声優
小倉 唯ライブツアー「Love♡Ratory」BD発売記念インタビュー

めまぐるしく変化していくセットリストや演出。誉れ高い実験結果を「ぜひお手元に置いて、何度でも観ていただけたらと思います」──LIVE TOUR 2025「Love♡Ratory」Blu-ray発売記念・小倉 唯さんインタビュー

2026年も精力的にアニメへの出演、アーティスト活動を展開中の小倉 唯さんが昨年開催したツアー『小倉 唯LIVE TOUR 2025「Love♡Ratory」のLIVE Blu-rayが2026年5月27日に発売。さらに7月放送開始となるアニメ新番組『ブチ切れ令嬢は報復を誓いました。 ~魔導書の力で祖国を叩き潰します~』オープニング曲「Q.E.D.」が7月22日に発売となります!

また、初のファンクラブライブツアー『Yui‘s*Company. LIVE TOUR 2026 SUMMER ~泡沫のマーメイド♡~』の開催も決定。誕生日前日の8月14日には東京・LINE CUBE SHIBUYAでの公演も予定されているなど、これから始まる小倉さんの“夏”に期待が膨らみます。

そんな熱い夏を前にしたこの日、アニメイトタイムズではインタビューを実施。駆け抜けたライブツアーの思い出に加えて、Blu-ray、楽曲のリリースやアニメ新番組などについてもたっぷり語っていただきました。

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「“毒かわいい”ポップな世界観を表現できたかなと思っています」

──昨年行われた『小倉 唯 LIVE TOUR 2025「Love♡Ratory」』を振り返った感想をお聞かせください。

小倉 唯さん(以下、小倉):2020年以来のツアーとなった『小倉唯 LIVE TOUR 2024 〜Bloomy × Meet you!〜』、そして2025年と2年連続でツアーを開催できたことがまず嬉しかったです。「いつも応援してくださる皆さんのおかげだな」と感謝しつつ、そのお返しをしたいという気持ちでいっぱいでした。

「Bloomy × Meet you!」は2年半ぶりにリリースしたアルバム『Bloomy』を引っ提げてのツアーで、20代最後ということもあり、大人っぽいコンセプトのアルバム、そしてツアーになりました。

昨年のツアー「Love♡Ratory」はミニアルバム『Labo-Ratory』から派生して、化学研究所をイメージしたタイトルになっていて、コンセプトも前年とはまったく違う世界観でした。1回のステージの中で次々とめまぐるしく変化していくセットリストや演出になっていて、セットもピンクやパープルを基調にした“毒かわいい”ポップな世界観を表現できたかなと思っています。

──衣装も約7着用意されていて、小倉さんが衣装を替えるたびに表情や世界観が変わるような感覚でした。

小倉:ライブをするといつも衣装が多くなってしまうんですけど、今回は特に多く、派手でにぎやかになったかなと。皆さんにもより視覚的に楽しんでいただけたのではないでしょうか。

──映像となることで、より詳細なライブ風景を感じることもできると思います。先んじて拝見させていただきましたが、改めて小倉さんの表情管理のすごさを感じました。

小倉:ありがとうございます。歌い方や振り付け、表情まで細かいところまで意識しながらパフォーマンスしています。会場に参加された方も見逃している部分もあると思うので、おうちで再確認、再発見してもらえたら嬉しいですね。

──そんなツアーのベースになっているミニアルバム『Labo-Ratory』ですが、ツアーが終わった翌日にリリースされるというのも挑戦的でした。

小倉:ツアー前の8月に「Magic♡Happy」、9月に「治癒治癒ちゅっ♡」、10月に「きょんきょん♡らぶぽーしょん」と3カ月連続のリリースをしましたが、それもツアーを見越していた企画でした。

確かにツアー終了直後に『Labo-Ratory』をリリースするというのはかなり珍しく思われたかもしれませんが、ミニアルバムと3カ月リリースした曲をツアーに連動させるプランでした。皆さんも3カ月連続でリリースされた曲を聴くことで、ツアーのイメージを膨らませていただけたかなと思うし、どの楽曲も違うコンセプトで、そのバラバラ感からも化学実験的なツアーを想像できたのではないかなと思います。その3曲やミニアルバムに収録された新録曲など、アーティストとして挑戦が多かった1年を象徴するツアーにできました。

──ツアーのセットリストには、メドレーのブロックが多かったのも新鮮でした。どうしてメドレーを多くされたのでしょうか?

小倉:理由のひとつとして、今回「化学変化」をキーワードにセットリストや演出を考えていたことが挙げられます。楽曲がめまぐるしく変わるとか、いろいろな楽曲を聴いていただくことで「変化」を感じてもらえるのではないかなと思いました。

あとは私の楽曲がかなり増えていて……(笑)。ひとつのライブの中で披露できる曲数には限界があるので、このツアーに限らず最近のライブはメドレーが多くなってきているかもしれません。

──また、過去の曲をリアレンジして披露しているのもここ数年のライブの傾向ですが、新鮮でした。

小倉:ありがとうございます。これもテーマである「化学変化」に寄せていて、楽曲も変化した感覚がありました。私も歌っていて楽しかったです。

──今回のセットリストの中で特に印象的な曲を教えてください。

小倉:ツアーを意識して制作した「治癒治癒ちゅっ♡」です。ファイナルでもダブルアンコールを含めて2回披露していますが、この楽曲と共にツアーの世界観を広げていきたいという想いがあったんです。特に印象深いですね。

──そしてミニアルバム新録曲である「True Path」も衝撃的でしたね。

小倉:確かに「True Path」もこのツアーならではの試みでした。この曲も「化学変化」を意識して作った曲だったので、曲中の変化はもちろんですが、まず私がメタルロックに挑戦することへのギャップが皆さんにも新鮮に映ったんじゃないかなと思います。

おっしゃっていただいたように、この曲はミニアルバムに収録された新録曲です。ツアーはミニアルバム発売前だったので、皆さんはツアーの中でしか聴くことができなかったんですよね(笑)。ツアーが終わった後に音源として聴いた方々から「改めていい曲ですね」「またライブでパフォーマンスを見たい」という声をたくさんいただきました。

──このツアーの中で特に意識した点や苦労した点を教えてください。

小倉:衣装数の多さから生じる着替えです。いかにうまく早替えして、お客さんに驚いてもらえるのかが見どころのひとつでした。

実は一回のライブで7着ほどの衣装を着替えていて……アンコールでは会場ごとのご当地Tシャツを着ていたので日替わり要素もありましたが、いざやってみたらやっぱり大変でした(笑)。でも大変だった分、こちらの狙い通りに皆さんに驚いてもらったり、喜んでもらえたのでよかったです。

ライブではどんな曲でも自分のアーティスト性やオリジナリティを出せるように意識

──ライブ映像を拝見させていただく中で、無意識に「すごいな」とつぶやいていました。お客さんを楽しませるために妥協がないなと。

小倉:自分ではそんなことはないと思ってしまうんですけど(笑)、そう言われることは多いかもしれません。

──また、明るい曲や切ない曲を歌ってもかわいさはあって。メタルやカバー曲を歌ってもすべて“小倉 唯の曲”になるんですよね。

小倉:ありがとうございます。どんな曲でも自分のアーティスト性やオリジナリティを出せたらいいなと思ってパフォーマンスしているので、そう感じてもらえたのなら嬉しいです。

──現在、女性アーティスト界では「グループ」が盛り上がりを見せていますが、その中で小倉さんはソロのトップランナーとして走り続けていて。声優ファンだけでなく、アイドルファンなどの方にもステージを観てほしいなと思いました。

小倉:そう言っていただけて嬉しいです。私自身も、今応援してくださる皆さん、そしてアニメやラジオ、フェスなどで初めて知ってくださった方に「またパフォーマンスを観たい」とか「曲を生で聴きたい」と思ってもらえるように頑張っているので、どんどん小倉 唯の輪が広がっていったらいいなと思っています。

──そしてツアーが終わった夜に「アフターパーティ」も開催され、その様子がBru-rayにも収録されますね。

小倉:ツアー名に「Love」が入っていたため、ツアーのセットリストも「Love」要素が入った曲を披露したい想いで選びましたが、テーマには合っていたけど惜しくも入れられない曲もありました。その曲たちを「アフターパーティ」で歌えて嬉しかったし、イベントの流れとしてもうまくハマったかなと思っています。

──昼公演で着ていた全衣装がステージに並んでいる光景も壮観でした。

小倉:今回のツアーでは衣装にすごく力を入れていましたが、1回のライブで各衣装を見られる時間が少なかったなと思って。どれも華やかですし、違った良さがある素敵な衣装だったのでもう一度、じっくり見ていただきたくて、ステージに全部並べていただきました。

またこの「アフターパーティ」で着ていた衣装は『Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"』で一度着ただけで、「もったいないな。どこかでまた着たいな」と思っていました。このセットの色味ともすごくマッチしていたので、今回着られてよかったです。

私らしさが詰まっているツアーだったので、期間中どこかの会場に参加してくださった方には細部まで観ていただいて、新たな発見をしていただきたいなと思います。また私のライブやパフォーマンスを観たことがない方にもオススメです!

あとお友達を“小倉 唯沼”に誘うためにもピッタリかも(笑)。ぜひお手元に置いて、何度でも観ていただけたらと思います。

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