
「このアニメ、なんか変?」平成女児の私が『バンドリ!ゆめ∞みた』にハマった理由を話したい
そして私は「ゆめ∞みた」に夢中になった
ということで最終回直前まで視聴したのですが、結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです(ちなみに最初にも言いましたが、私は「バンドリ」の他作品はほぼ未視聴です)。
ここからは私がグッときたアニメ「ゆめ∞みた」のオススメポイントを紹介します。
「ゆめ∞みた」オススメポイント1
クセ強な強敵に立ち向かう素直に応援したくなる頑張る主人公達の姿
私が学生時代にバンドをやっていた時は、やっぱりあそこまでドラマチックな毎日ではありませんでした。でも、みゅーたいぷのみんなが経験するぶつかり合いや、仲間との触れ合い、笑ったり泣いたりする日々には、かつての自分も通ってきた道が重なりました。
だからこそ、5人が何度も悩みながらバンドを続けようとする姿には、自然と「頑張れ!」と言いたくなってしまいます。過去の炎上によって一度は歌うことから離れたあられが、もう一度ステージに立とうとする姿もそう。失敗したり傷ついたりしても、そこで終わらずに立ち上がる彼女たちが、なんだかんだ応援したくなるんですよね。
……とはいえ、そんな5人の前に立ちはだかる相手はあまりにも強烈。それが、フェアリィブゥケのビオラです。
清楚で可憐な見た目とは裏腹に、みゅーたいぷを何度も追い詰めていく彼女。3話のCパートでその片鱗を見せたときは、思わず「えっ、怖……!」となりました(これはリアタイしたかった!)。律を追い詰めたかと思えば、今度は都子の心に入り込んでいく。何が目的なのかも簡単にはつかめず、終始不穏です。私、メモを取りながらアニメを観ていたんですが、ビオラについては「やりたいほうだい」って書いてありました。
そんな強烈な相手に振り回されながらも、自分たちの言葉や音楽で前に進もうとするみゅーたいぷ。Xでは「ニチアサ作品を彷彿とさせる」といった感想も見かけましたが、確かに、強大な敵を前にしても仲間と一緒に立ち向かう彼女たちには、どこか王道の熱さがあります。
「ゆめ∞みた」オススメポイント2
平成女児にはたまらない? コミカルな表情表現
「クセ強な強敵」なんて書くと、未視聴の方にはシリアスな作品なのかなと思われるかもしれません。でも、重い展開の合間に突然ものすごい勢いで笑わせてくるのも、「ゆめ∞みた」の妙に気になるところです。
みゅーたいぷの中でも、とくにあられはハイテンション。独特な語尾や勢いのあるリアクションも相まって、まるで感情がそのまま飛び出してくるような子なんです。シリアスな場面でも、ふとした瞬間に「そこでその反応する!?」という方向へ転がっていくので、見ていて飽きません。ちょっと見てもらえますか? この感じ。
本作は3Dアニメーションなのに、漫画か? というくらい表情が豊かです。喜んだり慌てたり、落ち込んだり驚いたり……ときには「そこまでやってしまうのか……」というくらい顔が崩れます。リアルな3Dモデルならではの繊細な表情とはまた違う、凄まじいギャグ顔が突然飛び出してくる勢いがすごい。
主人公であるあられのおかしな語尾やハイテンションな語り口と合わせると、どこか懐かしい女児向けアニメを思い出す人もいるのではないでしょうか。平成の女児向けアニメを通ってきた人なら、このノリに「懐かしい!」となること請け合いです。シリアスなドラマを描いていたかと思えば、次の瞬間にはものすごい顔で笑わせてくる。その振れ幅の大きさも、私が「なんだこのアニメ……!?」と思った理由のひとつでした。
「ゆめ∞みた」オススメポイント3
「音楽」で繋がる尊さ、優しさ
個人的に一番グッと来たのは、やっぱり10話です。あの調子外れのみんなの歌(すみません)で、またしても泣きました。
5人のほかには誰もいない夜の海。静かな波と、焚き火が爆ぜる音。ふざけあいながら重ねる歌声が、頭上に広がる星空に溶けていく――。きっと彼女たちは、ここからどんなに大きなホールでライブをしたって、この日のことは一生忘れないのだと思います。それくらい、
ひとつひとつがキラキラしていました。
ライブシーンを見ていて思い出しました。私自身がバンドをやっていた頃、ステージで演奏しながら「このフレーズは難しくて苦労したな」とか、「この曲を練習しているとき、こんなことがあったな」とか、頭の片隅にいろいろな記憶の映像が流れる感覚を。
みゅーたいぷの5人にとっても、きっとそうだったのだと思います。ライブだけど、ライブなだけじゃない。彼女たちが聴かせてくれたのは、“物語”なのだと感じました。
個人的な解釈ですが、みゅーたいぷはこれからどんなふうに騒動が収まったとしても、誰からも愛されるバンドにはならないかもしれないし、アンチだって消えないかもしれません。でも、それは彼女たちが「無視できない存在だから」なんですよ。
作中の好きなセリフに、あられが「誤解されるかもしれないけど、黙ってたら伝わらないから」と言う場面があります。人ってエスパーじゃないから、心の中は口に出さなきゃわからない。5人にはそれぞれ伝えたい想いがあって、それが音楽になる。たとえ楽器が壊れて音が出なくなっても、5人がいれば、声や歌で伝えられる……あの、夜の海の時間のように。それが、「音が止んでも、あらがえ」ということなのかなと思いました。
私は、みゅーたいぷと、みゅーたいぷが作る音楽が大好きになりました。それを否定する人がいたとしても関係ありません。彼女たち全員が自分の意思でバンドを続けることを選んだように、私の“好き”は私だけのものだから。
……と、ここまで熱く語っておいてなんですが。
ビオラの行きつけの喫茶店のパフェ、美味しそうすぎませんか?? どこなのか本気で教えてほしい!!

























































