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アニメ『ホタルの嫁入り』第4話を振り返り&レビュー

進平の優しさにときめいたと思ったら余計な一言で台無し!? TVアニメ『ホタルの嫁入り』第4話「自由にしてあげる」もレビューします!

放送中のTVアニメ『ホタルの嫁入り』。第4話「自由にしてあげる」では、天女島で過ごす桐ヶ谷紗都子(CV:Lynn)と後藤進平(CV:内山昂輝)の関係に新たな変化が。

進平の思いがけない優しさに胸がときめいたかと思えば、余計な一言でそれが台無しに!? さらに、進平の過去に真正面から向き合う紗都子の強さにもほれぼれしました。

今回もぎゅぎゅっとドラマが詰まった第4話を振り返ります。

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ホタルの嫁入り
愛が重すぎる殺し屋×余命わずかな令嬢の狂愛ストーリー女は家の財産とされた時代――名家に生まれ美貌に恵まれるも、余命わずかと言われている伯爵家の令嬢・桐ヶ谷紗都子。そんな彼女の夢は名家に嫁ぎ、父の誇りになること。しかしある夜、何者かの企てによって連れ去られてしまう。絶体絶命の場面に居合わせた殺し屋・後藤進平に「私たち結婚しましょう。私と一緒になれば全てが手に入ります。」と咄嗟の嘘をつく紗都子。「運命の相手だ」と紗都子を狂愛する進平と自らの使命と進平への想いの間で揺れる紗都子の一途で許されぬ愛のかたち。作品名ホタルの嫁入り放送形態TVアニメスケジュール2026年10月9日(金)~全国フジテレビ系“ノイタミナ”にてキャスト桐ヶ谷紗都子:Lynn後藤進平:内山昂輝小川康太郎:伊東健人三枝:津田健次郎紫:天希かのん桐ヶ谷十兵衛:山路和弘桐ヶ谷りえ:七緒はるひ桐ヶ谷美和子:月城日花新渡戸栄進:興津和幸葵:阿部菜摘子スタッフ原作:橘オレコ監督:亀井隆広シリーズ構成・脚本:柿原優子キャラクターデザイン:愛敬由紀子コンセプトアート:ソエジマヤスフミサブキャラクターデザイン:みき尾プロップデザイン:ヒラタリョウ 鼓山キョウヒコ 荒木裕 鷲尾直...

「自由にしてあげる」その優しい声は反則……!

前回のラストから続いて、第4話は新渡戸栄進(CV:興津和幸)との一件からスタート。撃たれた傷口を押さえて「痛くて死にそうだ」と口にする進平の表情には、思わず恐れ慄いてしまいました。

しかし、銃に穴だらけにされようが必ず助けるとこぼす“夫”の進平。そして「全部、ぜーんぶ紗都子のため!」と笑顔を見せます。いやいや画面はキラキラしてるけど怖いものは怖いから!

飛び膝蹴りで一発KOの相手に対して容赦なく暴力をふるう進平を止めようと、紗都子が行灯でぶん殴ったのも驚き。そんな紗都子に「痛いよぉ」「(血が出たおでこを)拭いてぇ」と甘える進平を見て「なんだ、このジェットコースターのような切り替えは……」という気持ちになりました。

さらに紗都子から「あなたのすることって過剰」と叱られれば「なんか想像していた展開と違うな」としょんぼり。もしや、あの行動で好きになってもらえると本気で思ってたの……?

そんな進平ですが、紗都子の傷跡をめぐるやり取りではふとした優しさもありました。傷跡を知られて身構える紗都子でしたが、進平はまったく気にするそぶりを見せず、それどころか、自分の傷と比べたら気にならないと話します。

そんな飾らない反応だからこそ、紗都子も自分をさらけ出せたのかもしれません。傷跡を自分の勲章だと見せる紗都子の表情もよかったですよね。「でも数は俺のほうが多いよ」と張り合ってくるのも、なんだか進平らしいです。

そして、今回何よりも印象に残ったのが、進平が部屋に放ったホタルの場面。体調を崩し、3日間も眠り続けていた紗都子。幼いころから病弱で自由に外へ出られなかった彼女のため、進平は部屋を飛び出し、ホタルを手に戻ってきます。第2話に続き、ここでもホタルが象徴的に描かれました。

「これで中も外も一緒だ」「どこにいたって俺が紗都子を自由にしてあげる」と告げる進平の声がたまらなくいい……! くるくると表情を変える進平ですが、こんなに柔らかく包み込むような声も持っているんです。本当に内山さんの進平って沼が深い!

そして進平の言葉は、今の紗都子だけでなく、かつて部屋の中で外の世界に憧れていた幼い紗都子まで自由にしてくれたようにも感じられました。だからこそ「限られた命だから」とホタルを窓の外に逃がす紗都子の姿にもグッとくる……! もう大丈夫だよ、と幼いころの自分に語りかけているようにも見えました。

進平の過去に向き合う紗都子がかっこいい!

その後、島を出たあとの未来を楽しそうに語る進平が明かしたのは自分の壮絶な過去。それをまるで何でもないことのように話し「かわいそうだと思ったら慰めて欲しい」と、冗談めかした態度まで見せました。

そんな彼に対して島から逃げたい自分をごまかしてきたのでは、と踏み込む紗都子。そして「私と一緒にここを出て自由になりましょう」という言葉が。ここでそれを言える紗都子って、本当に強い……! 進平が紗都子を自由にしたいと願うように、紗都子もまた進平に自由になってほしいと願う。タイトルの「自由にしてあげる」がより深く胸に響く場面でした。

進平の余計な一言に揺れる紗都子

ケガを負ってまでそばにいてくれる進平の役に立ちたいと考え始めている紗都子の気持ちを見透かしたかのように、ぎゅっと抱きしめて「そばにいてくれるだけで幸せ」だと伝える進平。ときどき驚くほど的確な言葉を届けてくれるのがまたズルいです。

ところが……このあと進平がやらかしちゃいます。

紗都子を抱き上げて「今までの子の中で一番軽い」。さらに「私のどこが好きなんですか」という問いかけに「一番は、俺を受け入れてくれたところかな」と答える……それはいかがなものなんだ!

もちろん、彼にとっては正直な気持ちなんでしょう。でも言葉を額面どおりに受け取るなら、受け入れてくれるなら紗都子じゃなくてもいいわけで! とはいえ、進平の言葉にイラッとした紗都子も「殺し屋であるあなたに愛なんて分かるんですか」と進平にとっての地雷を踏み抜いてしまうんですけどね。せっかくいい雰囲気になったと思ったのに!

その後、ふて寝する紗都子に「俺、気に障ること言った?」と機嫌を取る進平。さらに「俺たち結婚するよね?」という問いに、紗都子が黙ったままでいると「結婚しないの?」「約束破るなら……」と豹変。またしてもヤンデレホラー展開……と思いきや、紗都子に部屋からさくっと追い出されてしまいました。この切り返しも最高です。進平が不穏な空気を漂わせても紗都子が一蹴してしまう。二人の主導権争いは意外といい勝負です。

そして翌朝。進平から10日後に天女島を脱出できるという知らせが。昨夜のやり取りがなかったかのように接する進平に謝ろうと決める紗都子。ところが、ほかの遊女たちに囲まれている進平を目撃してしまいます。このときの紗都子の目もめっちゃ怖かったですね。進平だけでなく紗都子もホラーになるんだ……。

しかも進平には紫(ゆかり/CV:天希かのん)というひいきにしている遊女がいることも判明。進平の言動に一喜一憂するようになってしまった挙句、ほかの女性の影にヤキモキするなんて! この変化にはついニヤニヤしてしまいます。惹かれるの分かるよ、紗都子! 

船が出る10日後まで遊女屋「いせ吉」で過ごすことになった二人。紗都子の指南役となった葵(あおい/CV:阿部菜摘子)も気になるところです!

【文:吉田光枝】

ちょいたし|第4話「傍に居たい」

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『ホタルの嫁入り』作品情報

ホタルの嫁入り

あらすじ

愛が重すぎる殺し屋×余命わずかな令嬢の狂愛ストーリー
女は家の財産とされた時代――

名家に生まれ美貌に恵まれるも、余命わずかと言われている伯爵家の令嬢・桐ヶ谷紗都子。
そんな彼女の夢は名家に嫁ぎ、父の誇りになること。
しかしある夜、何者かの企てによって連れ去られてしまう。

絶体絶命の場面に居合わせた殺し屋・後藤進平に
「私たち結婚しましょう。私と一緒になれば全てが手に入ります。」
と咄嗟の嘘をつく紗都子。

「運命の相手だ」と紗都子を狂愛する進平と
自らの使命と進平への想いの間で揺れる紗都子の
一途で許されぬ愛のかたち。

キャスト

桐ヶ谷紗都子:Lynn
後藤進平:内山昂輝
小川康太郎:伊東健人
三枝:津田健次郎
紫:天希かのん
桐ヶ谷十兵衛:山路和弘
桐ヶ谷りえ:七緒はるひ
桐ヶ谷美和子:月城日花
新渡戸栄進:興津和幸
葵:阿部菜摘子

(C)︎橘オレコ/小学館/アニメ「ホタルの嫁入り」製作委員会
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