
『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第六章 碧い迷宮』土門竜介役・畠中祐さん&京塚みやこ役・村中知さんインタビュー|畠中さんが「やっと僕たちの古代艦長が帰ってきてくれた」と感じたシーンとは?
2012年から展開されている不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』のリメイクシリーズの最新作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』。その第六章『碧い迷宮』が2026年6月26日(金)より全国の映画館で上映中です。
アニメイトタイムズでは、土門竜介役・畠中祐さん&京塚みやこ役・村中知さんにインタビューを実施。土門とみやこは今回の第六章で大きな決断を迫られる……ということで、その点を中心にお話を伺いました。ぜひ、鑑賞の前後にチェックしていただければ幸いです。
新宿に現れたヤマトはこの物語が現代から地続きであることの証明!?
──いよいよ第六章が上映となります。そろそろクライマックスも見えてきましたが現在の心境はいかがでしょうか?
土門竜介役・畠中祐さん(以下、畠中):第五章のラストシーンでは、思わずこの物語をどう畳むのだろうかと考えてしまいました。だからこそ先の展開が読めないですし、今後はそれ故の面白さがあると思っています。
京塚みやこ役・村中知さん(以下、村中):収録していても、第六章はクライマックスが近いことが理解できるような要素がてんこ盛りでした。ここからどう決着をつけるのかは、私も気になるところです。実は、みやこが最後に登場する話数を収録したのはもう1年以上前になるのですが、本当に長い航海をスタッフ・キャストみなさんと共にしてきた感覚です。
第六章では地球や宇宙での戦いはもとより、現代の日本やヤマト艦内でのエピソードもたくさん描かれます。様々な舞台を跨いで描くのは本当に大変だろうなと、制作に関わるみなさんに感謝を伝えたいと思うばかりです。ヤマトを進めるために今日も頑張っている人がおられるのだろうなと想いを馳せながら完結を待ち望んでいます。
──また、おふたりは新宿に現れたヤマトにはどんな印象を持ちましたか?
畠中:凄まじい絵面ですし、何せ僕らの生きる現代の新宿ですから、そこにヤマトが出現したからには色々な問題が発生するじゃないですか。現代日本の人たちからしたら未知との遭遇な訳ですから、交流はどうなるのかだとか。そうやって色々な展開を予想しましたし、きっとファンのみなさんも予想されているだろうなと思っていました。
村中:『宇宙戦艦ヤマト』という作品は、滅亡の危機に瀕した地球を救うという希望を求めて宇宙に旅立つ物語でした。だから、やっぱりどこか遠い宇宙のお話だという印象が強かったんです。でも今回、現代の新宿上空にヤマトが現れたことで、私たちの時代と地続きの物語なんだと感じましたね。
──あの展開自体は第五章の台本で初めて知ったのでしょうか。あらかじめ説明はあったのでしょうか?
畠中:なかったと思います。それに、あそこは土門の台詞がなかったので、ト書きをしっかり読まないと何が起きているのかはわからなかったですね。台本と画を照らし合わせてみるとわかるのですが、台本だけだと「何が起きた!?」と驚くばかりでした。
村中:ラストシーンの前に、みやこの台詞は終わっていたので何が起きるのかな? と思って読んでいたら、突如として新宿上空にヤマトが現れたので衝撃でした。第六章に関して唯一説明を受けていたのは、「みやこは大変なことになる」という1点だけだったんです。本当にざっくりだったので、どう大変なのかは後々知ることになりましたが……。
畠中:土門にとっては目の前で起きたことが全てなので、僕はそういった説明を受けていません。サーシャとかはちゃんと説明を受けていたと思いますよ。潘めぐみさんが福井さんに連れられてどこかへ行くのを見たことがありますし(笑)。
村中:鳥海浩輔さん(※北野誠也役)もひとり呼び出しを受けていたので、きっと何かを知っているんだろう……みたいな雰囲気になっていました。
──第六章全体の印象はいかがでしたか?
畠中:このひとつのエピソードで、ヤマトクルーだけでなく色々な人たちがバラバラになったり集まったりを繰り返すのですが、バラバラになってしまった時は「どうなっちゃうの!?」と思っていました。だから、第六章は次の台本を早く読みたくて仕方なくなりました。
村中:福井さんから「みやこが大変なことになる」と事前に聞かされていたので、最初は死んでしまうかとうとう戦闘機に乗るか……きっとそういう流れになるのだろうと思っていました。ですが思っていたものとはまた違った展開で、みやこが大変になるというよりも、みやこの周囲が大変なことになってその流れ弾を受けたという印象です。
みやこはここまで自分の想いをぶつけることがあまりなかったし、作戦会議にもそんなに参加できないので、雪さん(森雪)が古代艦長(古代進)へ伝えるように「それは違う」と土門くんに伝えられるような関係性ではなくて……。あるところまでは言えるけれど、それ以上は土門くんが心のままに行動してしまうので、そういう立場上の切なさもありました。
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』の頃のみやこは、宇宙防衛大学38期生の同期の鎹(かすがい)になって、周囲の人たちの関係性を繋ぐような役割でした。そうやって揚羽武や板東平次、キャロライン雷電たちのことを普段から考えている娘なんだろうなと思っていたんです。だけど今回のみやこは、自分の想いをぶつけるけれども、そのまま土門くんが突っ走ってしまうなら致し方ないという立ち位置で……。
畠中:僕からすると致し方ないという感じはなくて、みやこは普通に怒っていたと思いますよ(笑)。
村中:確かにかなり怒ってはいたね(笑)。みやこと土門の関係性を考えて喋るとこのような形ですが、私自身としては登場人物たちが自分なりの選択をするところが印象に残っています。ヤマトクルーのみんなは色々な選択をしてきた上で現在に至っていますが、それは地球の人たちもガミラスの人たちも同じでした。そうやってそれぞれがそれぞれの選択をして、そのひとつひとつが積み重なって最終的にどこへ向かうのか……個人的にも好きな要素が詰まっていたので、かなり満足度の高い章でしたね。
──宇宙防衛大学38期生たちは古代たちの後の世代になります。彼らのこれまでの成長に関して、おふたりはどのように捉えているのでしょうか?
畠中:土門はよくここまで心を開けるようになったなと。最初は思うところがあってあまりざっくばらんに人と接することができず、せっかく打ち解けてきたところで揚羽武とかなりバチバチすることになって、それこそ本当に殴り合いの喧嘩もしました。そんな中でも38期生たちに関しては、ようやくまとまって来たような感覚があります。今回はそんなまとまりの良さが仇になってしまうところもあるのですが……。
村中:他の同期のみんなは過去に大切な人を亡くしたことが明かされていますが、みやこはそのバックボーンの部分が描かれていないので、なんとも言えないところがありますね。島さん(島大介)と土門くんがちょっとやりあうようなシーンもあるのですが、そこで「みやこはどっちなんだろう?」と考えました。みやこは最前線に出るみんなとは違う形でも、ヤマトクルーの衛生科として命の現場に関わっていますし。きっと亡くなった方も遺された方も、どちらの気持ちもわかる子だと思ってお芝居をしていました。
加えて、ガミラスの人たちが地球から追い出される流れになってしまった時に、坂本や雷電がガミラスの人たちを励まそうとしていたり、その流れに疑念を持っていたりして、本当に頼もしい同期たちを持ったなと。
畠中:第五章では、坂本と雷電は戦闘シーンでもすごく頼もしかったです。38期生たちはひとつのチームとしても強いので、彼らが今回の第六章でどんなことを巻き起こすのかにも注目してほしいです。
































