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『アイリス・オデッセイ』×『アクおど』原作者のふたりが語る少女たちの関係性の描き方【インタビュー】

『アイリス・オデッセイ』×『アクアリウムは踊らない』原作者対談 | 最初から仲良しだったら面白くない!? 少女同士の関係性を描く上で意識したこととは

「ハードルを下げる」のが最初に考えたこと

──今のゲームを語る上では欠かせない、実況配信についてはどういったお考えを持たれていますか?

橙々:私はむしろ「とにかく配信をしてもらいたい!」……というのが大前提でしたね。

というのも、私自身がフリーゲームの実況配信を見るのが趣味で、実況をきっかけに作品を好きになって関連イベントに行ったり実際にプレイしたりしてた1人だったんです。その流れに乗れたらいいなと思っていて、ゲーム内にもいわゆる配信の「撮れ高」になるような表現やギミックは意識して入れました。自分自身がそういった配信を見ていたおかげもあって、どういうところが撮れ高になるかは掴みやすかったですね。

太田:なるほど……。今の橙々さんのお話を聞いて、僕はそこまで意識できていなかったなと、今後の課題を感じました。

『アイリス・オデッセイ』については、物語の導入となる無料部分と、事件の真相を描く有料部分にきっちり分けています。前半の無料部分はできるだけ多くの人に見てもらいたいので配信大歓迎です。
アニメイトタイムズさんでも告知させていただきましたが、「体験版を配信していただくとエンドロールに名前が載る」というエンドロールキャンペーンを実施して、30名ほどの方に応募していただいて非常に好評でした。

橙々:「めちゃくちゃ面白そうなことやってるな~」と思いながら見てました。

太田:はい、足りなかった部分はあったんですが、SNSで一緒に盛り上がれるような試みには積極的に取り組みたいなと。ただ、後半の有料部分については、個々人でじっくり楽しんでいただきたいと考えています。

──日々たくさんのゲームがリリースされる中で、どう差別化しようと考えましたか?

太田:僕は3つあって、まず1つ目はキービジュアルやCGのクオリティを高めることです。「絵でやりたいことを伝える」ということを第一に考え、1枚に1ヶ月ぐらいかけて揉んで完成させたイラストもあったり、ビジュアルのこだわりには自信があります。


2つ目は、僕自身がプログラマーなのもあるのですが、プログラミングです。アドベンチャーゲームなので凝ったプログラムを組んでいるわけではないのですが、途中まで無料というのが本作の特徴でもあるので、無料体験版のゲーム内からシームレスに続き(有料版)を課金して読んでもらえる仕組みはこだわって作りました。

やっぱり、どこの馬の骨とも知らないクリエイターのゲームにいきなりお金を払えるかというと難しいと思うんですよね。まずは無料で遊んでもらって、続きが気になったら買う……という、本屋さんなどでたまにある途中からシュリンクが掛かっている本のようなイメージで間口を広げたいなと。

3つ目は広報戦略で、これに関してはむしろ反省点ばかりでうまくいかなかったことの方が多かったですね……。一応やったこととしては、「東京ゲームダンジョン」や「東京ゲームショウ」などのイベントに足を運び、1枚1枚チラシを配ってお客さんの反応を伺う、ある種の「ドブ板選挙」的なものでお客さんとの関係性を築けたのは大きなプラスになったと思っています。

橙々:今のお話を聞いて差別化という意味では、私は太田さんとは逆だったのかもと思いましたね。

『アクおど』の場合、まず「色々なもののハードルを下げた」んです。先ほども話しましたが、その一つがクリエイターとの距離感で、「クラスメイトがゲームを作ってる」くらいに思っていただきたくて。

なので次回作でもキャラクターの名前や色をアンケートで決めたり、下書き段階の絵を見せて「どっちがいい?」と聞いたりしてるんです。

──なるほど。ファンというよりは、ゲーム作りの仲間としてリスナーを巻き込んでいるというか。

橙々:そうですね。「お前もやるんだよ!」みたいな(笑)。個人でやっている以上、クオリティについても1人じゃ限界があるので、「みんな助けてくれ!」と常に言うようにしています。

 

気になる『アクアリウムは踊らない ~死にたがりのアイドル~』の状況は……?

──橙々さんは現在完全新作『アクアリウムは踊らない ~死にたがりのアイドル~』をまたお一人で制作中とのことですが、前作の開発時とは心境も違うのではないでしょうか?

橙々:確かに状況は違うんですけど、意外と心境はそこまで変わっていないかもしれないですね。頼れる人がいっぱいいて規模も大きくなっているのはありがたいですが、プレッシャーみたいなのもあんまりなくて。「困ったらクラスメイトがまた助けてくれるだろう」と楽しく作ってます(笑)。

──その新作について、現段階でお話しいただけることはありますか…?

橙々:うーん、何しろ今作り始めたばかりなので……(笑)。

あ、一つ言えるのは、前作を遊んでいなくても楽しめますが、遊んでいると「おおっ!」となる要素を入れようと思っています。なのでぜひ今のうちに『アクおど』をプレイしておいていただけると!

──最後に、お互いの作品や読者へ向けたメッセージをお願いします。

橙々:まず『アクおど』については、プレイヤーの皆さんはクラスメイトだと思っています。きっとこれからも何か助けを求めることがすごく多くなると思いますので(笑)、2作目もどうかよろしくお願いします!

『アイリス・オデッセイ』についてはもう期待しかしてないです。お話ししていて好きなものが近いとビンビンに感じたので、私が求めているワクワクするところを、極上のレストランのように美味しいものとして提供してくれるだろうなと。発売を本当に楽しみにしていますので……早く発売してください!(笑)

太田:今はデバッグ作業でいっぱいいっぱいで、まだ感傷に浸る余裕もないのですが、FWゲームスさんで『アクおど』の弟分としてゲームをリリースさせていただくことになりました。

橙々さんがおっしゃってくださったように、ジャンルこそ違いますが、同じ方向を向いた、同じような味付けの美味しいラーメンが出てくると思います(笑)。ぜひよろしくお願いいたします。この記事で興味を持っていただいた方は、ぜひウィッシュリスト登録をいただき、発売をお待ちいただければ幸いです。

──ありがとうございました。

 

作品概要

『アイリス・オデッセイ パンドラの少女』

[発売日]2026年5月29日(金)
[料金体系]基本プレイ無料+有料DLC(2,980円/税込)
[ジャンル]現代ファンタジーアドベンチャー(ADV)ビジュアルノベル
[プラットフォーム]Steam
[プレイ人数]1人
[対応OS]Windows
[対応言語]日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)
[開発・販売]合同会社イースニッド
[プロモーション協力]株式会社フロンティアワークス(FW Games)

[キャスト]
アイリス:小原好美
西園風花:稲垣好
笠沙咲耶:根本京里
ミツバ:岡本綾香

[あらすじ]

「わたしは渋谷(ここ)で、家族を守りたい。」

渋谷に住む孤児の少女風花は、唯一の家族で行方不明の兄のミツバを探している。彼女は冒険の途上、自身に隠された魔法の力に目覚める。

凶悪な犯罪魔導師組織〈スカイシーカー〉を追う熟練の魔導師アイリスは、事件の捜査線上に浮かびあがった、組織に関係するこの兄妹に注目する。二人は関係を深め、やがて家族同然の間柄となる。

絆は、果たして待ち受ける陰謀を打ち砕けるのか。

風花とアイリス、2人の運命の出会いと、冒険を描く、現代ファンタジーADV開幕!
 
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SNSハッシュタグ: #アイリス・オデッセイ #アイオデ

※内容は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
※記載されている会社名、製品名、ロゴは、各社の登録商標または商標です。
※画面は開発中のものです。

『アクアリウムは踊らない』

[発売日]
Nintendo Switch/Steam ダウンロード版:2025年8月1日(金)
Nintendo Switch パッケージ版:2025年10月30日(木)

[価格]
Nintendo Switch/Steam ダウンロード版:2,200円(税込)
Nintendo Switch パッケージ版:4,950円(税込)

[ジャンル]謎解きアドベンチャーホラーゲーム
[プラットフォーム]Nintendo Switch™Steam®
[販売形態]ダウンロード版、パッケージ版
[CERO]「C」(15才以上対象)
[プレイ人数]1人用
[対応言語]日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)
[原作]橙々
[開発]Gotcha Gotcha Games、フロンティアワークス
[パブリッシャー]フロンティアワークス

[あらすじ]
その日、「ビアンカ水族館」を訪れた少女・スーズと親友のルルは、プレミアムチケットの特別優待として館長の妻・クリス同伴によるガイドツアーを満喫していた。

その道中、ふとルルの姿を見失ってしまったスーズたちは館内を探し始めるのだが、気づくと先ほどまでいた水族館とは全く異なる不気味な世界に迷い込んでしまっていた……。

水生怪物が襲ってくる恐怖の水族館を探索するスーズの前に、剣を携えた軍服姿の女性・レトロが現れる。スーズに対し不躾な態度のレトロであったが、彼女もまた別の少女・キティを探していたのだった。

果たしてスーズは親友を無事見つけ出し、水族館から脱出することはできるのか……?

「裏切者は、誰だ」

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公式サイト
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