテイメント(お笑い)ユニット。近年では共演した俳優や監督などのメンバーも参加し、年に数回イベントを開催している特撮ファン注目のスーツアクターユニットです。
第1回は、スーツアクターの仕事やユニット結成秘話をメンバーの皆さんに語って頂きました。
※藤田洋平さんは、連載第2回より参加となります
スーツアクターの朝は、キャラクターのスーツを着るところから始まる
ーー自己紹介と趣味や特技を教えてください。
※高田将司(たかだ まさし) : ビュン・ディーゼル(『爆上戦隊ブンブンジャー』)、スパイダークモノス(『王様戦隊キングオージャー』)、キラメイシルバー(『魔進戦隊キラメイジャー』)などスーパー戦隊シリーズで多数出演し人気を集める。スーパー戦隊シリーズなどスーツアクターだけでなく役者としても好演。 2025年は、仮面ライダーカリエス(『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』)、ボッカ・ジャルダック(『仮面ライダーガヴ』)など仮面ライダーシリーズでも活躍中。
高田将司さん(以下、高田): 高田将司です! 高田JAPANの監督でございます。1989年10月25日生まれ。野球が趣味で、メジャーに行ってる菅野智之、あと引退した中田翔、現役だと中村晃、益田直也が同い年です。よろしくお願いします!
※蔦宗正人(つたむね まさと) : ブンバイオレット(『爆上戦隊ブンブンジャー』)、ガオーン/ゼンカイガオーン(『機界戦隊ゼンカイジャー』)、キラメイイエロー(『魔進戦隊キラメイジャー』)などスーパー戦隊シリーズを中心に活躍。ヒーローショーの経験を活かし、作品内でもレギュラーヒーローや敵幹部キャラクターで注目を集める。
蔦宗正人さん(以下、蔦宗): いきなり野球選手の話(笑)。高田JAPANの鳩胸スマイルことJAE37期、蔦宗正人です。同い年は三浦大知さんです。特技は津軽三味線とジャグリング、けん玉です。三味線は小学4年生の頃からおばあちゃんが先生で、おじいちゃんも尺八の先生なんです。おばあちゃんに「たまごっちのゲームボーイソフト買ってくれたらやる」って言ってその流れでやらされたんです(笑)。珍しい特技はありつつ、最近はなかなか弾けていないのですが……。
※伊藤茂騎(いとう しげき) : ゴジュウウルフ(『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』)、ブンブラック(『爆上戦隊ブンブンジャー』)、クワガタオージャー(『王様戦隊キングオージャー』)などスーパー戦隊でレッドや追加戦士など様々なヒーローを演じ活躍。身体能力を活かしたアクロバティックなアクションで、ルパンエックス/パトレンエックス『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』では大きな話題を呼ぶ。
伊藤茂騎さん(以下、伊藤): 伊藤茂騎です! 高田さん、ツタさん(蔦宗さん)の間の1988年12月20日生まれです。皆さんご存知のハンカチ世代の生まれですね(笑)。趣味というか日常的に筋トレしています。 基本的にBIG3(スクワット、ベンチプレス、デッドリフト)と懸垂です。よろしくお願いします!
高田: ハンカチ世代!揃ってるねー(笑)。
※草野伸介(くさの しんすけ) : カジキイエロー『宇宙戦隊キュウレンジャー』などレギュラーヒーローや虎龍攻神(『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』)、キングキャンデラー(『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』)など巨大ロボを担当。映画やドラマなどのスタント、アクションシーンでも活躍。
草野伸介さん(以下、草野): 高田JAPANのMC担当の草野です。1990年9月17日生まれ、35歳になりました。子供と仲良くなることが得意です。趣味はいっぱいあります。ラジオも好きだしプラモデルも好きだし、自転車漕ぐのも好きだし、燻製とかも。広く浅くやっています。
一同 : 燻製!
草野 : 家に燻製のキットがあって燻しています。桜チップとかやっています。プラモデルは、積んじゃってるのもあるんですけど、SDガンダムが好きです。よろしくお願いします。
ーースーツアクターのお仕事について教えてください。一般的なイメージだと特撮作品やヒーローショーでキャラクターのスーツを着て芝居をするお仕事かと思います。1日の始まりはキャラクターのスーツを着るところから始まるのでしょうか?
高田 : 仕事の内容は仰る通り、キャラクターを着て芝居したり、役者の吹替のスタントやアクションをしています。
まずタイツを恥ずかしげも無く履く! スパッツや海パン姿になってから、タイツを履く。それがもう幕張だろうが、岩船山だろうが関係無く場所問わず、季節問わず着替えていますね(笑)。朝はその格好するところからみんな一律でスタートです。
ーースーツの下にはスパッツや海水パンツを履くんですね。
草野 : 普通のトランクスとかよりも、海パンの方が落ち着く感じになっています。海パンの方が履いている時間が長い日のほうが多くなっちゃってるので。夏は短パンも履くんで下に履いていることがあります。休みの日でも海パン履いてる日がありますね。
伊藤 : 逆だな。すぐ脱ぎたい。緩ませたい。
蔦宗 : 俺はもう水着じゃなくてスパッツ。
高田 : スパッツが多い。
伊藤 : 僕も今年からスパッツなんですよ。
蔦宗 : 前はシアターGロッソでヒーローショーをやってる時は、余裕のない感じでやってたんだけど。キツいのが嫌だなと思って、余裕を持たせています。
伊藤 : 長時間履いてると疲れますよね。ギュッとしちゃいますね。
蔦宗 : 締め付けがね。自分のサイズよりちょっとキツい方がいいのかなとか好みはあるから。
ーーヒーロー、怪人キャラクター問わず、スパッツや海パンを履くんですか?
高田 : スーパー戦隊のキャラクターですね。
伊藤 : どちらかというと、怪人は目立たないんです。
蔦宗 : ブーメランの人と、普通にスパッツとか、海パン系の人に分かれますね。
高田 : 普通に長いタイツ履いてって人もいますね。
蔦宗 : 最近は目立たないのも増えてきてるんで、そういうので賄ったりします。
草野 : 結構、戦闘員をやる時も海パンを履いてやっていますね。タイツは着替えたりしたら、早めに乾いたりするので、気持ち悪い時間は短くなったりするんです。
蔦宗 : 水着なのはめっちゃ汗かくからってことなのかな? ラインが出るのもそうだけど、どうなんだろう?
伊藤 : どうなんですかね。 昔はピッチリ出来るのが海パンぐらいしか無かったはずなんですよ。それがずっと伝統的に続いているのはあるのかな。
蔦宗 : ヒーローの色によっても、膨張色だと気にしたり。イエローの時は気にしよう。それこそ乳首が目立っちゃう問題とかもあるので、ガムテープを貼る時もあります。先輩も、そうやっているのを見ていたので。
草野 : 汗をかくと余計にラインが出たりするんです。
蔦宗 : イエローの時は貼ってました。スーツがタスキみたいにはなっていたので、一応保険として。別に気にしなければいいんですけど一応。でも、貼ったら貼ったで四角く残るので、絶妙なところなんです。個人差はあると思うんですけど、そういうのも気にしたりはしていますね。
補助はアクションの登竜門 スーツアクターになるきっかけ
ーー特撮作品のスタッフロールを見ると、キャラクターを演じる方だけでなく、いわゆる補助でアクション現場を支える方のお名前もクレジットされています。撮影現場ではどんなことをされるのですか?
蔦宗 : お手伝いですね。 一番最初の登竜門じゃないですけど、撮影現場に入ったら補助をやるところからです。
伊藤 : やることとしてはキャラクターの面(マスク)を付けたり外したりしたり、着るのに演じるアクターが手の届かないスーツもあるので、スーツを着る手伝いをしたり、脱がしたり。あとアクションの時に使うマットを出したりとか、アクションやお芝居の方のセーフティーもひっくるめて、色々やっています。
蔦宗 : 結構、身の回りのことは何でもやる感じです。
伊藤 : 東映さんの作品以外の、別のアクションがある作品も多いので、そういう場に出るためにも、一律して覚えられる場所なんです。アクションに必要なことをそこで学んで、外に行った時も出来るようにするために行っています。「補助」って言いますけど、本当にいろいろ助けてもらっています。
蔦宗 : いないと出来ないもんね。最初は補助で手伝いだけで、若手のところは「これだけか。モチベが...」みたいなのは感じるかもしれないですけど、自分が役をやる側になってサポートしてもらった時に、「ああ、ありがたい!」みたいになるんです。
意識が1個変わるんです。やりやすい現場にしようとか。役に集中して貰うために、邪魔しないようにどうケアしようとか、夏の暑い時とかは特にワンカットごとに面を外してとか、色んなことをケアしながらサポートします。そういった意味では周りを見なきゃいけないし、補助が一番大変っちゃ大変かもしれない。
ーー東映特撮以外のアクションがある作品に関わるためにも、補助は大事な経験になるんですね。
伊藤 : マット出すとかはどこでもやります。役者さんに肘膝のサポーター入れるとかも、結構任されたりするんです。
蔦宗 : 役者さんにアクションをしてもらうときのケアとか、安全にやるように教えたりとか、アドバイスしたりとかも、他の現場だとあります。役者さんと関わることが、より密にあるんです。























































