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『オメガホーン』遂に『超ギャバン』の世界と交わる!?【第12話レビュー】

『角醒ハンター オメガホーン』第拾弍話レビュー! ギリコとバーサーの過去が明らかに!遂に『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の世界と交わる!?

2026年7月26日(日)よりスタートした、東映特撮の新シリーズ【PROJECT R.E.D.】第2弾『角醒ハンター オメガホーン』。

古代の地上を支配していた巨大生命体「角獣(かくじゅう)」と、その力を引き出して戦う「ハンター」。独特な世界観を舞台に、主人公のシャウトと、人間の姿になれる“角獣王”炎角(えんかく)は、さまざまなハンターたちと出会いながら旅を続けています。

第拾弍話では、シャウトが「キャプテン・オメガホーン」としての自分なりの答えを見つける一方、ギリコとバーサーの対峙によって、ふたりの過去に隠された衝撃の真実が明らかに。さらに、『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の世界でも大きな動きがあり、ついに時空を超えたクロスオーバーが始動します。

それぞれの譲れない“エゴ”がぶつかり合うなか、物語は新たな局面へ。本記事では、ネタバレありで第拾弍話のポイントを振り返っていきます!

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角醒ハンター オメガホーン
古代に地上を支配していた巨大な生命体・角獣。圧倒的な力をもっていた角獣は、あるときから姿を消してしまう。それから時は流れ、《角醒器》を使って角獣の力で戦うハンターたちの時代になっていた。そんな現代で、その日暮らしの生活をしているトレジャーハンター・炎のシャウトは、ある日“角獣王”炎角と出会う。人間の姿にもなれる炎角との出会いが、シャウトの運命を大きく変えることになり――。なんだかんだでバディーとなったシャウトと炎角は、個性豊かなハンターと出会って《ハンターバトル》を繰り広げる。角醒せよ!声を上げろ!《人間✕角獣》の異色バディーの活劇譚が幕を開ける!作品名角醒ハンターオメガホーン放送形態特撮シリーズPROJECTR.E.D.スケジュール2026年7月26日(日)~テレビ朝日系24局にてキャスト炎のシャウト/キャプテン・オメガホーン:楢原聖炎角:国上将大波斬のギリコ:糸瀬七葉絶暴のイバル:田鶴翔吾絶炎角:小西詠斗剛胆のエイル:三浦舞華剛直のアル:加藤憲史郎飛導のバーサー:光宗薫砕厄のゲンノウ:桜庭大翔鉄壁のレイジ:長田光平オメガアナライザー:潘めぐみ(声)スタッフゼネラルプロデューサー:大川武宏(テレビ朝日)プロデューサー:芝高啓介(テ...

シャウトが導き出した「答え」

物語は、絶炎角によって角獣人間と化したバンギスが、人々を襲う緊迫したシーンから幕を開けます。無差別に村人たちを襲うバンギスは、まるで角獣のような強大なパワーを発揮。シャウトはギリコと合流し、彼を追いますが、隙を見て逃げられてしまいます。

バンギスをめぐる騒動が落ち着いたあと、シャウトは自身の考えを炎角や波斬のギリコに打ち明けます。彼は鉄壁のレイジに敗北してから、自分は声を上げたあと何をするのか、キャプテン・オメガホーンとは何なのかを考えたとか。

「みんなが自由に声を上げられる世界でなきゃって思ったんだ」「あいつ(角獣人間)を捕まえなきゃ みんな安心できないし 自由もないだろ?」と、自分の思いを言葉にするシャウト。炎角は「おまえさまが考えるキャプテン・オメガホーンになればいいのだ」と、優しくも力強い言葉で背中を押します。

キャプテン・オメガホーンに正解はない――。誰かが決めた正義や理想をなぞるのではなく、自分自身の“エゴ”で進む道を決める。

シャウトが自分なりの答えを見つけていく姿からは、自分の思いを大切に生きていく勇気をもらえる気がしました。

そして、炎角との見事なコンビネーションで激闘を制し、シャウトたちはついにバンギスを撃破。しかし、バンギスは角獣人間のまま元に戻らず、その身柄はイバル連合・絶の部下によって即座に回収されてしまうのでした。

シャウトが自らの答えを見つけた一方で、角獣人間をめぐる事件はさらに謎が深まる結果に。角獣人間を増やそうとする絶炎角の目的とは? そして、連れ去られたバンギスは人間に戻ることができるのでしょうか。

バーサーの正体と明かされた過去

かつて共に旅をし、慕っていた先輩ハンター・明導のカンナを探すギリコ。イバル連合の幹部である飛導のバーサーがカンナに関係していると知り、手がかりを求めて彼女の故郷・北の町スノウへと向かいます。

そこには、角獣人間の騒動を収めるために出向いたバーサーの姿がありました。とうとう対峙するギリコとバーサー。目の前のバーサーを見たギリコは、「カンナでしょ?」と思わず声を上げ、動揺と驚きを隠しきれません。かつてのギリコの相棒である角獣・飛角を持っていたことから、ファンの間で噂されていた「バーサー=カンナ」説が、ここで確信に変わったのです。

「無事で良かった……」胸をなでおろすギリコに対し、バーサーは「お前に用はない」と冷たく背を向けます。

それでも「カンナって……私にとって なんだったの?」と声を絞り出すギリコに対し、バーサーが突きつけたのは“ハンターバトルで勝てば真実を教える。負ければ二度と邪魔をするな”という過酷な条件でした。シリアスな場面でも“話を聞きたければバトルで勝て”に持っていく展開は、「これぞ『オメガホーン』」とワクワクしてしまいます。

ハンターバトルではバトルアーマーを身にまとい、明角を使って圧倒的な力を見せつけるバーサー。斬角を使うギリコですが、あっという間に打ちのめされてしまいます。

「なんで飛角を持って消えたの?」と涙ながらに問うギリコにバーサーは“ある少女の過去”を語り始めます。

カンナがまだ少女だった頃、故郷の村は盗賊団に襲撃され、目の前で両親を殺されるという深い絶望を味わいました。そして、彼女の大切な家族を奪った盗賊団の首領こそ、若き日の絶暴のイバルだったのです。

イバルへの復讐を誓ったカンナは、ギリコに近づき信頼関係を築きます。しかし、その目的は強い角獣である飛角を奪うこと。復讐を果たすためにギリコのもとを去り、仇であるイバルの率いる組織へと身を投じたカンナは、バーサーに名前を変え、幹部に上り詰め、イバルに復讐する機会をうかがっていたのでした。

友人との絆さえも利用し、長い年月をかけて復讐の機会を待ち続ける――。その執念に、胸が締め付けられます。カンナにとって、イバルへの復讐は単なる目的ではなく、人生そのものを懸けた“エゴ”なのかもしれません。

続けて飛角を使うギリコですが、バーサーの必殺技・退斬明導(たんざんめいどう)を受け、敗北してしまいます。しかし、黙ってはいないギリコ。倒れてもなお「バーサーから……カンナを取り戻す!」と叫ぶ姿には、思わず目頭が熱くなりました。

復讐に人生を懸けるバーサーと、慕っていたカンナを取り戻そうとするギリコ。相手の譲れない思いを否定してでも、自分の願いを貫こうとする2人の姿からは、それぞれの強烈な“エゴ”が伝わってきました。

大佐の“エゴ”が『オメガホーン』の世界へ

ギリコとカンナのドラマに胸を締め付けられた今回ですが、ラストには前作『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』のファンも見逃せない展開が待っていました!

多元地球α(Α0073)で、ついに完成したタイムジャンプ技術。哀哭院刹那/ギャバン・ブシドー、祝喜輝/ギャバン・ルミナス、風波駆無/ギャバン・ライヤやワニパトコンビら仲間たちの思いを背負って、伊達大佐とアギが『オメガホーン』の世界へと旅立ちます。親友・弩城怜慈を追うために時間と次元を超える――。その一歩が、ついに踏み出されたのです。

「怜慈……待ってろ」

大佐の熱い言葉にグッとくる一方で、「怜慈くんに会ったら まずはこれだぞ!」とげんこつを作って見せるワニパトの姿には「本当に一発入れたげて!」と頷くばかり(笑)

SNSでも「大佐、殴ってやって!」と共感の声が多数上がっていましたが、それも怜慈を心配する仲間の思いが伝わってくるからこそ。再会したら一発お見舞いしたくなるほどの愛情も、時空を超えて追いかける行動力も、彼らの固い絆があってこそです。

さらに、出撃シーンを彩るのは、前作を盛り上げた名曲「LOVE IS THE STRONGEST」のアレンジBGM。ずっと見守ってきたファンにとっては、胸がいっぱいになる演出だったのではないでしょうか。

『オメガホーン』で描かれる、譲れない思いとぶつかり合う“エゴ”。そして、離れた世界にいる親友を追う大佐の“エゴ”。形は違っても、自分の思いを貫こうとする者たちの姿が、ふたつの物語を少しずつ結びつけています。

ついに動き出した、2作のクロスオーバー。大佐とアギは怜慈のもとへたどり着けるのか。そして、ふたつの世界が交わるとき、どんなドラマが生まれるのか。前作ファンとしても、今後の展開が楽しみでなりません!

大佐&アギとシャウトたちが合流⁉︎ イバルVSレイジのハンターバトルも

これまで絶炎角の怪しさを面白がっていたイバルも、最近はその動向を警戒し始めている様子。そこで意見を求めた相手は、まさかのレイジ。「絶炎角のことをどう見ている? おまえの意見が欲しい」と問いかけますが、レイジも「そう聞いてくる理由……教えてみろよ」と一筋縄ではいきません。互いの思惑が見え隠れするなか、次回はついにふたりのハンターバトルが実現します!

自由奔放な振る舞いを見せながらも、イバルに気に入られていたレイジ。一方で、本人はあくまで“客分”という立場を崩さず、連合とは一定の距離を保っています。そんなレイジを、イバルはなぜ気にかけているのか。ふたりの対決を通して、その関係性にも踏み込んでいくことでしょう。

そして、タイムジャンプを敢行した大佐とアギが、早くもシャウトたちと合流する様子も次回予告で描かれました! 前作『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の面々が『オメガホーン』の世界でどんな“ギャバい”活躍を見せるのか、期待が高まります。

さらに、Vシネクスト『超宇宙刑事ギャバン インフィニティVSライヤ』の予告も公開! 『オメガホーン』の物語が大きく動き出すなか、前作からも目が離せない展開が続きます。まさに、うれしい悲鳴を上げたくなる情報量です……!

それぞれの譲れない“エゴ”がぶつかり合い、ついに世界を超えた物語も動き始めたPROJECT R.E.D.。イバルとレイジの対決の行方は? そして、大佐とアギはシャウトたちとどんな物語を紡いでいくのでしょうか。

ふたつの世界が交わる先に待つものとは――。次週も、宇宙を駆けるヒーローたちの活躍を見届けましょう!

[文/五六七 八千代]

この記事をかいた人

五六七八千代
徳島出身のフリーライター&歌人。現在は、特撮、アニメ、DOMOTOが生きがい。

『角醒ハンター オメガホーン』全話レビュー

第壱話「角醒せよ!赤き角獣王!」
第弍話「示せ!キャプテンの資格!」
第参話「味わえ!怒りのタッグバトル!」
第四話「解き放て!炎角VS斬角!」
第五話「見つけろ!自分だけの夢(エゴ)!」
第六話「突破せよ!悪食の館!」
第七話「打ち破れ!炎角VS絶炎角」
第八話「復活せよ!古の兵器!」
第九話「時代を創れ!シャウトVS炎角!」
第拾話「闘魂燃やせ!キャプテン・エイル!」
第拾壱話「砕け!立ちはだかる壁!」

『角醒ハンター オメガホーン』作品情報

角醒ハンター オメガホーン

あらすじ

古代に地上を支配していた巨大な生命体・角獣。
圧倒的な力をもっていた角獣は、あるときから姿を消してしまう。

それから時は流れ、《角醒器》を使って角獣の力で戦うハンターたちの時代になっていた。

そんな現代で、その日暮らしの生活をしているトレジャーハンター・炎のシャウトは、ある日“角獣王”炎角と出会う。

人間の姿にもなれる炎角との出会いが、シャウトの運命を大きく変えることになり――。
なんだかんだでバディーとなったシャウトと炎角は、個性豊かなハンターと出会って《ハンターバトル》を繰り広げる。

角醒せよ! 声を上げろ!

《人間✕角獣》の異色バディーの活劇譚が幕を開ける!

キャスト

炎のシャウト/キャプテン・オメガホーン:楢原聖
炎角:国上将大
波斬のギリコ:糸瀬七葉
絶暴のイバル:田鶴翔吾
絶炎角:小西詠斗
剛胆のエイル:三浦舞華
剛直のアル:加藤憲史郎
飛導のバーサー:光宗薫
砕厄のゲンノウ:桜庭大翔
鉄壁のレイジ:長田光平
オメガアナライザー:潘めぐみ(声)

(C)テレビ朝日・東映AG・東映
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