
『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』第4話「水王級魔術師」を振り返ろう! アイシャに秘密がバレたルーデウス……その動揺のほどとは!?【ネタバレ注意】
2026年7月4日より放送開始となったTVアニメ『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』(以下、本作)。
本作は小説家になろうに掲載され、後に書籍化を果たした理不尽な孫の手先生によるライトノベルが原作。
この夏には、スマートフォン向けアプリゲーム『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 クロニクル・オブ・エコーズ』の配信も控えているなど、様々な展開を見せて人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第4話「水王級魔術師」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。なおネタバレが含まれるので、視聴前の方はご注意いただければ幸いです。
第4話「水王級魔術師」あらすじ
ルーデウスはザノバとクリフの協力で新たな左手となる「ザリフの義手」を手に入れた。しかし、いつかまた迫るかもしれない家族への危険。「もう誰も失いたくない」という想いのもと研究を進めるルーデウスは、ついにロキシーへ水王級魔術を教えてほしいと頼み込む。(※公式サイトから引用)
アイシャの可愛らしいたくらみに翻弄されるルーデウス
パウロの墓に集まる旧・黒狼の牙のメンバーたち(※ギース、タルハンド、エリナリーゼ)。顔が赤らんでいるので酒を肴に思い出話と洒落こんでいることがわかりますが、そこにやってきたルーデウスとロキシー。ギースとタルハンドが荷物をまとめており、今日この場所をたつと決めている様子でした。
ここで、ルーデウスはギースから転移迷宮の報酬となる財宝を受け取ります。しかも、自分だけでなくパウロの分とギースたちからのお気持ちの分も入っているとあって、かなりの額になっていました。これから何かと入用になるルーデウスにとっては大助かりでしょう。
今回のオープニングは大原ゆい子さんによる「芽吹の唄」にのせて、ルーデウスがこの報酬を手にグレイラット家まで辿り着くまでの帰路の点描が描かれました。
帰宅すると庭いじりに勤しむアイシャとゼニス。ゼニスは相変わらず無表情ですが、黙々と草むしりに集中している様子。ブエナ村にいた頃、庭の草木を大切に育てていたので何か記憶を取り戻す一助になっている可能性がありそうです。
また、家族なのに“ゼニス様”と呼ぶアイシャが気になるルーデウスですが、これはリーリャの教育によるもの。やはり当時の不貞に関して、ルーデウスに救われたことからリーリャが一線を引いているのは変わっていないようです。
家に入るとルーデウスは娘のルーシーを笑わせようと画策するのですが、その光景がルーデウスが生まれたばかりの頃のパウロを思い出させるとリーリャ。すると二階から物音が。調べてみると、その発生源はアイシャの部屋でした。
なんと植木鉢で食虫植物かのような魔物“トゥレント”が怪しく蠢いており、アイシャを問いただすことに。最初は動かなかったそうですが、風呂の残り湯をたまに与えていたらしく……これを聞いたルーデウスは「シルフィやアイシャが入った後のお湯を!?」と驚愕。
それならエッチな触手を伸ばすようになっても……? といかがわしい妄想を繰り広げますが、そんな訳はないと思いなおしてトゥレントを処分するようアイシャに言い聞かせます。
すると、アイシャは“地下室の隠し部屋”をシルフィとロキシーにバラすと脅迫してきました。あそこに用意された神棚にはロキシーの下着がご神体として祀られており、これがバラされたら非常にマズイ状況。ルーデウス……というよりも前世の男の動揺っぷりが凄まじく、演じる杉田智和さんの怪演でよりコミカルなシーンになっていました。
そこにたまたま忘れ物をしたというロキシーが帰ってきて、トゥレントはきちんと栽培すれば人に懐くこと、この大きさなら危険はないことを教えてくれました。ミグルド族の村では畑を狙う生物たちを防ぐために飼育していたほどなのだとか。こうしてトゥレントはビートと名づけられ、グレイラット家のペットとして家族に加わることに。
その後はルーデウスとクリフとで、マナタイトヒュドラの鱗である“吸魔石”の効果のほどを実験する場面に。魔力で生成されたものを瞬時に分解してしまうそうですが、ここでルーデウスはまたいつか家族に危険が迫った時のためにやれることをやっておきたいと考えています。この吸魔石を今後、何かに活用しようと考えている……のかも!?
続いてザノバとジュリエットがやってきました。ジュリエットが作ったというルイジェルド人形は素晴らしい出来栄えで、少し焦りが見えていたルーデウスは目の前のことをこつこつひとつずつ、仲間とやっていけばいいんだと考えを改めたようでした。
かつてのブエナ村での日々を思い出させるシーンが……!?
ザノバとクリフに娘を紹介するべく帰宅したルーデウス。魔石の研究もルイジェルドたちスペルド族の名誉回復の計画もしっかり進んでおり、家族との関係も良好。様々な事柄が順調に進んでいるうちに、そろそろ次のステップに進むことを考え始めました。
場面は変わってラノア魔法大学。ルーデウスはロキシーになにやら迫っており、多くの生徒たちから目撃されるほどの騒ぎになってしまいます。この時ロキシーは女生徒だと勘違いされ、教師だと認知されていないことにいじけてしまっていました。
この騒ぎを聞きつけ遅れてやってきたシルフィとルークですが、ルークは家族間の問題だとわかると後をシルフィに任せて自分はどこかへ。シルフィはシルフィで、校内で騒ぎになるレベルでロキシーに迫っていたルーデウスを見て可愛らしくむくれて見せます。
シルフィは夜の営みのことだと勘違いして嫉妬したようですが、ルーデウスはロキシーに水王級の魔術を教えてもらいたいだけだったようで……!?
その後、グレイラット家の馬・マツカゼに跨り畦道を行くルーデウス、シルフィ、ロキシー。ここでブエナ村に住んでいた頃の思い出話が繰り広げられていくのですが、このシーン自体が第一期を思い起こさせるかのような演出で思わず見返したくなることでしょう。
目的地に到着すると、大きな木に向けて水王級魔術である“ライトニング”を放つと言うロキシー。すらすら詠唱していくと水聖級魔術のキュムロニンバスと似たような現象が起きますが、そこから雷が目標に向かって落ちていきます。その威力は凄まじいもので、目標とした大木が一瞬で消し飛んでしまいました。
ロキシーの魔力では杖を使っても一度が限度。ただ、ルーデウスにとってはこの一度だけで十分でした。すぐさま挑戦に移すと、ロキシーの脳裏にはかつてルーデウスにキュムロニンバスを教えた時の光景が蘇っていて……!?
無事に一度で成功させると、ロキシーのようにふらつくことなくひとりで立って笑みを浮かべるルーデウス。その魔術の才は流石といったところでしょうか。
終盤では、マツカゼに跨った3人が美しい夕日を眺めながら帰路につく光景が描かれていきます。ロキシーは最近、自分は今もまだあの迷宮にいて死の間際に幸せな夢を見ているだけではないかと思っていると語りました。
ロキシーはそれだけ今の生活に幸せを実感してくれているということなのでしょう。また、シルフィもそんなロキシーを邪険に扱うことなく、自分は運が良かっただけだとロキシーのことを思いやるような様子を見せてくれました。
そんなふたりを見て、運が良かったのは自分だとひとり思うルーデウス。改めてふたりを、家族を守るために行動で示していくと決意を見せて第4話は終幕。
父であるパウロのかつての仲間たちとの別れはありつつも、家族との幸せな日常を過ごすルーデウス。今回はそんな彼がもう誰も失いたくないと、平和な日々の中でも吸魔石の研究を行ったり、新たに水王級魔術を覚えたりと地道に研鑽を続けている様が描かれました。
今後も何もないことが一番ですが、ルーデウスのこういった努力の成果が重要になる日がいつかくるのかもしれません。今後の展開にも期待しましょう。



























