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- 万木サエ
- アニメイトタイムズとテーマパーク系雑誌の仕事の二刀流! “好き”を仕事にできる喜びが、今の自分の原動力!

二次選考で3人1組のチームを作れと言われ、潔・蜂楽・凪がマッチング。次のステージへと進んだあとに合流した千切と國神は、もう1人を誰にするか周りに目を向けます。凪に置いて行かれて落ち込む玲王を見つけ、3人はチームを組むことに。
凪という宝物を手に入れられず寂しさに押しつぶされそうになっていた玲王は、千切と國神に声をかけられ、自分を「優秀だから」「器用だから」仲間にしたいと言ってもらい自信を取り戻します。ここで二人に声をかけられていなかったら、玲王は前を向けずに脱落していたかもしれません。一番弱っていたときにそばにいてくれたのが千切たちで本当に良かったです。玲王はふとした瞬間、凪を思い出しながらもなんとか気持ちを切り替え試合に臨むことができました。
奪敵決戦の3vs.3の試合を経て、潔・凪・馬狼のチームに加わった千切。プレー中を除いて凪と会話するのはほぼ初めてにもかかわらず、マイペースさが似ているのかすぐに打ち解けます。サッカーのスーパープレー動画を見ていた凪にトラップの上手い選手を教えてあげると言って一緒に動画を見る姿は、まるで兄弟(姉弟!?)のようでした。
奪敵決戦で組むメンバーは勝ち上がるために手を組んだだけの即席チーム。もし凪とクラスメイトだったとしても仲良くなってないと冗談めかしに言う千切でしたが、夢で勝ちたいと言うも無計画な凪をフォローするかのように、夢のスケールを絞っていくことを提案。一戦前に弱点のフレームワークを話し合ったときのように、みんなの「こうしたい」を明確にしていきます。
みんながなんとなく思っていることを言語化できるように誘導し、問題解決に向けて最適解を見つけていく。その作業を担う千切は、思考を整理する能力に長けているのでしょう。普段から本を読んでいるからこその能力。知的なところも魅力的です。
新英雄大戦が始まり、欧州5大リーグのチームから自分の置く環境を選ぶよう言われ、スピードが試されるイングランドを選んだ千切。そこに玲王が自分も一緒だと声をかけてきます。凪もトラップの上手い選手・ベルカンプがいた国ということで、イングランドを選択。
U-20日本代表との試合を経て少しは会話をするようになったものの、まだギクシャクしている凪と玲王。二人と行動する千切は、自然と真ん中にいることが多くなります。イングランドを選択した顔ぶれから考えるに3人はきっと同部屋だったと想像できます。千切のおかげで気まずくない程度に凪と玲王も会話できていたのではと思うと、凪&玲王を見守るファンとしては、千切に足を向けて寝られません!
その後凪が「凪(おれ)には玲王(おまえ)が必要なんだ」と言って昔のように共闘する二人。千切は、奪敵決戦で凪にキツイ言葉をかけられた玲王を見ていましたし、適性試験後に凪とどうしゃべっていいかわからず鏡の前で練習しているところも見かけているので(『あでぃしょなる・たいむ! #31』より)、凪に選ばれる側の存在になった玲王に対して、「よかったな」と温かい目で見ていてくれたと思います。
この試合を機に、急に今までのように過ごすようになった凪と玲王。髪を乾かすまでの仲の良さを取り戻します。きっと二人で行動する様を見て、千切は「あっちぃ」と思っていたのではないでしょうか(笑)。
新英雄大戦が終わり凪が脱落。絵心に天才を枯らしたと言われた涙を流す玲王と、玲王と一緒にいられなくなるのが怖くなった、玲王が自分に光を与えてくれたと伝え、フィールドを去った凪。
凪と玲王の今生の別れのような場面を目の当たりにしたブルーロックス。きっと今の玲王になんて話しかけていいかわからなかったと思います。凱旋パレードを行うためにバス移動するときも、感情を押し殺したかのように笑わない玲王。そんな玲王の隣に千切は座ってくれるのです。
誰も座らずもし席が空いたままだったら、隣に凪がいない寂しさでいっぱいになっていたかもしれません。普通に考えれば今の玲王の隣は気まずいと思います。それでも千切は何食わぬ顔で隣に座り、気を遣うわけでもなくいつも通り。
適切な距離感でいてくれる千切の優しさに、玲王ファンとして心が救われました。きっと玲王も千切の存在が心の支えになっていたと思います。そして気づけば玲王の前の列に座っていた國神。たまたまかもしれませんが、なんとなくチムレの絆を感じて嬉しくなりました。
千切は空気を読むのが上手く、相手をちゃんと見て、理解して、必要なときは物事をはっきり伝える。そっとしておくのがいいと思えばちょうど良い距離感を保つ。九州男児なところがかっこいい漢です。
奪敵決戦で玲王の弱い部分を見ているので、玲王に対しては庇護欲が沸き、凪よりも玲王の味方という気持ちの方が強いかもしれませんが、凪にとってもまともに話すことができる数少ない仲間の一人。千切には心を許している節がありますし、密かに玲王と喧嘩している(と凪は思っている)ことを相談していたかもしれません。
この先、凪がU-20日本代表メンバーに復帰し、フィールドで玲王に声をかけるも感極まって言葉にならない玲王がいたとして……そんな二人を見守りながら、何も言わずにただ凪の肩をポンと叩いてその場を離れる、そんな千切の姿が想像できてしまいます。
凪と玲王の“真ん中”にいられるのは、きっと千切豹馬だけ! これからも二人の支えでいてくれることを願いますし、二人に振り回される千切に、私は感謝の念を抱き続けることでしょう。