音楽
Sizuk 2nd Album「iller」俊龍×AYAME(from AliA)対談インタビュー

「これは僕自身の作曲家としてのエゴかもしれません」音楽家としての“核”──音楽プロジェクト・Sizuk 2nd Album「iller」リリース記念 俊龍×AYAME(from AliA)対談インタビュー

作曲家「俊龍」による音楽プロジェクト「Sizuk」。これまで多くの作品のタイアップ楽曲を生み出し、その力強いサウンドでファンを魅了してきました。

そして2026年7月29日(水)には、待望の2nd アルバム「iller」がリリース! 1st アルバム「es」以降にデジタルリリースされた全13曲が収録されるほか、CD限定のボーナストラックとして「赤いメモリーズをあなたに」の「AYAME ver.」がリメイク収録されます。

アニメイトタイムズでは「iller」のリリースを記念して、俊龍さんとAYAMEさんにインタビューを実施。楽曲に込める想いを始め、AYAMEさんの音楽ルーツなどについてたっぷりとお話を伺いました。

2007年の作曲家デビューから続く作曲家・俊龍の歩み。現在の俊龍さんが音楽を作り続ける意義と目的とは。

関連記事
Sizuk 14thシングル「君の知らないこと」&15thシングル「bookmarks」作曲家・俊龍さんインタビュー|1stアルバム発売や2ndライブ開催など、昨年末以降の活動を振り返る。「言い訳Maybe」を弾き語り楽曲に選んだ理由とは
2007年のデビュー以降、アニメ・アイドル楽曲を中心に数々の印象的な曲を生み出し続ける作曲家「俊龍(しゅんりゅう)」さん。自身の活動と並行して、歌い手・作詞家・編曲家・イラストレーターなど様々なクリエイターと共同制作を行う音楽プロジェクト「Sizuk(シズク)」が、2023年1月より展開中です。Sizukの最新楽曲となる、14thデジタルシングル「君の知らないこと」、15thデジタルシングル「bookmarks」が、2025年4月に2週連続でリリースされたことを記念し、インタビューを実施!4月より放送がスタートしたTVアニメ『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』と『ざつ旅-That'sJourney-』、それぞれのED主題歌となっている両楽曲の聴きどころを伺いました。また、昨年末の1stアルバム発売、2月の2ndライブ開催を振り返っての感想、そして5月に開催を控える、全曲“俊龍曲”のライブ「俊龍F~死ぬほどあのコールさせてやるよ~」への意気込みも語っていただきました。ミステリー感や、図書準備室の“匂い”を意識した「君の知らないこと」――まずは、4月8日(火)にリリースされた「君の知らないこと」について伺います。もう14枚目のシングルということで、改めてすごいペース...

「『ヤバさ』を感じてもらえたらと思っています」

──音楽プロジェクト「Sizuk」待望の2nd アルバム「iller」がリリースとなります。実は俊龍さんは1st アルバム「es」をアニメイトに買いに来てくださいました。ということは今回も……?

俊龍さん(以下、俊龍):行きます。1st アルバムのときもアニメイト池袋本店行ったので(笑)。

AYAMEさん(以下、AYAME):えー! 素敵!

──よろしくお願いします(笑)。それでは今回のアルバムのコンセプトからお聞かせください。

俊龍:「es」を受けてのアルバムでもあるし、格好良い曲が多めな一枚になりました。タイアップの際はアニメや物語に合う曲を作るし、タイアップではないものに関してはチームで方針を定めて制作を進めているのですが、例えばAYAMEさんの歌が入るなどして一曲一曲に変化があるかなと。自分の持っている濃い押し出し感のようなものは共通していますが、曲によって明確に差異をつけています。「es」と並べて聴いたときに「つながり」と「違い」を感じていただけるように作りました。

──アルバムタイトルはどのように決められたのでしょうか。

俊龍:「es」は青を基調に、フレッシュかつ濃い感じでしたが、より胸の中にあるググッとしたものを引き出せるようなものにしたいなと思っていました。「ill」「iller」は「病的な」のような意味がありますが、とても乱暴な言い方をすると「ヤバい」だと思うんですよね。我々の場合はアゲアゲな「ヤバい!」ではなくて「ヤバい……」なニュアンスです。「こいつら本気だ……」みたいな(笑)。そんな「ヤバさ」を感じてもらえたらと思っています。

今後実現するかはわかりませんが「es」は「Sizuk」の「S」からの派生でもあるんです。今回の「iller」は「I」の部分になっていて。そこから言葉を探したという背景もあります。

──それでは「z」「u」「k」の3枚もリリースできると。

AYAME:あはは!

俊龍:ちょっとカロリーが……(笑)。

──(笑)。「es」制作時と今回で違いはありましたか?

俊龍:特に1stアルバム「es」の前半は手探り状態で……全力投球でした。制作陣とのクリエイティブなやり取りも結構激しくて。そこからだんだんとレコーディングやイベントを重ねていくうちに、お互いのやり取りもさらに多くなっていったね。

AYAME:そうですね。

俊龍:今回はより、歌い手の方々との対話を深めながら制作を進めることができました。例えば、今回はアニメのメインキャストの方々に歌っていただく機会もあり、そのボーカルディレクションは自分が担当させていただいたんです。物語やヒロインとの対話という意味では、これまで以上に深い姿勢で臨むことができたので、新しい試みになったと思っています。

──Sizukには、AYAMEさんをはじめ、春茶さん、やなぎなぎさんなど、多くのボーカリストが参加されています。作家である俊龍さんから見た、それぞれの印象を改めてお聞かせください。

俊龍:AYAMEさんは、もちろんSizukの中で一番多く歌ってくださっています。アバウトに言うと、これまで「格好いい曲」「可愛い曲」「爽やかな曲」など様々なアプローチの楽曲を作ってきましたが、例えば「格好いい曲」であれば、今までの歌い手の方々とは違う歌への臨み方をしていらっしゃるなという印象があります。

いわゆる他の活動も並行しながら活動の一環として歌うという形ではなく、歌やメロディー、そしてイベントやライブにガチンコで向き合ってくれる。そういう意味では自分にとって新しいボーカリストでした。「es」に続き、この「iller」ではさらに、彼女の表情豊かな押し出し感や疾走感を活かしつつ「人間・AYAME」の持つ豊かな表情を引き出そうと考えました。それを見事に表現していただいています。

春茶さんは、今回初めて歌っていただきました。TVアニメ『ざつ旅-That's Journey-』のエンディングテーマ(※M7『bookmarks feat. 春茶』)ということもあり、原作を読ませていただいた上で、制作陣と「この方がピッタリなのではないか」と話し合ってお声がけさせていただいたのですが、不思議な空気感を持った方です。普段、ご自身で「歌ってみた」などをセルフディレクションされている流れもあるので、レコーディングの時はご自身のスタイルを確立されていて。そんな経験もあって、さらっとしているけれど軽くない、そんな歌にしていただきました。楽曲自体もSizukの中では珍しくミドル調というか、バラードに近い温かみのある仕上がりになっています。

俊龍:やなぎなぎさんに関しては、もう歌っていただけるだけで末代の誉れみたいな(笑)。

AYAME:間違いないですね(笑)。

俊龍:あの楽曲(※M8『Thankful feat. やなぎなぎ』)も、やなぎさんに届く前に何度か作り直しているんです。TVアニメ『笑顔のたえない職場です。』のタイアップということもあり、もちろん原作をしっかりと読んで、様々な職業で働く方々への応援歌になればという想いでメロディーを作りました。やなぎさんは「これくらいエモくなったらいいな」と想像していたラインを超えてくるような歌唱をしてくださって。うるうるくるけれど、同時に勇気ももらえる声で歌っていただきました。

──贅沢な試みをされているなと感じます。

俊龍:そのとおりですよね(笑)。レコーディングに立ち会ったり、ボーカルディレクションをさせていただいたりする中で、栄養をいただいているなと感じています。

おすすめタグ
あわせて読みたい

音楽の関連画像集

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2026年夏アニメ一覧 7月放送開始
2026年秋アニメ一覧 10月放送開始
2027年冬アニメ一覧 1月放送開始
2026年春アニメ一覧 4月放送開始
2026夏アニメ何観る
2026夏アニメ最速放送日
2026夏アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
放送・放送予定ドラマ作品一覧
周年アニメまとめ