
輝くスーツの苦労とは?高田JAPANが語るギャバい最新アクション【月刊 高田JAPAN 第6回 2026年6月号】
差別化した最新ロボアクション
ーー 藤田さん、今年も「コスモギャバリオンGC-R」のロボ戦で活躍されていますが、スーパー戦隊のロボとは違うロボ戦の印象ですが撮影はいかがですか?
藤田:出てます!CGだったり、壁だったり、引っこ抜いたりしています。
草野:走ってたね。
藤田:敵もいない、ただ僕がロボで運動会していたり。佛田監督ってすごいなってことですよね。
ーー 佛田特撮監督とはどんな話をされますか?
藤田:佛田さんとは「今回は洋平くん、SASUKEするから。見たことある?走れる?」って。
一同:(笑)。
藤田:ロボがなかなか動きづらいんです。スーパー戦隊ロボと差別化しているんです。フィッティングでまず「色があると戦隊らしいからやめましょう」って、色をなくしてます。
ーー CGのモーションアクターもやられていますよね。
藤田:CGも僕ですね。スーパー戦隊のロボも『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』、『機界戦隊ゼンカイジャー』あたりも結構モーションアクターとしてやることは多かったんです。リアルタイムでモーションキャプチャーで撮ったやつをそのままロボ戦として撮って出しみたいなことをしています。合わせてもらえるので、やっていてはそこまで大変ではないですね。
ただ動けるからといってすごく動くと人間っぽくなってしまいますし、ロボの動きの想像力を活かして。今までの経験を活かして、あまり人間っぽくならないように。
ーー スーパー戦隊のロボはリアクションの大きさが印象的でした。
藤田:火薬とのバランスもあるんです。佛田監督はだいぶスピード感を意識している感じがします。スーパー戦隊だったら、ワンモーションあってから動いたりするんですけど。スーパー戦隊らしさを減らしつつやっているのかな。
ーー藤田さんが思う今回のロボ「コスモギャバリオンGC-R」の見所は?
藤田:美術部の方の造形がすごい!
高田:ロボの周り!
一同:(笑)。
伊藤:仕掛けが本当にすごいよね。
藤田:仕掛けもすごい。いつもより時間をかけてやっています。第2話の序盤で使われているトンネルみたいなところで、後ろからナパーム爆発がボーンって迫ってくるカットがあったんですけど。その時は記憶がなくなるくらいでしたね。
草野:緊張?
藤田:緊張というか、目の前に火薬もあって、後ろから爆発もくるんで、勢いよく走ってはいたんです。「これ引っかかったら、死ぬかもしれん!」って思ったんです。テストの時はちゃんとロボっぽくやっていたんですけど、本番は本能で逃げました(笑)。
伊藤:本番は洋平だ!
高田:「生きねば!」って。
藤田:「君たちはどう生きるか」って(笑)。 火薬や爆発込みで見てください!佛田監督のイマジネーションを見てください!
蔦宗:ロボで動くの本当にすごいよね。
藤田:リアルな造形だったんで、あまり動かないと思ったんですよ。めちゃめちゃ動いています!
ーー武装も色々ありますけど、お気に入りはありますか?
藤田:「ギャバリオンクレーン」と「ギャバリオンドリル」はCGなんです。「ギャバリオンセイバー」ですかね。あれはやりやすいというか。ああいう個性があるといいですね。
草野:どんどん個性的なパーツがついた方がやりやすい?
藤田:やりやすいですね。大変な中やっていますけど、カッコいいです!
ーー スーツを着た状態で感情表現していくのは、スーツアクターならではかと思うんですけど、いかがですか?
草野:難しい質問!
ーー スーツを着ているからと言って、特別意識せずにお芝居されているのでしょうか。
伊藤:やっちゃっていますね。出来ちゃってるのかも(笑)。
高田:普通に芝居しているだけじゃないですかね。お面をしていても、してなくても。
お面してなくても警察官をやっている時は警察官です!
そこまで気にしたことはないです。お面していても芝居してるだけな気はします。
「仮面ライダードォーン」だったらずっとヘラヘラしています。天野浩成さんの「ジーク」がずっとヘラヘラしてるんで、僕もお面の中でずっとヘラヘラしています。
草野:スーツを着てのお芝居だと『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の終盤で、草っ原の広いところでお芝居していた時に、「もうちょっと声張って!」みたいなやり取りをヒーローと敵でしていて。
蔦宗さんが「ザミーゴのこの感じでやりたいんです!」っていうのがあって、杉原監督が「じゃあ、トランシーバー仕込むか」って言ってくれて仕込んだんです。ルパンレンジャー側にも大げさなお芝居じゃなくて伝わるようにって配慮されている現場に立ち会ったことがあって。「これすごいことに今立ち会った!」って思ったんです。
蔦宗:「ザミーゴ」のテンション感とかね。
草野:距離ある時ってどうしても「声張って!」って現場でやるんですけど、この配慮は素敵だなって思いました。
蔦宗:金庫に入る前だったかな。杉さん(杉原監督)にちょっと言ったかも。あそこだけちょっと攻めた(笑)。
ーー蔦宗さんは、「ギャバン・ライヤ」では忍者のキャラに合わせて動き方を調整されていると聞きました。
蔦宗:そうですね。キャラ的にもクールというか、そこまで動かなくてもいいキャラ。忍者だから。今までやってきたキャラの区別として「静」のキャラをちょっと頑張ってみようと思って。「この芝居、混ざりてえ!」と思いながら、「ダメだ。ダメだ。」みたいな(笑)。
高田:我慢だ!
蔦宗:そこの難しさ。動かない難しさ。本当に抜くとふざけちゃうんで。「抜かない」が今のテーマです。首の動き一つとかでなんとかやろうとは思っているんですけど。動かさない。
ーー なかなかバランスが難しそうです。
蔦宗:悩んでいます。絶妙なとこなんですけど。加藤組で草を探しているシーンがあって。必死に探している。本当はもっと奇抜に面白く行きたかったんですけど。すごく我慢していました。
「真面目にずれている」みたいに言われたので。遊びすぎないように。
ーー 伊藤さんは蔦宗さんの隣で見ていて、我慢を感じますか?
伊藤:ちゃんとそういうのでキャラを演じているなって感じます。
蔦宗:シゲと一緒のシーンで、シゲが腕組んでいたら組まないようにとか、ちょっと意識はしていますね。
そこもちょっと見返してほしいです!
ーー 取材時に見学していた寺本翔悟さん、好きなメタルヒーローは?
寺本翔悟さん(以下、寺本):『エクシードラフト』、『ジャンパーソン』、『ブルースワット』、『ビーファイター』...
草野:1992年から羅列しただけ(笑)。
伊藤:1番は?
寺本:1番かぁ。『ブルースワット』!
藤田:めちゃめちゃ、苦渋の決断(笑)。
ーー 3つまでなら?
寺本:『ブルースワット』、『ビーファイター』。あと一個...『カブタック』、『ロボタック』。
高田:4つになっちゃった。オチに使われる(笑)。
ーー 次ページは『高田JAPANプロレスリング〜junta puente Torneo〜』のフォトレポート








































































































