
歌えば歌うほど「どんどん馴染んでいく感じがしていました」──BLCDコレクション『君に注ぐ100dB1』キャラクターソング「ivy」唄川孝宏役・伊東健人さんインタビュー
宮田トヲル先生原作の漫画『君に注ぐ100dB』がドラマCD化! 2026年7月31日に、全国アニメイト、ムービック通販、中央書店コミコミスタジオ並びにCDショップにて発売開始となります。
本CDには様々な特典が付属予定。DISC2には伊東健人さん演じる唄川孝宏(ハイト)が劇中で歌う「ivy」が収録されています。アニメイトタイムズでは、レコーディングを終えたばかりの伊東さんにインタビューを実施しました。
収録の中で感じるハイトのアーティスト性とは。歌えば歌うほど「馴染んでいく」と語られた「ivy」についてお話を伺いました。
「こいつ、もしかしてギター弾けるんじゃないか?」
──レコーディングを終えたばかりの今のお気持ちをお聞かせください。
唄川孝宏役・伊東健人さん(以下、伊東):あまりこのような形でレコーディングをすることはなかなかないので新鮮でした。独特の緊張感がありましたね。
──最初に「ivy」のデモを聴いた時の印象と感想をお聞かせください。
伊東:自分なりに、シーン的な意味も含めてこの人(孝宏)だったらどのような曲をやるのかなと想像しました。そしていただいた音源が思ったよりバンドサウンドで「こいつ、もしかしてギター弾けるんじゃないか?」と(笑)。
とても洗練された曲がきたので、今時の若い子は音楽の偏差値がとても高いんだなと実感しました。現実にもそういう方がたくさんいらっしゃるので、孝宏もそういう存在なんだなって(笑)。そりゃあ声で惚れられていることもあるわなと。彼の存在に関する説得力が曲から伝わってきたので、とても良かったです。
──ギターのサウンドも強く、スラップベースもあり、ゴリゴリのロックサウンドでかっこいいですよね。伊東さんのルーツでもある軽音、ロックというところにも親和性があるのかなと思いながら聴いていました。
伊東:そうですね、とても歌いやすかったというか、体に入ってくるまでが非常に早かったです。楽曲としても低音のフレーズに印象的なものがあるというのが、お話の中の表現として出てきているので、そこは意識して歌いました。
──すごくぴったりな歌声で素敵でした。歌ってみて、お気に入りのフレーズやより工夫した、意識したところはありますか?
伊東:レコーディング中も歌えば歌うほど、どんどん馴染んでいく感じがしていました。どんどんキャラクター像というか、アーティスト像の輪郭がはっきりしてくるといいますか。
自分的には、いわゆるBメロ、一番声的にもテンション的にも低くなるところが売りのひとつでもあるのかなと。そういう意識はあったので、そこは自分のなかでも印象に残るようにしたポイントでもあります。
──孝宏が奏多と出会う前、通学中に奏多が聴いていたのが「ivy」でした。その頃のハイトには薄暗い気持ちもあるかと思いますが「まだ表に出きっていない何か」を表現するために、伊東さんのなかで準備や工夫などはありましたか?
伊東:それが特にないんです。キャラクターのことを考えれば、というところなんですよね。
曲調的にもそうですけど、ただただ暗い曲というわけではない。陰の要素といいますか、彼のバックボーンは、この曲についていけば自然に出るだろうというイメージでした。それに寄りかかるというか、そういうイメージで臨んでいました。
何かを事前に考えるというよりかは、目の前に流れてきた流木を掴むといいますか。そんなイメージでした。
──ありがとうございます。歌詞も作品に寄り添った内容で、物語を知っている人はいろいろと考えたくなるフレーズがあったかと思います。伊東さんは歌詞を見て、どのように感じられましたか?
伊東:歌詞もキャラクターが歌う歌ではありますが、いちアーティストとしてのものであったので、自分的にはすごくしっくりきました。その時の心情ではなく、この一曲。ただただ一人のアーティストとして、この一曲を出したのではないかと。
自分事になりすぎない曲といいますか。彼の想いが出ている……彼のこの想いを出したいという気持ちが伝わってきました。こだわりを感じて演じる僕としても嬉しかったです。
──今回の楽曲も然り、作品の中でもいくつかの歌をレコーディングされていました。作品全体が持つ“音楽”という存在について、どのように考えられていましたか?
伊東:この作品は“音楽”というものが大きなキーワードです。後はまだ、レコーディングの段階で、例えば実際にピアノ演奏シーンがあった時にどういう音が聞こえてくるのかとか、僕はまだわかっていないので、完成を聴くのが楽しみですね。
どんなピアノが聞こえてきて、どのように音が載っているのか。あと今回の「ivy」も、バージョンがいくつかあると思います。表現の違いとか、声もそうですけど伴奏も含めて楽しみにしております。
──BLCD『君に注ぐ100dB 1』DISC2に収録される「ivy」を聴いて、さらに本作の世界観が広がるのではないかと感じています。最後に「ivy」を聴いた方へのメッセージをお願いします。
伊東:楽曲については、実際にドラマCDが出るまでに、原作ファンの方々の間でも議論が割れるところだと思うんです。歌はあるのか、実際に歌として聴けるのか、それともイメージで処理されるのか……原作を読むと意見が分かれるポイントですよね。今回は、曲が一曲フルで出るということで、楽しみなことのひとつですので、ぜひ聴いていただいて、より物語への解像度を高めていただければと思います。
物語とは切り離されたコンテンツではありますが、これを聴いたうえで、登場人物たちの心情などを想像したり、イメージしたり……実際の曲があるとまた、変わってくるのではないかなと思います。皆さんの中の作品の楽しみ方が、もっと広がりを見せてくれるといいなと思いますので、聴いていただけると嬉しいです。
【インタビュー:西澤駿太郎】
「ivy」試聴動画
BLCDコレクション『君に注ぐ100dB 1』
発売日:2026年7月31日(金)
価格:5,720円(税込)
Introduction
「この気持ちを歌にするなら どんな言葉がふさわしいだろう」
奏多の日常は、平穏だけど少し退屈。ささやかな楽しみだった歌い手「ハイト」の動画更新も止まってしまった。
そんなある日、東京から季節外れの転校生・唄川がやってくる。
顔を隠した長い髪、ボソボソとした話し声…とっつきにくい陰キャだと思っていたが、唄川の歌声を聴いた瞬間、雷に打たれたような衝撃が走って…!?
──この恋はやがて歌になる。音が駆けるボーイズラブが2枚組でドラマCD化!
ハイトによる歌唱曲「ivy」と奏多が弾いたピアノバージョン「ivy」も収録!
特典
有償特典
宮田トヲル先生描き下ろし小冊子
価格:330円(税込)
注文〆切日:2026年6月22日(月)
※本グッズの単独での販売はございません。
アニメイト特典
おしゃべりCD(小野将夢&伊東健人)
注文〆切日:2026年6月22日(月)
コミコミスタジオ特典
スクエアフォト風カード
■特典詳細はこちら








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