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【今週の『呪術廻戦≡(モジュロ)の話題】真剣とマルの対立が切なすぎる<14話>

【今週の『呪術廻戦≡(モジュロ)の話題は?】真剣とマル、一度は同じ道を歩んだ2人の対立が切なすぎる。かつての名バトルを思わせる構図に読者大興奮<14話>

「週刊少年ジャンプ」にて連載中の『呪術廻戦≡(じゅじゅつかいせんモジュロ)』。

本作は芥見下々先生が原作、岩崎優次先生が作画を担当する短期集中連載作品。『呪術廻戦』の近未来スピンオフとして、乙骨憂太と真希の孫たちの物語が描かれます。

12月8日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された第14話「兄として」では、マルとクロスの術式の真価、そして真剣との対立が大きく動き始める重要な展開が描かれました。

本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。

マルとクロスの術式「理の攪拌」は想像以上

第14話では、マルとクロスの術式が読者の想像を超える形で描かれました。

日本語での理解といった“文明レベルの要素”までもが二人の術式の影響下にあることが判明。彼らの術式は、宇宙船の建造のような大規模建築もシムリアの特殊な鉱石・ムルを用いれば可能だということが分かりました。

第6話では、水を一瞬で沸騰させたり凍らせたり、重力を操ったりとやりたい放題な力を披露していたマルの術式。「理を攪拌する」と説明されていましたが、ここまで広範囲に影響を及ぼすことが可能とは……。

また、同じく第6話にはクロスが暴走したマルを制御する描写もあり、術式が“補完関係”にあることが示唆されていました。そのクロスは今や瀕死の重傷を負っているわけですが、ここで大半の読者の脳裏によぎるのは、「双子は片方が死ぬともう片方が覚醒する」という禪院姉妹の例。SNSでは「このままクロスが死んでしまい、マルが完全体になるのでは?」という考察も多く見かけます。

詳しい内容は語られないままですが、重力・水温の操作や大規模建築、異星の言語の理解など、あらゆるところに手が届くマルとクロスの術式。このままマルが完全体になるならば、もう地球人はシムリアに太刀打ちできないかもしれません。

真剣とマル、兄同士の対決へ。『呪術廻戦』お馴染みの三分割構図が痺れる

そして、物語は新たな局面へ。

真剣が「地球から出て行ってくれないか」とマルへ直訴する場面が描かれました。妹を守るために、一度は“隣人”と認めたマルを追い出す決意をしたその表情には、兄としての覚悟が滲んでいます。

宇宙船に乗る5万人の同胞を守るためにも、マルはそれを拒否。2人の選択はすれ違い、ついに戦いの火蓋が切られます。マルもシムリアの戦士として立つ姿が描かれ、互いの思いが衝突する展開となりました。

真剣とマルの戦闘開始を示す三分割のコマも印象的。『呪術廻戦』では、渋谷事変の真人VS虎杖&東堂、死滅回遊・仙台コロニーの乙骨VS烏鷺VS石流といった過去のバトルでも用いられてきたこの手法。読者からも「名バトルを思い出す」といった声が寄せられています。

また、真剣とマルが刀を構えた両脇のコマに対し、中央には憂花が乗ったと思われる航空機が描かれていました。一度は同じ方向を向いたのに戦うことになってしまった真剣とマル、そしてダブラとの負け戦に向かう憂花。これまでとは違い、どこか儚さを感じさせる構図になっています。

第14話は、マルとクロスの術式の新たなる情報や、真剣とマルの衝突といった、物語の転換点となる情報が多数描かれた回となりました。今後明かされるであろうクロスの容体や、真剣とマルの戦いの行方、さらには憂花の決闘の結末など、緊張感に満ちた展開から目が離せません。

[文/平田特異点]
(C)週刊少年ジャンプ2026年2号/集英社
(C)芥見下々・岩崎優次/集英社

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