
『ズートピア2』森川智之さん&下野紘さんインタビュー! 前作とは違う“良さ”を感じるニック、ゲイリーはかわいい&憎めないキャラクター?
『ズートピア』の続編『ズートピア2』が、2025年12月5日(金)より公開中です!
動物たちが築き上げた大都会<ズートピア>ーーここは、どんな夢も叶う場所。「立派な警察官になって、世界をよりよくする」という夢を叶えるため、郊外の町から憧れのズートピアへとやってきたジュディ。前作『ズートピア』では、カッコいいキツネの詐欺師ニックと出会い、たくさんの困難を共に乗り越えながら、立派な警察官へと成長していくジュディの姿が描かれました。
そして今作では、夢の楽園<ズートピア>に突如現れた指名手配犯のヘビ・ゲイリーを探すため、潜入捜査を行うことになったジュディとニック。やがてふたりは、ズートピアの誕生に隠された巨大な謎に迫っていくことに。
このたび、前作に引き続きニックを演じた森川智之さんと、今作の重要なカギを握るゲイリーを演じた下野紘さんにインタビュー。「ズートピア誕生の秘密」が描かれる本作の見どころから、多くのファンが気になっているであろう“ジュディとニックの関係性”について、たっぷりとお話を伺いました。
シリーズ初の爬虫類のヘビが登場!“物語のカギを握る”キャラクターに「荷が重い!」
ーージュディとニックの進化した関係性が描かれた本作。映像や脚本を見て、どんな印象を持ちましたか?
森川:やはりヘビ(ゲイリー)が登場したのが、前作との大きな違いですよね。ズートピアは肉食動物も草食動物も、大きな動物も小さな動物も、あらゆるタイプの動物たちが平和に暮らす「誰でも夢を叶えられる」理想の楽園。そこにゲイリーが現れたことで起こる出来事や、ジュディとニックがズートピア誕生の秘密に迫っていく姿が描かれます。バディとしての見せどころもたくさんあって、ワクワクしましたね。
ーージュディとニックの関係性に関しては、多くのファンが期待していることですよね。
森川:“友達以上恋人未満”の関係性がどうなっていくかということですよね。確かに気になるところですよね(笑)。
下野:ゲイリー役日本版声優としての出演が発表されてから、「ジュディとニックはどうなるの?」と散々聞かれました。「いや、ゲイリーの活躍も期待して!?」と思いました(笑)。
森川:それに関しては……「劇場に観に行って確かめて」としか(笑)。ですが、僕が言えるのは「皆さんの期待を裏切ることのないすばらしい作品になっているので、楽しみにしていてください」ということ。関係性の前に、警察官となったニックがどのように活躍して、ジュディと共にどのようにズートピアの秘密に迫っていくのか、是非観てほしいポイントになっています。
ーー下野さんは今作よりシリーズに初参加となります。
下野:出演が決まる前から観ていた作品なので、参加できる喜びはもちろん、新キャラクターとしてズートピアの世界に飛び込んでいくことへのプレッシャーも感じています。シリーズ初の爬虫類のキャラクターであるヘビのゲイリーは、ファンの方にとっては異質に映ってしまうかもしれません。しかし、ゲイリー自身は怖い、暗い、冷たいといった印象を与えるキャラクターではありません。明るくコミカルで親しみやすいキャラクターだと思います。皆さんに受け入れてもらえるかどうか、今からドキドキしています。
ーー公式発表では「物語のカギを握るキャラクター」と明記されています。
下野:シリーズ初参加でその設定は、“荷が重すぎる”と思いました(笑)! ですが、シリーズのファンとして言うならば、実際にゲイリーはズートピアの世界観を広げる存在であると感じます。ズートピアの中にもいろいろなエリアがあり、前作ではまだ描かれていない世界や関係性がある。それを示してくれる存在です。
ーーそんなキャラクターを演じる上で、どのようなことを意識しましたか?
下野:「はしゃいだりする部分はあるけれど、激しさよりも明るさ・優しさがにじみ出る雰囲気がほしい」というディレクションをいただいたので、そこを意識しながら演じました。
ーー森川さんは、今回ニックを演じるあたりどんなことを心掛けましたか?
森川:基本的にはそこまで前作と変化させたことはありません。ただ、前作のニックは詐欺師として登場し、ジュディとの関わりを通して優しさや思いやりが垣間見える存在でした。今回は警察官になり、ジュディと正式なバディ関係となります。映像を観て、一緒に任務に挑むことができる嬉しさはあるだろうなと感じ、それを視聴者の皆さんにも伝わるように演じてはいますが、描かれるのは前作より数週間後の出来事。そこまで関係性は発展していないので、距離感だけはとても気を付けながら演じました。































