
『最強の王様』“チームテシア”声優 座談会|市ノ瀬加那さん×徳留慎乃佑さん×永牟田萌さんが語る、3人の旅路と“再会”への想い
「最強の王様」の声優陣、二度目の人生は何をする?
──タイトルにちなんで、もしもう一度人生をやり直すとしたら何をしたいですか?
徳留:古川さんのような低い声になりたいです。カッコいいし、めちゃめちゃ憧れます。
──もし今の高音ボイスを持ったままで、低音ボイスまで手に入れられたら最高でしょうな。
徳留:確かに。きっといろいろな現場で重宝されますよね。頑張ります!
市ノ瀬:次に徳留さんと会った時は古川さんボイスで。
スタッフ:期待してます!(笑)
永牟田:でも徳留さんが低い声でしゃべり始めたら、みんなに心配されそう。「えっ!? どうしたの?」って(笑)。
徳留:そうなったらボイスサンプルも替えないと。
市ノ瀬:私はすごい美少年に生まれ変わりたいです。そして鏡で自分の顔をずっと見ていたい(笑)。
徳留:自分がイケメン男子になったのかを確認して。
市ノ瀬:そう! そして女の子に「キャー!キャー!」言われてみたい。
永牟田:いいですね。
徳留:そして声はアーサーですね。
市ノ瀬:ぜひ、なっちゃんボイスで!
永牟田:私はなりたい人ですが、名門魔術学校「キシラス・アカデミー」の学院長・シンシア役を演じられている小宮和枝さんにすごく憧れています。この作品の収録でご一緒した時、隣りに座らせていただくことが多いんです。本当にチャーミングですし、気さくに接してくださって。でもお話しされる言葉の端々に深みがあって、「なんて素敵な方なんだろう!」と。「どんな人生を過ごせば、こんな素敵なお方になれるのかな?」と思うし、人生をのぞいてみたい気持ちになりました。
──声優界のレジェンドが隣りに座ったらすごく緊張するんじゃないですか?
永牟田:私もドキドキしましたが、いらっしゃった時はナチュラルで。いつも笑顔で、ある日の収録では「さっきマッサージに行ってきたのよ」と話しかけてくださって。私が気を遣わないようにしているのか、それともいつも通りなのか、わからないくらい自然なので、私もリラックスできました。小宮さんのような素敵な声優であり、女性になるためにも同じ人生をなぞれたらいいですね。
──昔のアニメの黎明期から活躍されているので、かなり波乱万丈な人生を乗り越えてきていると思います。
永牟田:私が同じ経験をしても大丈夫かな?(笑) 確かにいろいろな困難を乗り越えて来られたからこそ、自然で優しくて深みのある人になれるんでしょうね。
Season1とSeason2のBlu-ray BOXが発売! 3人から見どころをご紹介!!
──7月31日にSeason1のBlu-ray BOX、8月28日にSeason2のBlu-ray BOXが発売されます。
市ノ瀬:Season2をすべて観終わった後に、もう1度、第2話を観ていただいたら、ものすごい安心感がある回だったなと改めてほっこりしてもらえるのでは?(笑) それくらいSeason2はシリアスな展開やシーンが多いので、続けて観ていて途中でひと呼吸置きたいなと思ったらオアシスのような2話を観て癒されてください。
──市ノ瀬さんの2話推しがすごい(笑)。
市ノ瀬:あとテシアとヴィオの後ろにいて、走ってついてくるフェイリスの愛くるしさもポイントです。
徳留:「待ってよ~!」みたいな(笑)。
市ノ瀬:それに対して「聴こえな~い!」と言うテシアと、笑うヴィオという(笑)。気を許せる関係がよく表れているので、ぜひ2話を……あっ、もちろんSeason1の1話からすべて観てください。その上でのオススメですから。
──Season1でのアーサーとテシアが一緒に過ごした時間も、もう一度観たいです。
市ノ瀬:そうですね! 今ではこの二人と一緒に冒険するほど、たくましくなったテシアですが、振り返ればアーサーと初めて出会った時はあんなに幼くて。Season1から見返したらまるで娘の成長アルバムみたいに感じて、ウルウルしちゃうかも(笑)。Season2でどうしてあれほどアーサーのことを思い続けられるのかという理由もわかっていただけると思います。
徳留:アーサーやテシアだけではなく、フェイリスもヴィオも成長しています。ですので、Season1にいた誰かにフォーカスをあててSeason2を観ていただくのもいいかもしれません。「子供だったアーサーとテシアがこんなに凛々しく強くなって」とか「フェイリスは、見た目は成長しているけど、立場は変わらないな」とか「この回では叩かれたり、置いていかれたりしないのか」とか(笑)。このインタビューを通じて、フェイリスのそばに素敵な幼なじみがいたからこそひねくれずにいられたのかもしれないなと感じています。僕もBlu-rayが出たら見返して再確認したいと思います(笑)。
──思い起こせばフェイリスの初登場シーンを観たら、後にヒロインと一緒に冒険する重要なキャラになるなんて想像もつかないでしょうね。
徳留:そうですね。僕自身もあのシーンで最後かなと思ったくらいでしたから(笑)。再登場した時は「殴られて終わりじゃないんだ!?」と。僕自身も不安もありましたが、こうしてお二人と一緒にパーティとして演じることができて嬉しいです。
永牟田:私もです(笑)。『最強の王様』は各パーティや家族など、それぞれのキャラクターに焦点が描かれていて、しかもどれも1つの物語として成立しているのがすごいなと思っています。スタッフの皆さんの作り込みもすごくて、セリフの選び方もキャラクター感が出るように組み立てられていて。
ヴィオは、Season1ではフェイリスの取り巻きの1人、いわゆるモブとして登場していましたが、Season2では名前があるキャラクターとして入れていただいて。ヴィオがSeason1で気軽に「フェイフェイ」とイジっていなかったら、Season2にはいなかったかもしれません。何気なく聴こえるセリフや言葉の一つひとつが以降のお話に繋がっていることもあるところからも皆さんのこの作品への愛情の深さがわかりました。
それぞれのキャラクターの表情やセリフ、画面の中心以外の部分などに愛が詰まってますので、画面の隅々、ひとつのセリフ、一音のSEなどにじっくり注目していただくと新たな発見があると思います。ぜひBlu-ray BOXを手に入れて、何度も観てください。
11話はキャラ大集合でお祭り状態!? Season2の終わり方にもこうご期待!
──11話以降の全体的な見どころとご自身のキャラ的な見どころのご紹介をお願いします。今度は永牟田さんからお話しいただいて、最後はヒロインに締めていただきます。
永牟田:えっ!? 心の準備が!
徳留:僕は……どっちでも変わらないから楽かも(笑)。
市ノ瀬:急にプレッシャーが……。
永牟田:ここまで放送を観ていただいた皆さま、本当にありがとうございます。どのキャラクターにも物語や人生が描かれているのがこの作品の素晴らしいところだと思っています。アーサーやテシア、またはそれ以外のキャラクターからお気に入りを見つけて、それぞれのパーティを追う楽しさもあったりして。役割もハッキリしているので、自分に似たキャラとか好きなキャラも見つけやすいと思います。ヴィオを選んでくれたら私的には嬉しいです(笑)。
気が付くとSeason2も佳境に入っています。なので11話ではこれまでのキャラクターが大集合します。お祭りみたいなところもあって楽しいですよ。まだまだお話が続いていくことを想像できるような終わり方になっているので、Season2の最後まで観ていただいた上で、Season3ができるように引き続き応援してください。ぜひBlu-rayを!(笑) また皆さんとお会いできることを期待しています。
徳留:永牟田さんがおっしゃってくださったように、『最強の王様』は愛が詰まった作品です。作品の魅力は永牟田さんが語ってくれたので、僕は11話の見どころを。まずは「えっ!~!? テシアはどうなってしまうの!? そしてアーサーとは会えるの?」でしょうか(笑)。フェイリスとヴィオはこれまでテシアがアーサーと再会できるように応援してきたので……ハッキリ口にしたわけではありませんけど(笑)。視聴者の皆さんにも僕らと同じようにテシアがアーサーと再会できるように願っていただけたら。先ほどスタッフさんから、テシアファンもかなり多いとお聞きしたので……。
(笑顔でうなずくスタッフ、恥ずかしそうな市ノ瀬さん)
徳留:作品の中で癒しの存在なので、応援したり、感情移入されたりしている方も多いと思うので、フェイリスと同じようにドキドキしつつ、手に汗握りながら観てください。
──もしかしたらフェイリスが見たくて、毎回楽しみにされてきた方もいるかもしれませんよ。
徳留:いるのかな……でも悪いヤツではないですし、オアシスの一部になれていればいいですね。フェイリスを推してくださっている方はSNSで「フェイリスもかわいいよ」とかつぶやいてもらえたら僕も嬉しいし、励みになります。
市ノ瀬:このインタビュー中にSeason1とSeason2を振り返ってみて、すごく感じたのは本当に和気藹々としている現場で楽しかったなと。この3人のパーティになってから、テシアもよりアクセル全開でイキイキしていたなと感じています。この3人でマイク前に立っている時は特にテシアちゃんを演じるのが楽しかったです。
オンエアを毎回観ていると、気持ちが和んだり、時にはグッときたりと、いろいろな感情が芽生えたり、揺さぶられる作品だなと思っています。アニメを作ってくださっているスタッフの皆さんの愛がたくさん詰まっているからこそ、受け取るものも多いんだろうなと感じました。改めてテシアとして、この作品に関わることができて、とても光栄でした。でもテシアの人生はまだまだ続くので、演者としてもいち視聴者としても成長していくテシアの姿を見守り続けたいです。このパーティも伸びしろがいっぱいあると思ってるので、チームとして成長する姿を皆さんに観てほしいし、一緒に成長していきたいです。
Season2も残りあと少しとなりましたが、今期から新しいキャラクターが続々増えて、各キャラの関係性も変わってきました。アーサーが何を選択して進んでいくのかを最後まで見届けてください。Season2を観終わってから、Bru-rayで観返すと各キャラの視点や感情も変わっていきますので、観るごとにフォーカスするキャラクターを変えるのも楽しいと思います。
──もしSeason6くらいまで続いたら、テシアもセクシーで大人っぽくなるのかなという楽しみも。
市ノ瀬:確かに。アーサーと再会できたら、より女の子らしくなっているかも。
徳留:きっと印象が変わるだろうな?
永牟田:ということはフェイフェイもヴィオもすごく変わっているかもしれない。
徳留:それはいくつくらいの時かな? グレイくらいまで年をとらないとそれほど変わらないかも(笑)。
永牟田:その時は声も変えるの?
徳留:善処します(笑)。
永牟田:その時は「もしかして声変わりした?」というセリフを入れてほしいです。なかったらアドリブで言います(笑)。
市ノ瀬:もし古川さんに寄せるのなら、古川さんが演じればいいのでは?
徳留:僕はもういらないんですか!? その時にはできるように頑張りますから!
市ノ瀬:こんなゆかいな3人の姿を観るためにも、引き続き応援をよろしくお願いします。
徳留・永牟田:お願いしま~す!
作品情報
あらすじ
ある日、AAランクの冒険者・ブラルドからとあるクエストに誘われる。
なぜアーサーたちに声が掛かったのか疑問は残りつつも、アカデミーへの入学を控えたアーサーの最後のクエストとして参加を決める。
だが、予想だにしない惨劇が待ち受けていた──
キャスト
(C)「最強の王様」製作委員会










































