
『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』結川あさきさん×千春さん×小林愛香さん×伊藤彩沙さん×青木陽菜さんが“魔人狩り”視点で物語を振り返る|シイナとトワ、それぞれの"正義"がぶつかる切ない運命
2026年7月から放送・配信中のTVアニメ『魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance』。
本作は20周年を迎えさらなる歩みを続けるアニメ『魔法少女リリカルなのは』シリーズの最新作となっており、原作・脚本を都築真紀さんが務め高町なのはをはじめとする過去作のヒロインたちが登場するなど、様々な話題を呼んでいます。
アニメイトタイムズではそんな本作の第8話放送に際し、“魔人狩り”としてシイナやなのはたちと対峙してきた夜海トワ役・結川あさきさん、相沢シオリ役・千春さん、喜多森ユーナ役・小林愛香さん、新名アオイ役・伊藤彩沙さん、古寺ユズ役・青木陽菜さんへのインタビューを実施しました。
魔人狩りという立ち位置からの視点で、第8話までの物語を振り返っていただきましたので、ぜひこれまでの物語を思い返してみてはいかがでしょうか。
そして最新の放送回では、シイナとトワが魔人にまつわる事件の現場で再会してしまいました。戦うことになってしまったふたりがこの先どんなことになるのか、そのあたりも気にしつつチェックしていただければ幸いです。
トワが魔人を追う理由が見えた第4話……!!
──魔人狩りのみなさんは第2話から本格的に登場しました。初登場シーンを改めて振り返っていかがでしたか?
夜海トワ役・結川あさきさん(以下、結川):放送前イベントに登壇する機会があってもずっと謎の少女だと紹介していて、詳細をお伝えすることができないでいたんです。でも、この第2話に登場したことでトワの目的がようやく見えてきたと思います。
序盤からトワたち魔人狩りの本気さや真剣さが前面に出ていましたし、シイナやなのはたちEXCEEDSサイドよりダークな世界観で、社会の闇の部分を暴いていくのが対比になっていて面白いなと。アフレコをしている時は、きっと視聴者のみなさんにとってもインパクトのある初登場になるはずだと考えていました。
喜多森ユーナ役・小林愛香さん(以下、小林):私たちは5人で1チームなので、魔人狩りとしてのチーム感が伝わるような話数だったと思っています。トワ以外の4人はみんなトワが大好きで、トワに救ってもらったから自分の人生が大きく変わり、みんなで立ち向かおうとしているところがすごく大きい。
そうやってトワがきっかけで動き出している子たちなので、トワを守りたいし、トワと一緒に戦いたいという想いが強い。だからこそよりチーム感が強く出たのかなと。たとえユーナひとりのシーンでも、チームみんなの想いを背負ってひとつになっている感覚があったので心強かったです。
相沢シオリ役・千春さん(以下、千春):魔人狩りのみんなは裏社会の方からこの物語に関わっているので、そこは初登場時から印象的でした。各自の能力の説明が入ることでひとりひとりの個性が見えてきましたし、まだどんな子たちなのかわからなくてもチームとしての役割があることや、チーム内でのバランスが見えてくるシーンだったなと。また、ちょっと怖い子たちには見えるけれど、この子たちがどんな風に日常を過ごしているのかも見てみたいなってワクワクしてもらえたんじゃないかと思っています。
新名アオイ役・伊藤彩沙さん(以下、伊藤):それぞれの能力やキャラクター性が、短いシーンの中でも垣間見える描かれ方をしていたなと思いました。この子たちがいい子なのかそれとも悪い子なのか、そこがまだわからないミステリアスさがあったので、演じる時はどうやったらアオイらしさを出せるのかを考えていました。それぞれ個性がとても強いので、ご覧になってくださるみなさんも一気に引き込まれたと思いますし、この5人のことを気にしてもらえていたら嬉しいです。
古寺ユズ役・青木陽菜さん(以下、青木):私の演じるユズちゃんの登場シーンは、アオイちゃんとふたりで戦っているところでした。事前情報では背が低めで大人しそうなビジュアルしかわからなかったと思うんです。だけど、蹴りで敵を倒してしまうかなりパワフルな一面がありましたし、みんなマスクで顔を隠しているからこそ、彼女たちはどんな子たちなんだろうっていうワクワク感があったと思うんです。
どうやらこの子たちも強くて戦うんだよ、という雰囲気を出せたらいいなと思って収録に臨んでいましたし、トワを中心に力をあわせて戦うチームなので、それぞれの役割を持ちながら物語が進んでいくところが魅力的でした。
──第3話ではシイナとトワが互いの事情を知らないまま距離を縮めていきましたが、シイナと掛け合った感想をいただけますでしょうか?
結川:シイナはとにかく明るい一面が目立つのですが、それ以上に何か目の前で悪いことがおきたとしても、その時の瞬発力や対応力が凄いんです。第1話では亡くなったセツナから新たな力を託されて、自分の存在も変わってしまった。だけど、終盤でなのはさんと出会う頃には前を向いているじゃないですか。怒涛の展開だけどそんな状況に順応していく力が凄まじいし、何のために頑張るのかがしっかり定まっていて本当に凄いなと思っていました。
トワはあまり感情の起伏を表に出さないので、掛け合う時はシイナと対照的な部分が大きい。なので、掛け合うときはどうなるのかなって思っていたのですが、いざやってみるとシイナと一緒にいる時のトワはちょっと特別でした。素直に嬉しいと感じる表情をしているし、台詞や感情表現もそういうものになっていて雰囲気がとても柔らかかったなと。
──魔人狩りの面々との関係性も特別なものだと思いますが、それ以上にシイナはトワにとっても特別な感覚があったのでしょうか。
結川:トワは魔人狩りのみんなに対して、自分とは関わらず別の場所で幸せになってほしいと一線を引いてしまっているんです。仲間……とは少し違う見方なので、それこそわざと冷たく接して壁を作っているようなところがあります。対するシイナは初めて友達として出会った存在だったからこそ、トワとしてはシイナにだけ見せられる部分があったのかなと。
──みなさんはシイナとトワについてどんな印象を持ちましたか?
伊藤:そうやって一線を引いてしまう不器用な優しさがあるからこそ、シイナとのひとときはトワとしても心が落ち着く場所になっているんだろうなと思いました。
青木:私たちからすると、そんなシイナとの関係性にはちょっと嫉妬している感じがありますね。「トワさんに友達が!?」って驚いていたぐらいですし。
伊藤:しかもその情報をこちらでも握っているのですが、それも私たちみんなトワさんが大好きだから……!!
千春:学校の友達と和気藹々としているような雰囲気のシーンもあったよね。
伊藤:シイナとトワが日常を過ごしているところはホッとするし、点描で描かれているところも面白かったよね。ご飯のシーンも美味しそうだった!
小林:アフレコの時、めっちゃ美味しそうでお腹が空くからあんまり見ないようにしてました(笑)。
一同:(笑)。
伊藤:シイナは良いなぁと思いつつ、トワさんが幸せならOKです! みたいな気持ちになっていたと思います。
──そして第4話では、トワが戦う理由やその要因となっている過去が見えてきました。
結川:第1話から第3話までは先の展開を知らない状態だったので、なぜトワがここまで心に蓋をして復讐のことだけを考えているのか、その部分がハッキリとしないままアフレコに臨んでいました。この第4話で戦う理由とここまでの境遇を知ったことで、ようやく納得することができたんです。
第4話でそんなトワの原点が描かれたことで、どうして魔人や魔人化薬を追っているのか、蔵木エイジや篠宮マナを憎んでいるのかを理解してもらえる。だからこそ、第5話以降をご覧いただく時は感情移入してもらいやすいんじゃないかなって思いました。
千春:トワの過去だけでなく、魔人狩りのみんながトワを慕ってついていく理由も描かれていました。トワにも抱えているものがあるし、みんなそれぞれ傷を持っている。だからこそ一緒にいられるのだろうし、みんなもトワに寄り添いたいと思っている部分があって。どうしてみんながトワに惹かれたのか、その部分が理解できるシーンがとても印象に残ります。私も収録していて、シオリがトワに一途に真っ直ぐになる理由がよく理解できました。
小林:想像以上にトワの過去が壮絶で、見ていて痛々しい気持ちになりました。魔人狩りのみんなはそんなトワと同じようにどこかで傷ついてきたからこそ、トワについていくし寄り添うし、そういう部分が絆になって結びつきが深くなっているのかなと。
ただ私は最初、第4話で助けられているユーナを見つけられなかったんですよ……「ユーナどこ!?」って探していたぐらいでした。それで後から気づいたのですが、その当時はまだギャルになっていなかったんですが……ギャルの姿になった経緯はどこかで明かされるかも……?
伊藤:私たちとしても確かに辛いシーンが多いところでしたが、よりキャラクターたちの掘り下げや気になる描写がいっぱいある話数でしたね。



































