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- まりも
- ゾロとONE PIECEを偏愛するフリーライター。アニメ、推し活、恋愛、結婚、睡眠など、幅広く執筆しています。

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。
未知の島での心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、連載30周年を目前に控えた現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。
9月7日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1192話“おれ達が許さねェ!!!”では、ウソップの新たな能力の予感と、彼が必死で伝えた言葉に注目が集まっています。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1192話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方など、ジャンプ未読の方はご注意ください。
イムとの激闘が続くなか、ルフィの新しい技“ゴムゴムの白い怪物蛸銃乱打(ドーンクラーケンガトリング)”が描かれます。
ルフィのガトリングといえば、まっすぐに腕を伸ばして無数のパンチを繰り出すのがお決まりですが、今回はクラーケンの脚のように、いくつものうねったパンチが炸裂しました。
クラーケンといえば、ダイオウイカや巨大なタコの目撃談から生まれたといわれる伝説の生き物です。「ゴムゴムのたこ」「ゴムゴムのたこ花火」「ゴムゴムのタコスタンプ」と、たびたびタコをモチーフにした技を放ってきたルフィ。ここへきて、新たなタコ系統の技が誕生しました。
一方、ギャバンはルフィの身体を案じ、戦いから引き揚げさせようとします。そこに、突如ハイルディンの肩上にウソップがひょっこり現れます。
気づけば当たり前のようにそこにいたウソップに、「ん?こいつ今までどこにいた…?」と疑問を抱くギャバン。海賊王の左腕であり、覇気に長けているはずのギャバンが、ウソップがこちらへやってくること、近くにいたことにまったく気づかなかったようなのです。
この描写に、ネット上ではウソップに「見聞殺し」のチカラが備わっているのではないかという声があがりはじめています。
「見聞殺し」とは、「気配のコントロール」と「未来を見せない」ことができる能力。シャンクスもこのチカラを持っているそうです。
この「見聞殺し」の説明は、映画『ONE PIECE FILM RED』の入場者特典で配布された40億巻において、シャンクスの設定画に書き添えられた内容です。実はここには「覇王色」とも書いてあり、「見聞殺し」は覇王色の応用であると捉えることもできます。
つまり、ウソップは覇王色の素質を持っているという可能性も見えてきたと考えることもできるのです。
また、SNSでは「見聞色の覇気が強くなってる証拠かな」「ウソップにしかない特殊な見聞色が開花してる?」といった声も。
見聞色の本格覚醒が示唆される場面も増えてきたいま、見聞殺しの片鱗まで見えてきたウソップに、期待せずにはいられません。
そんな大注目のウソップ、今回はそのセリフも反響を呼んでいます。
ルフィの戦いを止めようとするギャバンを制すように声をあげたウソップ。ルフィは遠い過去の因縁や歴史を背負って戦っているわけではなく、ドリーとブロギーを筆頭に、これまで自らの冒険を助けてくれたエルバフの友人のために戦っているのだと説明します。
そして、ルフィがいつの間にやらジョイボーイ、ニカ、ロジャーなどと重ねられ、あらぬ期待がのしかかる状況を「ルフィに期待すんのは勝手だが!!それであいつの“自由”を奪う事はおれ達が許さねェ!!!」「白くなろうが「四皇」になろうが何も変わらねェ!!!」と制すのでした。
さらに、「敵が“世界”の何であれ!!誇りある死を選ぶ自由もある筈だ!!!」と言い放ちます。
ルフィがいつでもルフィであること、だからこそ逃げずに戦い続けていることを声高らかに宣言してくれたウソップに、「よく言った!!!」「ウソップが言うからこそ響く」「まさにエルバフの誇りを体現してる」「ウソップかっこいいな」「最近思ってたこと全部言ってくれてスッキリ。ルフィはルフィ!」と絶賛や共感が集まりました。
ウソップの一連のセリフは、第1192話のいちばんの見どころだったといっても過言ではありません。彼が目指すエルバフの精神を宿した“勇敢なる海の戦士”の姿に、また一歩近づいた瞬間だったのではないでしょうか。
[文/まりも]