
【『ヤニねこ』第2話『ニャーの後輩たちにゃ』レビュー】これアニメでやってよかったの!? 何度も禁煙を成功させている私が「ヤクねこ」とのやり取りを振り返ります!
やるなよ
楽しく飲んだ帰り道。ヤニとヤクはケタケタ笑いながら夜の街を歩いていきます。
そうしているうちに怪しい路地裏で声をかけられた二人。どうやら声の主の老婆は占い師らしく、一回2000円(値切って100円)で手相を見てくれるようです。
手相を見るためにヤニねこの顔を近づける老婆。カッと目を見開いたので、どうしたと思ったら手が臭いとのこと。
ヤニ持ったあとの手の匂いって取れないんですよね。フレッシュな草の香りがこびりついて、タバコを吸っていないのに吸った気になれます。最もコスパの良い禁煙手段ですが、この手の匂いを維持するためにはタバコを持たないといけないので、禁煙するために喫煙しなければなりません。世の中ってうまくできてるんだなと思い知らされますね。
占い師は手相からヤニねこが重度のヤニカスであることを見抜き、5年以内に病気か火事で死ぬと予言しました。核心をつかれたヤニねこは激昂。占いってすごい。
次はヤクねこの番。ロジカルな考えで占いを信じていないと語るヤクねこですが、占い師は開口一番「違法◯物やってる?」と問いかけます。占いってすごい!
それぞれ図星をつかれた二人。100円置いて帰んな、という老婆に促されポケットをあさりましたが、出てきたのは100円に満たない小銭とゴミとクーポン券、そしてヤニ。そんな状況のヤニとヤクは堂々と夜に駆けていくのでした。
私は占いというものを受けたことがないのでわからないのですが、登場した占い師は何も解決策を見出してくれませんでした。そういうものなのかな。でも解決策を言ってあげたところでヤニもヤクも聞く耳を持たないだろうからノーカンか……。
それにしてもヤニねこは左手でもタバコを持つんですね。利き手(推定)が使えないときはもう一方の手を使って吸うことがわかった描写でもありました。指先がヤニで汚れています。クレンジングオイルなどで汚れが落ちるようですよ。
働かざるもの吸うべからず
場面は変わりアパートの屋根の上。大空のもと、澄んだ空に向かってふかす煙はなんとも心地が良さそうです。
いつもの銘柄を咥え、ヤクに火を点けてもらうヤニねこ。占いのシーンでも火を点けてもらっていましたので、ヤクの後輩力に目を引かれます。
吸って、吐いて、お腹を鳴らすヤニねこ。どうやら空腹のようです。
そんな先輩を見て、働かないのかと問いながら自分が働く日当制のバイトを紹介する後輩。それに対しヤニねこは「まだその時じゃない」とこぼします。
少し焼けた空に浮かぶ雲をヤニ指し(ヤニで指さし)「あれになる」と言うヤニねこ。浮かびただよう雲のように何にも縛られず、自由に生きる。空腹程度では彼女が謳う自由は奪えない。あまりの渋さに感銘を受けた後輩も思わず目を輝かせ「かっけえっす!」と叫びます。
ただ、さすがにタバコが切れたら働くというヤニねこ。水蒸気が冷やされて雲を形作るように、ヤニで頭と身体をクールダウンしなければヤニねこはヤニねこでいられないのでしょう。そのときはバイトを紹介してくれとヤクに頼むヤニねこなのでした。
過去の回想は明らかに学生服の二人が描かれていましたが、ヤニねこの周りがちょっと煙そうになってたのは何が原因なのでしょう。
その晩、カートンの在庫を抱えていたと勘違いしていたヤニねこがヤクの部屋を急襲しましたが、ヤニの無心ではなくあくまでも自分の金で気持ち良く吸いたいあたり、ヤニカスとしてのプライドが垣間見えます。しゃいにんぐ!
ハメちゃんも出るよ!
本稿ではアニメ『ヤニねこ』第2話『ニャーの後輩たちにゃ』の“前半部分”を振り返りました。「後輩たち」という言葉のとおり、第2話ではもう一人の後輩・ハメねこが登場します。
各ゲーマーとして配信活動もしているハメちゃん。たしかに対戦ゲームをしていると怒りゲージが溜まってしまう瞬間もありますよね。ヤニねこに向けて、とてもお茶目に正論をぶつけるハメちゃんの姿も要チェックです。
第1話に続いてヘビーなネタが満載だった今回(特に後半部)。さらに登場キャラクターが増えるだろう次回以降はいったいどのような展開になるのか……しっかりとお手洗いで用を足してから視聴待機したいと思います!
【文:西澤駿太郎】






























