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『葬送のフリーレン』第29話(第2期1話)「じゃあ行こうか」振り返り

「観たかったフリーレンが詰まってる」心癒される初回放送にファン感無量──2026年冬アニメ『葬送のフリーレン』第29話(第2期1話)「じゃあ行こうか」を振り返ろう! 第30話「南の勇者」の注目ポイントもご紹介!

小学館の少年漫画誌「週刊少年サンデー」にて連載中の漫画『葬送のフリーレン』(原作原案:山田鐘人/作画:アベツカサ)。勇者が魔王を倒した後の世界を描いた独創的な世界観を舞台にした人気のファンタジーです。

2023年にファン待望のアニメ第1期が2クールにわたって放送され、物語はもちろん、映画さながらの美しい作画や音楽も大きな話題に。そんな本作の第2期が1月16日よりついに放送開始となりました。

本稿では、各話の注目シーンやファンが盛り上がった話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともにその内容を振り返っていきます。今回は第29話(第2期1話)「じゃあ行こうか」。

一級魔法使い試験を終え、フェルンは無事一級魔法使いに。フリーレン一行は大陸北部エンデを目指し、旅を再開します。

※本稿には第29話のネタバレ要素が含まれます。

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「観たかったフリーレンが詰まってる!」穏やかな物語に心癒される初回放送

「それじゃあ行こうか」。フリーレンの一言で再び始まった彼らの旅の物語。本話は全体を通して穏やかな雰囲気で進んでいき、淡々と旅を続ける彼らの会話からは繊細な感情の動きが感じられ、フリーレン、フェルン、シュタルク3人の絆がうかがえるものとなっていました。

個人的に好きだったのは封魔鉱の洞窟での「いっしょに逃げる」選択をする一連のエピソード。フリーレンの回想の中で、アイゼンが故郷の村を捨てて逃げた自分に「なぜ命を預けるのか」とヒンメルに疑問を投げかけます。

そんなアイゼンに対してヒンメルは「逃げたくなったら、皆で逃げよう」と一言。過去の逃げた自分に負い目を感じていたアイゼンはこの一言にとても救われたのではないでしょうか。

「逃げたい」という気持ちを否定せず、「それならいっしょに」と寄り添ってくれる仲間がいることはアイゼンにとってこれ以上ないほど心強いことであり、自分を奮い立たせるには十分な理由だったと思います。

それから80年近く経った今、フリーレンは「ヒンメルがそうしたように」、アイゼンと同様逃げ出したことに罪悪感を抱え続けるシュタルクに対して同じように「いっしょに逃げる」選択を提示・実行しました。

逃げ切った後に「怖かったね」と気持ちを共有する3人。それは、かつてシュタルクが一人で逃げたときはきっとできなかっただろうこと。仲間の気持ちを尊重し、寄り添った先にこそ信頼が生まれるということを教えてくれる素敵なストーリーでした。

また、ファンからはストーリーだけでなく美しいアニメーションと劇伴に言及する声も。「相変わらずの神作画」「風景だけでも見応えある」「空の青、封魔鉱の青、本当に綺麗だった」「本当に音楽が素晴らしい」「Evan Call様の劇伴あってこそのフリーレン」「ケルトっぽい音楽、のんびり聞けて好き」などのコメントがSNSに寄せられています。

2年間放送を待ち望んでいたファンからは「1話観ただけで幸せな気持ちになった」「泣けた…」「落ち着いててゆっくりした雰囲気好き」「心にじわっと沁みるような、言葉では言い表せない感動がある作品だよね」「観たかったフリーレンが詰まった1話だった」などの声が寄せられており、本作ならではの魅力が詰まった初回放送に心を満たされていました。

ヒンメル×フリーレン&シュタルク×フェルンもたっぷり!

ヒンメルとフリーレン、そしてシュタルクとフェルンの関係性も多くのファンに支持されている本作。本話では彼らのやりとりも描かれており、彼らのファンにも嬉しい回となっていました。

フリーレンの回想の中で、ヒンメルは落下する瓦礫からお姫様抱っこでフリーレンを救い出し、その後は彼女を背負って竜から逃走。フリーレンより重いアイゼンを担がされるハイターは、「なぜ僧侶の私が重い方を!?」と訴えるも、ヒンメルは「ハイターは酒臭いってさ」と返していました。

「迷いなくお姫様抱っこで助けるヒンメルとなされるがままのフリーレン尊い」「英雄であるヒンメルの独占欲が見え隠れしててたまらん」と何気ない行動に見えるヒンメルの恋心にファンは釘付け。

さらに、シュタルクに引っ張られて魔物から逃げる最中にヒンメルたちとの思い出を重ね、フリーレンが微笑みを浮かべるシーンにも多くのファンが胸を打たれていました。

一方、シュタルクとフェルンは、これまでと同じようにすれ違うこともあるものの、きちんと言葉で伝え合うことで互いをより理解し合い、関係性を深める様子が描かれました。

ファンから多くの声が寄せられたのは、本話の終盤でフェルンがシュタルクからもらった鏡蓮華のブレスレットを見つめて微笑むシーン。

元々、仲間からもらった大切な贈り物だったわけですが、魔物から逃げる際、あまりの恐怖から腕に付けたブレスレットを祈るような思いで握りしめていたフェルン。

ブレスレットには新たな思い出とシュタルクへの信頼が加わり、彼女にとってより一層大切なものとなりました。

「初回からシュタルクとフェルンが最高だった」「フェルンのブレスレットのシーンエモすぎる!」「シュタルクへの気持ちをなぞるようにブレスレットを撫でるフェルン尊い」「早く付き合っちゃえよ!って心の中のザインが言ってる」などのコメントが寄せられています。

今回のアニメオリジナルは?

原作の世界観が忠実に再現されている本作ですが、アニメオリジナルのシーンも続々登場! ここからはアニメだけのカットをご紹介していきます。もちろん、下記のもの以外にも細かな部分で違うところやアニメだけの台詞もあるのでぜひ原作と見比べてみてくださいね。

冒頭からOP前

新たな旅立ち、馬車に乗って移動するシーンはアニメオリジナル。美しい風景や穏やかなメロディ、馬車の音が心地よく、本作の世界に自然に入り込める幕開けとなっていました。

シュタルクが魚を釣るシーン

シュタルクが小さな魚を釣るシーンはアニメだけ。原作でも魚を釣ってきてはいるのですが、アニメでは原作よりも魚が小さくなっています。後半に出てくる「今日こそ大物を釣るぞ」という台詞に繋がる演出にされているようです。

封魔鉱を割ろうとするシュタルク

封魔鉱の洞窟に落ちた際、シュタルクが斧で鉱石を割ろうとするシーンは原作にはありません。シュタルクのパワーの凄まじさとそれをもってしても傷ひとつつかない封魔鉱の高い硬度を物語るシーンです。

勇者パーティの戦闘シーン

フリーレンの回想の中で語られた勇者パーティの戦闘から逃亡までのシーンはアニメだけのもの。原作では必死に逃げる姿がひとコマだけ描かれています。迫力ある戦闘シーンでしたね。

ブレスレットを見つめて微笑むフェルン

先述したブレスレットを見つめてフェルンが微笑むシーンもアニメオリジナルシーンです。魔物から逃げる際の様子も原作には描かれておらず、フェルンがどんな気持ちで逃げていたのかが本話で初めて明かされました。

前半のストーリーとの繋がりを感じさせるとともに、「命を預ける」ということやフェルンとシュタルクがより深い信頼関係を築いたことがわかる素晴らしいシーンでしたね。

第30話「南の勇者」の見どころは?

次回は、新キャラクター・南の勇者(CV.井上和彦)が登場します。南の勇者は人類最強と言われていた勇者であり、ヒンメル一行よりも多くの七崩賢(魔王直下の大魔族)を打ち倒した人物です。彼の偉大な功績とともにフリーレンやヒンメルとの意外な関係が明かされます。

この南の勇者、登場話数は非常に少ないにもかかわらず第1回キャラ人気投票ではなんと第8位にランクインしたほどファン人気の高いキャラクター。いったい彼のどんなところが魅力的なのでしょうか。井上和彦さんのお芝居とともに彼の活躍に期待が高まります。

1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。

この記事をかいた人

わたなべみきこ
出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。

担当記事

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