
「かぐや編はハラハラドキドキしながら楽しんでください」―― 原作者・青山剛昌先生が語るTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』
ファンからの質問に青山先生が回答!
──ここからは、ファンの皆さんから頂いた質問に、青山先生からご回答いただきたいと思います。
質問 其の一
(さおりん さん)
青山:ゲーム化された時に、こんな仕組みの剣があったら良いなと思ったのがきっかけです。
今でこそ探せば同じようなものがあると思いますが、それまでのゲームは、作品内の展開に合わせてクサナギの剣が出たら次はエクスカリバーが出る、みたいにその都度新しい剣が登場するものが多かったんですよ。
それを「玉を入れ替えることで能力が変わる」したら面白いのではないかと思ったんだよね。
──当時、先生はかなりゲームをプレイされていたのでしょうか?
青山:当時は『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』などをよくプレイしていましたよ。それで「こういう剣があったら良いのにな」と思うようになったんです。
質問 其の二
(ほしほし さん)
青山:最初の時点では、カゲトラは刃のことを食べようとしていたからね(笑)。だけど、今となってはもう「相棒」ですし、それは庄之助についても同じです。
最初から登場している古株だから、作中に登場する動物たちの中でも一番の仲良しじゃないかな。それと、刃が小柄なので、カゲトラや庄之助に乗ることで、空と地上それぞれでも動けようになるし。それもあってカゲトラと庄之助を登場させようと思ったんです。
質問 其の三
(アーサー平井 さん)
青山:あったかもしれないけど……忘れちゃった(笑)。でも、何かあったような気はしますね。
当時は漫画として使いやすそうな文字を選んでいたので、例えば「月・火・水・木・金・土・日」という曜日(五行・七曜)の要素に照らし合わせても「日」や「月」の玉は登場していないし。「水」や「火」なんかはイメージが湧きやすいので、最初は曜日に当てはめていこうとも一瞬考えたけど、うまく当てはまらないなと思ってやめました。
「土」や「木」の玉も出てないし。改めて考えてみると結構使っていない要素はあるよね。あと、「金」の玉なんかは結構悩みましたよ。最終的にはタヌキの「金玉(きんたま)」で化けられるという設定にして、金長狸(きんちょうたぬき)を出したりしたけど。
質問 其の四
(アリア さん)
青山:どこかに「ベタ(黒塗り)」を入れること。例えば、髪も服も全部白くしちゃうと、パッと見でよくわからないんですよ。白髪のキャラクターであってもインナーを黒くしたり、上着が白くてもどこかに黒を入れたりするとか。『名探偵コナン』の園子もそうだけど、カチューシャを黒くするだけアクセントになるので。だから「どこかにベタを入れた方が良い」とお伝えしています。
──それはカラー原稿でも同じでしょうか?
青山:カラーはカラーで、目立つようにカチューシャを赤くしたりしても良いですよ。カラー原稿の方が自由度は高いんだけd、どこかに「濃い色」を入れた方が引き締まります。
──キャラクターをデザインする際は、最初に白黒で考えてから、後でカラーの色合いを考えますか? それとも最初から頭の中にカラーのイメージがあるのでしょうか?
青山:僕はシロクロで考えてから、後で色をつけています。新キャラクターを作る時も、だいたいそんな感じですね。
取材・文:宋 莉淑(ソン・リスク)、写真:小川遼、編集:二城利月
関連リンク
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』公式サイト:https://yaiba-pr.com/
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』公式X:https://x.com/YAIBA_PR
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』公式TikTok:https://www.tiktok.com/@yaiba_pr
・TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』アニプレックス オフィシャルサイト:https://www.aniplex.co.jp/lineup/yaiba/
作品情報
あらすじ
ひょんなことから日本に戻り、父・剣十郎と縁のある峰家に身を寄せることに。
峰家の娘・さやかは破天荒な刃に戸惑いながらも暮らし始める。
そんなある日、さやかの学校に訪れた刃は、剣道の実力者・鬼丸 猛(おにまる たけし)と運命的な出会いを果たす。
その後、刃と鬼丸は衝突を繰り返し、強さを求めた 2人に呼応するかのように古の力が目覚める。
「雷神剣」と「風神剣」ー
古来より天地を揺るがしてきた魔剣が今再び目覚め、真の物語が幕を開けるー
キャスト
(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会





























