
神様が用意してくれた“25年ぶりの共演”――『アギト—超能力戦争—』要潤さん×藤田瞳子さん×山崎潤さん×柴田明良さんインタビュー
「氷川誠が要君でよかった」
ーー25年ぶりの新作『アギト—超能力戦争—』では、氷川誠を中心としたストーリーが展開します。皆さんから見た、要さん演じる氷川の格好良さを教えてください。
柴田:テレビシリーズではバックアップクルーという形でオペレーターをやらせてもらいました。マネージャーじゃないですけど、僕自身もずっと氷川さんを応援しているんです。
途中で裏切ったりもしましたが……そういう立場としては憧れでもあり、「こうなりたい」と思う存在のまま、いまだに要さん自身も役者として突っ走ってくれているなって。
要:散々裏切っていたけど(笑)。
藤田:すごい裏切りようだった。
柴田:北條さんと一緒に(笑)。
山崎:北條的には「期待通り」みたいな感じだから(笑)。でも、やっぱり氷川って、どこまでも真っ直ぐで実直なんですよ。みんなが本当はそうありたいのに、そうなれない部分を持ち続けている。北條もそれを感じているからこそ、突っかかったりするのかなと。
藤田:最初からそうだったよね。「氷川くんがG3になったのが面白くない」って。
要:僕は何もしてないんですけど、突っかかってくるんですよ。
山崎:突っかかりたいのよ、年頃的に(笑)。
藤田:やっぱり氷川誠は要くんがやったから、ああいう氷川誠になったと思うんです。要くんが演じる氷川誠だったからこそ、小沢澄子である私も素直に信頼できたというか。改めて「氷川誠が要君で良かったな」と感じています。
ーー藤田さんはゆうちゃみさんをはじめとした新キャストとのシーンも多かったと思います。
藤田:ゆうちゃみさんはすごく良かったですよ。お芝居もほとんど初めてとおっしゃっていたけど、堂々とされていましたし。良い意味で体育会系というか、現場に食らいついていく感じがあって、そういうところも葵るり子にぴったりだなと。いつものメンバーに新しい風を吹かせてくれたので、本当に感謝しています。
山崎:すっと入っていらっしゃったよね。
柴田:僕らはゆうちゃみさんを知っているじゃないですか。なので、こちら側は知人のような感覚で接するところがあるんですけど、向こうも同じように接してくださって、やっぱりさすがだなと思いました。「色々なところで皆に好かれるって、こういうことなんだ」と感じました。
要:TVシリーズを全部見返してくれたみたいですね。
藤田:素晴らしいよね。私たちは『アギト』に対する思い入れが元々ありますけど、ゲストで出る場合は「もちろん、そうじゃない方もいらっしゃるだろうな」と思っていました。でも、今回はゲストの方に「見返しました」と言っていただくことが多くて、ありがたかったですし、本当に嬉しかったです。
山崎:我々と変わらぬ熱量でやってくださるのはすごくありがたいし、心地よかったですね。
ーー今作では北條さんも分身する超能力で大活躍していますよね。撮影も大変だったのではないでしょうか?
山崎:かなり大変でした(笑)。5人に分かれる時は同じことを5回やるので。
柴田:他の人より5倍の時間がかかる(笑)。
藤田:しかもあの衣装で(笑)。初日から大変そうだったよね。
山崎:「このシーンはどうやってやるんだろう?」と思っていたら、「割と昔ながらの手法なんだ」と(笑)。
柴田:5回やって、5回ともずっと笑っていた気がする。
要:面白かったよね。
ーー今作を通じて、脚本・井上敏樹先生の北條というキャラクターに対する愛も改めて感じました。
山崎:そういう情報はよく目にするんですけど、どのキャラクターにも等しく愛はあると思うんですよね。北條はキャラクター的にこねくり回しやすいというか(笑)、そういうところはあると思いますけど、北條が特別に好きというより、等しく皆のことが好きなんじゃないかなという気がします。


































