
秋アニメ『ロメリア戦記』先行上映会レポート|根本優奈さんが語る初主演・ロメリア役への挑戦! 小笠原仁さん&大野智敬さんとアフレコ現場の裏話も
2026年10月よりTOKYO MX、BS11、サンテレビ、KBS京都、CBCにて2クールで放送されるTVアニメ『ロメリア戦記』。その放送に先駆け、9月12日(土)にTVアニメ『ロメリア戦記』先行上映会&キャストトークイベントがkino cinéma新宿で開催されました。
本イベントでは第I話と第II話が上映されたほか、メインキャストである根本優奈さん(ロメリア・フォン・グラハム役)、小笠原 仁さん(アル役)、大野智敬さん(レイ役)が登壇。本作の魅力や演じる上で意識したこと、アフレコ現場の様子など興味深いトークを展開し、3人のやり取りから現場の雰囲気の良さも感じられるものとなりました。
『ロメリア戦記』は、魔王討伐後にアンリ王子から「婚約を破棄する」と告げられたグラハム伯爵令嬢・ロメリアが、自らのやり方で祖国のために奮闘する物語。今回上映された第1話と第2話では、魔王討伐から婚約破棄への経緯、ロメリアの旅立ち、彼女を支える騎士たちとの出会いや軍の結成といった、メインストーリーの根幹となる序盤部分が描かれ、これから起こる出来事や個性豊かなキャラクターたちの活躍が楽しみになる内容に、集まった観客たちは見入っていました。
物語の内容はもちろん、ロメリアを演じる根本さんは本作が初めての主役であることも注目です。しかも、トークショーで話していたように、ロメリアは普段の根本さんの元気さとはタイプの違うキャラクターであり、役者としての新たな魅力を見せています。第1話や第2話でもロメリアの決意や信念、芯のあるところがよく出ていて、説得力を持ち合わせた演技も胸に響くものでした。
ロメリアたちを演じる上で意識したことや好きなシーンを語る!
第1話と第2話の先行上映が終わると、MCのたいちさんの呼び込みで根本さん、小笠原さん、大野さんが登壇。まずは、作品紹介として根本さんが改めて物語の内容を説明します。
ただイントロダクションを読むのではなく、“自分の言葉で”お願いしますと言われたため、根本さんは小笠原さんと大野さんに助けを求めますが、演じるキャラになぞらえて「下賤のものがお嬢様に……」と答える2人。そんな楽しいやり取りもありつつ、作品説明をきちんと行い、今回上映された作品の冒頭部分やキャラクターについてトークを展開していきました。
婚約破棄のシーンについては、ロメリアの冷静さが印象的だったと根本さん。自分だったら「え?1回話そう?何がいけなかったの?」と取り乱してしまいそうなのに、冷静だったのがすごいと感じたそうで、あの冷静さは見習いたいと話します。そう話す根本さんに、小笠原さんと大野さんは「ロメリアとは対極にあるよね」とイジリ発言もあり、慌てて根本さんの良いところとして現場でもみんなを率いる力が圧倒的だと褒めていました。
婚約破棄を告げるアンリ王子についても言及。彼の話し方が好きだとの大野さんの言葉に小笠原さんと根本さんも頷き、嫌いになれないのは広瀬裕也さんの演技力のたまものだと話していました。物語的には嫌味なキャラクターだとしても、演技によって魅力的になるのは作品の面白さのひとつと言えるでしょう。
その流れで、演技やアフレコについての話題に。ロメリアを演じる上で意識していることを聞かれた根本さんは、ロメリアは冷静で「なにを考えているんだろう?」と思わせる力があり、そう感じてもらえる演技になるように注力したと話します。演説のシーンでは、どうやったら言葉に説得力をもたせられるのか葛藤もあったと振り返っていました。
本作のアフレコ現場はとにかく人が多く学校のようだったと話す3人。多いときは30人以上いたそうで、「Aパートに出演する人だけブースに残ってください」と言われたものの、全員がそのままだったこともあったのだとか。なかでも千葉翔也さん(グラン役)は現場での行動が面白く、話題の中心になることが多かったようです。それだけでなく、しっかり周りを見てくれて、新人に対してマイクワークを教えることもあったと明かしていました。
また、小笠原さんは大野さんなどほかの人がいい演技をすると「今の最高でした」と口に出すらしく、「自分が言って欲しいから言うようにしている」とのこと。
そんな2人が演じるのは、ロメリアが組織した軍の中心となるアルとレイ。アルは登場時にロメリアにかける言葉がことごとく厳しいキャラクター。厳しい言葉も仲間のことを思ってであることは、物語が進めばわかるとはいえ、第一印象で悪いやつだと思われないように気をつけたと小笠原さんは振り返ります。対照的に敵対心が薄く、かわいさすらあるのがレイ。ロメリアを初めて見たときのシーンや、美しさに目を奪われたときのアドリブが好きだったと話していました。
さらに、好きなシーンとして、アルやレイをはじめとする男たちによるシャワーシーンをピックアップ。ここはアニメオリジナルのシーンらしく、上映時にもざわつきが起こるほど。「むわっとしていた」「男たちの宴みたいな感じだった」と小笠原さんや大野さんが言っていましたし、根本さんもサービスだと笑っていたので、ぜひオンエアを楽しみにしてもらいたいシーンです。
キービジュアル、新PV、主題歌情報を公開!アーティストからビデオメッセージも
ロメリアやアル、レイをはじめ、魅力的なキャラクターが多数登場する本作にちなんで、イベント後半には『「ロメリア戦記」で誰がいい?』と題したコーナーを実施。このコーナーは、提示されたお題に対して11人のキャラクター(ロメリア、アル、レイ、アンリ、エリザベート、エカテリーナ、リョキ、グラン、ラグン、カイル、オットー)から誰がいいかを3人が一斉に回答。回答が一致すればチャレンジ成功というもの。
ひとつめのお題『一緒に旅行に行くなら誰?』では回答がバラバラだったにも関わらず(根本さん:カイル、小笠原さん:アル、大野さん:アンリ)、なぜか正解ファンファーレが流れるハプニング。続くお題『動物に懐かれそうなのは誰?』では根本さんだけ別のキャラを挙げて問い詰められる場面があるなど(根本さん:レイ、小笠原さん:オットー、大野さん:オットー)、盛り上がりはするもののなかなか一致しない3人。
最後の『2人で遭難したとき一番頼りになりそうなのは誰?』ではヒントOKとなり、小笠原さんが必死に説明したことが奏功して全員が「ロメリア」と回答。プレゼントコーナーでもらえるポスターの数を増やすことに成功していました。
トークショーもあっという間に終了の時間となり、ここで初解禁情報として本作のメインビジュアルや新たなPVを初公開。劇場のスクリーンで流れるPVは3人とも最前列に座って一緒に鑑賞し、迫力ある映像に大興奮。根本さんから即座に「もう1回見たい!」との声が漏れていました。
PV内で主題歌情報も合わせて公開。オープニング主題歌「暁に鳴る」を歌う超学生は根本さんも聴いていたアーティストとのことで、嬉しさひとしおの様子。さらに、超学生からビデオメッセージが。「暁に鳴る」はただ勢いで押してしまう楽曲ではなく、ロメリアの覚悟を持った一歩一歩に寄り添えるように制作したといった嬉しい言葉もあり、ロメリアの地道で泥臭いところを丁寧に描いている本作にしっかり向き合って作られたことがうかがえました。そして、エンディング主題歌はKOHTA YAMAMOTOによる「Nightfall feat. Maika Loubté」。どちらも作品と合わせて注目されます。
そして、先ほど数が増えたポスターをかけたプレゼントコーナーがあり、最後に根本さんからの挨拶で先行上映会&キャストトークイベントは終了となりました。
根本さん「物語はどんどん加速していき、なにが起こるんだろう?とドキドキしながら楽しんでいただける作品になっています。私も初めての主役ということで最初の頃よりも成長していくと思いますし、キャラクターたちもどんどん成長して進んでいきますので、そこも楽しみにしていただきたいです!」
[文・千葉研一/写真・園山ひかり]
作品情報
あらすじ
しかし、アンリ王子は無慈悲にもロメリアに告げる。「婚約を破棄する」と。
勝利に酔いしれるアンリたちを横目に、ロメリアは次なる旅へと向かった。
戦乱を通じて荒廃した祖国と、魔族に奪われた人々の暮らし。
魔王を倒したからといって、目の前に積みあがった問題が片付くわけではない。
だから、私は私のやり方で、人々の幸せな暮らしを取り戻してみせる。
軍を興し、経済を動かし、時に陰謀に巻き込まれながらも、彼女は歩みを止めない。
しかしその選択は、ロメリアの前にさらなる戦禍を運んでくる。
これは、魔王討伐の『その後』を描く、「一人の少女」と「彼女を支える騎士たち」の、再起の物語。
キャスト
(C)有山リョウ/小学館/『ロメリア戦記』製作委員会































