
「私たちの名刺代わりになる一枚だと思っています」──HoneyWorks feat.ハコニワリリィ 1stアルバム「フローライト」Hanonさん&Kotohaさんインタビュー
2026年3月11日(水)にリリースとなる、HoneyWorks feat.ハコニワリリィ 1st ALBUM「フローライト」。「にんころダンス」「質問、恋って何でしょうか?」などのアニメタイアップ曲を始め「ロメオ」「ファンサ」と、HoneyWorks楽曲も多く収録される「ハニリリ(HoneyWorks feat.ハコニワリリィ)」の初アルバムとなっています。
本アルバムのリリースを記念して、アニメイトタイムズではHanonさん&Kotohaさんにインタビューを実施!
タイトルの「フローライト」や、楽曲の一つひとつに込められた想い。さらに2025年12月に開催されたHoneyWorks feat.ハコニワリリィ1st LIVE「Bouquet」を終えた気持ちなど、様々なお話を伺いました。
「フローライト」のタイトルと自分たちの活動はリンクしている
──HoneyWorks feat.ハコニワリリィとしての1stアルバム「フローライト」のリリースを控えた、現在のご心境をお聞かせください。
Hanonさん(以下、Hanon):今回「ハニリリ」としてアルバムを発売させていただきます。「キラキラ」からスタートした「ハニリリ」楽曲がどんどん増えていき、こうしてアルバムになるまでになったということが、素直に嬉しいなという気持ちでいっぱいです。
今まではデジタル配信のみだったので、CDとして皆さんのお手元に届くというのも私自身とても楽しみですし、ファンの皆さんもずっと楽しみにしてくださっていたと思います。その想いに応えられることも嬉しいです!
Kotohaさん(以下、Kotoha):「ハニリリ」としての1stアルバムということで、収録曲を見ていただければ分かると思うのですが、この数年でリリースしてきたアニメのタイアップ楽曲や新たにカバーした楽曲などが収録されていて、すごく盛りだくさんの素敵な1枚になったんじゃないかなと思っていて。
特にタイアップで使っていただいた楽曲は、ライブとかで披露させていただいたり、ダンスがついていたりと、私たちにとってもすごく思い入れの深い楽曲ばかりなので、皆さんにはぜひこの1枚を手に取っていただきたいなと思っています!
──タイトル「フローライト」は、宝石の名前かと思いますが、タイトルにはどのような想いが込められているのでしょうか?
Hanon:ことちゃんに解説してもらいましょう(笑)。
Kotoha:(笑)。1stアルバムということで、タイトルはすごく悩みました。お互いに色々な案を出し合ったのですが、「フローライト」に決めたきっかけは、まさにおっしゃっていただいた通り、宝石の名前からなんです。
フローライトは別名「蛍石(ほたるいし)」とも呼ばれている石で「虹色に光る」「様々な色に輝く宝石」って言われています。私たちの今回のアルバムには、本当に色とりどりの楽曲が収録されていることも踏まえて、「虹色の石」である「フローライト」の名前が強く結びつくんじゃないかなと思って、この名前に決めました。
それともうひとつ、宝石にも花言葉のように“宝石言葉”があるらしくて、フローライトの宝石言葉は「創造性」という言葉でした。私たちはお互いにクリエイターとして活動させていただいていますし、これまでの活動にも「創造性」という言葉がすごく結びついてくる良い意味なんじゃないかなという想いも込めてこの名前に決めました。
──フローライトの色味を感じさせるジャケットビジュアルからもイメージがしっかり伝わってきて、とても素敵だなと思いました。
Kotoha:そうなんです! 宝石の要素を散りばめていただきました。
──収録曲の中から、特にお気に入り、あるいは思い出深い楽曲を一曲挙げるとしたら、どの曲になりますか?
Kotoha:難しいですね……。
Hanon:一曲一曲、すべてに思い入れがあるのですが、でもやっぱりハニリリの活動は「キラキラ」からスタートしているということもあって、特に思い出深いかなぁ……!
個人的に、楽曲としてもとても好きな楽曲ですし、ハコ船(ハコニワリリィのファンの皆さん)のみんなもアニメタイアップを楽しみに待ってくれた方が多かったんです。「すごく愛してもらえている楽曲になっているな」と、ライブを重ねる中でも感じています。
Kotoha:うんうん。たしかに!
──たしかに、アルバムの幕開けにふさわしい一曲ですよね。M1の「キラキラ」に続き「愛に出会い恋は続く」が恋愛の楽曲という流れも印象的です。恋愛の楽曲を歌う際に、意識されていることはありますか?
Kotoha:恋愛の曲は……。
Hanon:多いですからねぇ(笑)。
Kotoha:HoneyWorksさんとご一緒させていただく中で、やっぱり恋愛にまつわる曲は外せない存在です。私も今まで恋愛曲をたくさん歌ってきたというわけではなかったのですが、一緒にお仕事をさせていただく中で、たくさん「ここはこうやって歌ってください」といったディレクションやアドバイスをいただきました。
その中で、「恋愛の曲ってこうやって表現するんだ」ということを色々と勉強させていただいたので、そういった今までご一緒してきた経験をもとに恋愛曲と向き合っています!(笑)。
Kotoha:M1とM2がどちらも結婚というかブライダルにまつわる楽曲で並べられているのも、アルバムの流れとしても「良いな!」と思っています。
──M4「君が灯してくれた光を今 feat.Hanon」とM5「君の隣は空気が美味しい feat.Kotoha」は、TVアニメ『29歳独身中堅冒険者の日常』のオープニングとエンディングとなっています。それぞれの楽曲の魅力を教えてください。
Hanon:私が担当させていただいた楽曲はオープニングテーマなのですが、本当にアニメの世界観にもマッチした、とても爽やかでロックな雰囲気もあるかっこいい楽曲になっています。
でも、かっこよさの中にも“HoneyWorks節”が炸裂していて。聴いていると「あ、ハニワだな」と思うサウンドも盛り込まれています。あとは、ちょっと変拍子っぽくなっているところとかトリッキーな部分もあったりして、楽曲で歌唱するにはとても難しい楽曲だったりもします(笑)。
──レコーディングはいかがでしたか?
Hanon:苦戦もしましたが、ソロで初めて歌うタイアップ曲ということもあり「Hanonならいけるだろう!」と思って託していただけたのかなと思っていました。思い入れも深く、自分の魅力を出せたらいいなと思いながら、レコーディングに励みました。
──Kotohaさんから見て「君が灯してくれた光を今」はどのような楽曲ですか?
Kotoha:初めて聴いたときに「とってもHanonちゃんの声に合っていて、すっごくかっこいい曲だな」と思いました!
先日の1st LIVE「Bouquet」でもHanonちゃんがこの曲を披露していたのですが、もうその姿が本当にかっこよくて! M4とM5の楽曲は歌詞が「お互いのことを歌っている」というような意味がありますが、それも相まってHanonちゃんの想いを強く感じ取れた一曲だなと。舞台袖で聴いていて感動しちゃいました。
Kotoha:あらぁ……ありがとね!(笑)
Kotoha:いえいえ(笑)。
──(笑)。では続いて「君の隣は空気が美味しい」について、Kotohaさんから魅力を教えてください。
Kotoha:「君の隣は空気が美味しい」は、同じアニメ作品のエンディングテーマとして歌わせていただいた楽曲です。先ほどもお話ししたように、お互いを想った楽曲となっていて。
エンディングとしては、アニメに登場するリルイという女の子から主人公のハジメに向けて歌った楽曲になっています。リルイはまだ小さな女の子ですが、頑張ってハジメに想いを伝えるという曲なので、語りかけるような、ちょっとたどたどしさや幼さを感じる言葉選びになっていて、ほわほわとした可愛いさが魅力になっている一曲です。
まだ言葉はたどたどしいけれど、一生懸命に想いを伝えるという面で、私もこの曲の歌詞が大好きですし、先日のライブではHanonちゃんに日頃の感謝の気持ちと心を込めて歌わせていただきました。とても大切な一曲です!
──Hanonが感じる「君の隣は空気が美味しい」の魅力も教えてください。
Hanon:めちゃくちゃ高音の綺麗な裏声から始まる楽曲なので、ことちゃんの綺麗な声が存分に活かされているなと感じています。ライブでもそのブレない歌声に個人的にとても感動していたんですけど……難しいだろうなって(笑)。
Kotoha:難しかったよ!(笑)
Hanon:(笑)。でもしっかり歌いこなしているなぁと思いました。
歌詞に注目すると、もちろんアニメの物語にもシンクロしていますし、私たち二人の関係性にもシンクロするような部分があって。どちらの視点からも皆さんが楽しめる楽曲に仕上げてくださっていて、やっぱりHoneyWorksさんはすごいなと思っています。
「マシュマロ」とか「とろけちゃう」といった可愛らしい言い回しもあって、そんな部分もことちゃんの歌声にとてもマッチしているんです。ハコニワリリィとして二人で歌う楽曲とはまた違った魅力を、お互いの曲で皆さんに感じてもらえるんじゃないかなと思っています。
Kotoha:あと「わん・つー・さん・し」など、リズムがお互いの楽曲にシンクロしている部分もあるんです。「この間奏のメロディーは、あっちの曲でも聴いたかも?」のように、フレーズとしてもシンクロしている部分がありますので、そんなリンクも楽しんで聴いていただけるといいなと思います!
──先ほど「高音がぶれない」というお話がありましたが、高音を安定させるコツはありますか?
Hanon:私はブレちゃうんですけどね(笑)。
Kotoha:レコーディングもやりがいがありました……(笑)。
Hanon:本当に。お互いまた違った難しさがあったよね。
Kotoha:そう! Hanonちゃんの曲はHanonちゃんの曲で、常に高いというか、パーン系というか……パーン!と一気に高音にいくみたいなところがあって。
Hanon:パーン系(笑)。
Kotoha:パーン系だから(笑)、「難しそう」「こんな高音が地声で出るなんてすごいなぁ」って思いました。逆に私の曲は常にずっと高音にいる感じで。
Hanon:逆にあの優しい裏声で高い音をキープし続けているところが「私はこんなふうには仕上げられないな」って思っていたから、やっぱりお互いの魅力が出ているんじゃないかなって思うよね。
Kotoha:そうかもねぇ。
Hanon:いや、本当にすごかったよ。裏声で、生でもあんなに綺麗な声が出せるんだと思って。
Kotoha:嬉しい〜(笑)。




























