
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』第3話を振り返り!|ついに姿を見せた?「人形使い」と、「義体化」ということ
「攻殻機動隊」として活動を開始した草薙素子たち。第3話では、前回から続く「人形使い」を巡る事件がひとまずの決着を迎える一方、フチコマたちによるコミカルな一幕や、義体化した人間だからこそ抱える「自分とは何者なのか」という問いも描かれました。
アクション、ユーモア、そして『攻殻機動隊』らしい哲学的な魅力が詰まった第3話を振り返ります。
フチコマとの連携で事件解決!
前回から続く事件は、ついにクライマックスへ。指示役とみられる謎の人物を追う草薙素子は、フチコマとの軽快なやり取りを交えながら追跡を開始します。
フチコマが縦横無尽に駆け回るチェイスシーンは、デフォルメを効かせたポップなアクションが魅力。リアル志向というよりもケレン味を前面に押し出した映像づくりは、サイエンスSARUらしさを感じさせます。
トグサ(?)の協力もあり、素子たちは無事に容疑者の身柄を確保。事件はひとまず決着を迎えます。
「人形使い」とは誰なのか――姿は見えても正体は見えない
一方、荒巻とバトーは「人形使い」の動向を追い続けます。
会談の場には確かに人形使いを名乗る人物が姿を現します。彼は、「脳を操作され、人形使いだと思い込まされている者たちが行動を起こしているだけだ」と語り、その実態は依然として謎のまま。
もちろん今回現れた人物も、素子たちが捕らえた容疑者も、さらには前回、妻とよりを戻そうとしていたゴミ収集員の男も、誰もが「人形」だったのです。
可愛いだけじゃない? フチコマが語るAIの未来
後半はエピソード「MEGATECH MACHINE i + ii」へ。
可愛らしいフチコマたちのダンスから始まる、これまでとは打って変わったコミカルな雰囲気に思わず笑ってしまいます。
高性能AIであるフチコマたちは、人類を支配する計画(?)について真剣に討論を始めます。金田朋子さんの愛らしい声も相まって癒やされる一方で、近未来では本当に起こり得るかもしれない議題だけに、どこか空恐ろしさも感じさせます。
……と思いきや、この討論は素子たちが仕組んだメンテナンスの一環だったことが判明。シリアスな本編の合間に、フチコマたちの可愛らしさを存分に楽しめるエピソードとなっていました。
義体化した時代だからこその「自分とは何者なのか」
続いて描かれたのは、義体の製造工程。
まるで工場見学のようにサイボーグが作られていく様子は、押井守監督版『攻殻機動隊』を思い出した方も多いのではないでしょうか。
見学を終えた素子は、仲間たちとの女子会へ。ところが話題は、「今の人格は、本当に自分自身なのか」「もしかすると擬似的な人格なのではないか」という、なんとも『攻殻機動隊』らしいテーマへ発展していきます。
これがこの時代の女子会なのか……と思わずツッコミたくなりますが、義体化が当たり前になった世界だからこそ、自分という存在の実感が揺らいでしまうのも理解できます。
もっとも、「自分とは何者なのか」という問い自体は、人間が昔から抱え続けてきた普遍的なテーマでもあります。近未来SFという舞台を借りながら、人間そのものを見つめ直していく。そんな『攻殻機動隊』ならではの魅力を改めて感じさせるエピソードでした。
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作品概要
あらすじ
キャスト
(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
































